12月24日(土)
遅めに起きて朝風呂に入り、朝うどんを食べて一日が始まった。風呂敷残業もあったが、まあいいかということにして、夏に録画していた「NHKスペシャル 戦慄の記録 インパール」を観る。初回放送は2017年なので5年前。今はDVDが販売されている。
「川幅600mにも及ぶ大河と2000m級の山々が連なるインドとミャンマーの国境地帯。今から73年前、日本軍はこの国境地帯を越えインドにあったイギリス軍の拠点「インパール」の攻略を目指した。しかし、誰一人としてその地を踏むことができず3万とも言われる将兵が命を落とした。歴史的敗北を喫した戦場で何があったのか。新資料と新証言でその全貌に迫る」
機関紙出版では2年前にこのインパール作戦を下級兵士の目線で描いた小説『分隊長殿、チンドウィン河が見えます』を出版した。著者の柳田文男さんは子どもの時に、インパール作戦から引き揚げてきた人の話を聞き、1995年に軍政下のビルマ(ミャンマー)に入りインパールに向けて「白骨街道」を取材してこの本を書き上げた。日本軍が行った侵略戦争の愚かさを象徴するインパール作戦について知れば知るほど、その光景がまさに今現在日本の政治の拙と重なって見えてくる。
夕方は大阪市内へ行き、なかなかいい感じのお店で楽しい時間を過ごす。