■少年団の忘れもの
クリスマス3連休の初日22日は雨。4時前、少年団の合宿に出かける次男と三男ほか子どもたち8人を乗せ、北千里の吹田野外活動センターに向かう。体育館手前で降ろし、次の予定である妻が園長をしている「なかよしわんぱく保育園」の「支える会」の忘年会出席のため帰路を急ぐ。逆方向は岸辺北からトンネルくぐって吹田の旭通付近まで大渋滞している。相当の渋滞である。家に帰ると二男から電話。肝試しに使う道具を忘れたので届けてくれという。先ほど家を出る時に「忘れ物はない」と自分で口にしておきながらこれである。この渋滞では時間がかかるので阪急吹田駅で手渡すことにした。
■ギターを弾きヤギの話に盛り上がる
再び家に帰り、ギターを背負い今度は歩いてJR吹田駅に。茨木で降りて保育園に向かう。忘年会で歌を歌うのでギターを弾きに来いとの指令である。佳境を過ぎつつある忘年会に遅れて出席、何人かを除いては見知らない人たちばかりなので少々緊張気味に席につき、とりあえずビールを飲む。隣の男性に話しかけるとほづみ保育園で保父さん(男性保育士)をしているとのこと。某大学の工学部応用化学科出身とかで、人の人生は簡単には推し量れないのもだと感心する。
あれこれ話をしているうちに歌の時間になる。妻がこのために1日かかって作った歌集が配られる。これも園長の仕事なのだ。ギターを準備、あれこれのリクエストに応えて伴奏を弾いていった。たいていの覚えている曲ならばまあ何とか伴奏程度はこなせるので、自分で言うのもおかしいが便利な人である。
一旦お開き後、居残った古手の保育士、支える会役員さんらに付き合う。話が多方面にわたる中、ほづみ保育園草創期のヤギ(山羊)の話で盛り上がる。
あるとき畜産学部出身の保父さんの提案でヤギを飼うことになった。運動不足にならないように子どもの散歩の時に3匹のヤギも一緒に連れて行った。思っていた以上にヤギの力は強い。若い保母さんたちにとってその世話は想像以上だったらしく、手から離れて逃げて行ったヤギ。子どもに突進すると大変なことになる。子どもの前に立ちはだかる保母。そしてヤギを追いかける保母。散歩どころではなかった。
餌は毎日与えなければならない。休みの日も交替で餌を与えるために出勤した。自宅の近くを流れる安威川の土手で、ああ、私何してんのやろ? と自問しながらヤギに与える草を刈っていた日もあった。
また、保育園の横を警察の装甲車のような車が通ったある日のこと。何があったんやろう? と思っていると茨木警察署から電話がかかってきた。「お宅でヤギを飼っていますか?」「ハイ、飼っています」「今から引き取りに来てもらえますか?」「ええ?」…。誰かが近くの弁天さんにヤギの散歩に行き、木に結んでいたロープがほどけてヤギが逃げてしまったようで、近所の人が警察に通報、ヤギの捕り物で大騒ぎになっていたのだ…。
12時頃、酔いつぶれる人も出てきたので最終お開きになった。
■カニとライブ
23日午前、注文していた蟹が届いた。冷凍の生ズワイガニ6キロである。これでなんと送料無料で11280円。激安の蟹である。大きさは5Lサイズ。太い。日本海方面へ食べに行く時間もお金もないので、ここ毎年蟹はネットオークションで買っている。これがどれも量がありとにかく安い。今回はオークションはやめて特売品を買ってみた。ロシア近辺の海で採れたものだが、山陰で採れようとロシアで採れようと蟹は蟹である。海底続きなのだ。普通に市販されているものや新聞広告、あるいはテレビ・ラジオショッピングのものより断然安い。別にこのお店の回し者ではないが、お勧めします。大阪市福島区の大阪市中央市場内にある問屋さんです。詳しくはこちらをご覧あれ!
午後、心斎橋のヒューマン学園のホールに行く。近所の知り合いの娘がライブに出演するのでお誘いを受けていたのだ。高校2年生の女子アコギユニット。バンド名は「Chocoチップメロンパン」。「ゆず」の女の子版といった感じか。梅田阪神まで路上ライブをいつもしている。詳しくはこちら。