「笑ってもいいとも!感謝の超特大号」。レギュラーが一人づつタモリにお礼の言葉を述べていく。爆笑の大田の話が秀逸だった。「この前、安倍首相が来たけど、タモリさんはなんかつまらなさそうだった。だってSPがお客さんたちを睨んでいたからね。おい、国よ、バラエティを舐めんじゃないよ!」
ついでに言うなら、多くのお笑いタレントがこの番組に出演し、育ってきた。こういう時代の下での番組終了に何か意図があるのかは知らないけれど、一人でも多く、政治や権力を滑稽に笑い飛ばす才能が生まれてきたならば、もっと幅広い国民的番組になってたんじゃないかと思う。まあ、無理なことかもね。
「世界で企業が一番活躍しやすい国」にするための消費税アップが今日から始まった! 増税は社会保障には回らない。そんなことは嘘っぱち。大企業はさらなる法人税減税を要求し、国土強靭化政策で巨大公共事業に税金が大盤振る舞いされ、そして今後5年間で24兆6700億円の軍事費が使われる。
その軍事費は、海外で事業を展開する日本のグローバル企業が安全に「活躍」できるためのボディガード的役割を日米が共同で果たすために必要だとしてつぎ込まれることになる。庶民を犠牲にしてグローバル(=大)企業の利益のための消費税アップという側面もあるのだろう。
平均的サラリーマン世帯で年間10万円の負担増。ちなみにわが小遣いの2カ月分以上が吹っ飛ぶことになる!!!(はあ、マジっすかあ?)今でさえ、年収200万円以下の貧困層が1090万人、貯蓄無し世帯が31%の現実の前に、この追い打ちは余りにも酷すぎる。
消費税アップは景気を大失速させる。GDPが8兆円程度減少する見込み(週刊「エコノミスト」4月1日)。この8兆円の中にはもちろん書籍の購入控えなどもはいっているのだろう…。切実にまずい状況がこれから展開されていきます。