監督 ビル・コンドン
出演 ジェイミー・フォックス
ビヨンセ・ノウルズ
エディ・マーフィ
いつも私が映画へ行くのは大阪市内のミナミ付近が多いんですが、久々に北は梅田あたりにでも行ったろかいな?
と、たわいない理由で「ドリームガールズ」を見に梅田では今や一番古い劇場になってしまった三番街シネマへ足を運んだ。
JR環状線の大阪駅で下りたら大阪駅のホームにナタリー・ポートマン似(ちょい言い過ぎか?)の美人の外国人の女性が居てついつい見とれてボ~と歩いてたら・・・全然見当違いの場所に出てもた・・・映画館と方向反対やがな・・・急いで巨大な大阪駅のコンコースを半周してギリギリ三番街シネマに到着!
ここがオープンしたのは私が小学生の頃だからもう30年ぐらい前か・・・当時じゃオシャレな映画館が出来たと思ったもんでしたがね。
当時から三番街ってとこは特別洒落たイメージがありましたね~
劇場が2館あって(今3館)オープニングはたしか「愛人関係」と「エアポート75」「007/黄金銃を持つ男」の2本立てだったな・・・ま、そんなことを思いだしながら館内に入るとシートとかは綺麗になってるけど天井が低い!
このへんは作りが昔の映画館やね~ ま、ビルの中だから仕方ないんでしょうがね~
この「ドリームガールズ」は元々はブロードウェイミュージカルって事で歌や踊りがふんだんに出てくる映画ですが、何と言ってもアカデミー最優秀助演女優賞を取ったジェニファー・ハドソンが注目でしたが、芝居と言うより歌唱力が印象に残りますね。
ビヨンセを向こうに回しての歌のシーンも堂々たるものでしたね。
(あらすじ)
エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。
売れないコーラスグループだった3人がマネージャーのカーティスに見出され成功していく物語・・・と簡単に言えばそれだけの話なんだけど、主人公のエフィー、ディーナ、ローレルの3人を中心にマネージャーのカーティス、3人がバックコーラスを務めた大スターのジェームス・アーリー(エディ・マーフィがJBよろしく好演!)作曲家のCCなど、彼女らを取り巻く様々な人々がドリームスに関わることで人生が変わっていく様が音楽業界のサイドストーリー的に描かれてそちらに興味を惹かれて見てしまいました。
歌唱力のあるエフィーをリードボーカルにしていたけど、やはりTVを意識するとビジュアルを重視してビヨンセ演ずるディーナを中心にそえる・・・ここらあたりは業界ではよくあるんでしょうが、生々しい現実ですね。
勿論、プロとしてのプロデューサーやマネージャーとすれば当然の判断なんですけどね。
それがきっかけでこの映画の人間模様が大きく動いていくことになります。
最初は辛抱していたエフィーもある事がきっかけで、カーティスと愛していながらも別れてドリームスからも去っていく・・・やがてカーティスとディーナがいい中になって行き、同時にドリームスもどんどんスター街道をまっしぐらで、大成功していく・・・一方では辞めたエフィーはカーティスとの子供を育てながら場末のバーのステージでその歌唱力を生かしてひっそりと歌っている(そんな彼女をマネージメントしたのがかつてはカーティスの成功の影で落ち目になったマネージャー(ダニー・グローバーが久々に登場)という皮肉なこと)
音楽の世界を舞台に成功するものと落ちていく者のコントラストが様々な形で見せてくれます。
大スターの悲惨な幕切れもこの世界の頂点を見た{天国}と転落後の{地獄}の落差の恐さを感じますね。
また「♪ワンナイトオンリー」の曲を巡っての曲の権利云々のエピソードも「ありそうやな~」と思ってしまった。
ちなみに途中からビヨンセがダイアナ・ロスそっくりに見えてきた・・・
生々しいショービジネスの光と影と闇のコントラストの中の人間模様をビヨンセを初めとする多彩なキャストによる様々な歌に乗せて展開する130分で結構見応えありました。が、ラストはそれぞれの人物を一同に集結させて爽やかに締めくくるあたりは・・・今までの色々な確執が何か一気にとっぱられた感じで、それまでの展開の割りには妙に後味良すぎる印象・・・ま、ここらはさすがアメリカ映画やね!?
★★★★★ 2007.3.9(金) 三番街シネマ3 9:00 N-12
出演 ジェイミー・フォックス
ビヨンセ・ノウルズ
エディ・マーフィ
いつも私が映画へ行くのは大阪市内のミナミ付近が多いんですが、久々に北は梅田あたりにでも行ったろかいな?
と、たわいない理由で「ドリームガールズ」を見に梅田では今や一番古い劇場になってしまった三番街シネマへ足を運んだ。
JR環状線の大阪駅で下りたら大阪駅のホームにナタリー・ポートマン似(ちょい言い過ぎか?)の美人の外国人の女性が居てついつい見とれてボ~と歩いてたら・・・全然見当違いの場所に出てもた・・・映画館と方向反対やがな・・・急いで巨大な大阪駅のコンコースを半周してギリギリ三番街シネマに到着!
ここがオープンしたのは私が小学生の頃だからもう30年ぐらい前か・・・当時じゃオシャレな映画館が出来たと思ったもんでしたがね。
当時から三番街ってとこは特別洒落たイメージがありましたね~
劇場が2館あって(今3館)オープニングはたしか「愛人関係」と「エアポート75」「007/黄金銃を持つ男」の2本立てだったな・・・ま、そんなことを思いだしながら館内に入るとシートとかは綺麗になってるけど天井が低い!
このへんは作りが昔の映画館やね~ ま、ビルの中だから仕方ないんでしょうがね~
この「ドリームガールズ」は元々はブロードウェイミュージカルって事で歌や踊りがふんだんに出てくる映画ですが、何と言ってもアカデミー最優秀助演女優賞を取ったジェニファー・ハドソンが注目でしたが、芝居と言うより歌唱力が印象に残りますね。
ビヨンセを向こうに回しての歌のシーンも堂々たるものでしたね。
(あらすじ)
エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。
売れないコーラスグループだった3人がマネージャーのカーティスに見出され成功していく物語・・・と簡単に言えばそれだけの話なんだけど、主人公のエフィー、ディーナ、ローレルの3人を中心にマネージャーのカーティス、3人がバックコーラスを務めた大スターのジェームス・アーリー(エディ・マーフィがJBよろしく好演!)作曲家のCCなど、彼女らを取り巻く様々な人々がドリームスに関わることで人生が変わっていく様が音楽業界のサイドストーリー的に描かれてそちらに興味を惹かれて見てしまいました。
歌唱力のあるエフィーをリードボーカルにしていたけど、やはりTVを意識するとビジュアルを重視してビヨンセ演ずるディーナを中心にそえる・・・ここらあたりは業界ではよくあるんでしょうが、生々しい現実ですね。
勿論、プロとしてのプロデューサーやマネージャーとすれば当然の判断なんですけどね。
それがきっかけでこの映画の人間模様が大きく動いていくことになります。
最初は辛抱していたエフィーもある事がきっかけで、カーティスと愛していながらも別れてドリームスからも去っていく・・・やがてカーティスとディーナがいい中になって行き、同時にドリームスもどんどんスター街道をまっしぐらで、大成功していく・・・一方では辞めたエフィーはカーティスとの子供を育てながら場末のバーのステージでその歌唱力を生かしてひっそりと歌っている(そんな彼女をマネージメントしたのがかつてはカーティスの成功の影で落ち目になったマネージャー(ダニー・グローバーが久々に登場)という皮肉なこと)
音楽の世界を舞台に成功するものと落ちていく者のコントラストが様々な形で見せてくれます。
大スターの悲惨な幕切れもこの世界の頂点を見た{天国}と転落後の{地獄}の落差の恐さを感じますね。
また「♪ワンナイトオンリー」の曲を巡っての曲の権利云々のエピソードも「ありそうやな~」と思ってしまった。
ちなみに途中からビヨンセがダイアナ・ロスそっくりに見えてきた・・・
生々しいショービジネスの光と影と闇のコントラストの中の人間模様をビヨンセを初めとする多彩なキャストによる様々な歌に乗せて展開する130分で結構見応えありました。が、ラストはそれぞれの人物を一同に集結させて爽やかに締めくくるあたりは・・・今までの色々な確執が何か一気にとっぱられた感じで、それまでの展開の割りには妙に後味良すぎる印象・・・ま、ここらはさすがアメリカ映画やね!?
★★★★★ 2007.3.9(金) 三番街シネマ3 9:00 N-12