監督 澤井信一郎
出演 反町隆史
菊川怜
若村麻由美
「ゴーストライダー」に続いてこの日2本目の作品は「男たちの大和/YAMATO」から1年チョイたち、復活を遂げた角川春樹製作の超大作映画第2弾。
今回はモンゴルの英雄チンギス・ハーンの生涯を描いた歴史大作です。
不思議とこの映画はあまり見にいきたいと思わなかったんですね。
それはやはりチンギス・ハーンという存在がイマイチ私の中でピンと来ないせいもあるんですが、それと角川春樹2匹目のドジョウ狙いがアリアリと感じたせいもあったかも?(大体2匹目のドジョウは失敗するもんね)
♪ジン、ジン、ジンギスカ~ン へ~ララへ~ララ・・・と70年代に流行ったディスコソングぐらいしかイメージがないチンギス・ハーンの生涯どんなもんかいな?
ある意味興味を持っての鑑賞となりましたが・・・
(あらすじ)
モンゴル部族の長であるイェスゲイ(保阪尚希)と妻ホエルン(若村麻由美)の間に、男の子が生まれテムジンと名づけられた。後にチンギス・ハーン(反町隆史)となるその子どもは、鋭い眼差しの持ち主で、手には赤い斑点(はんてん)がついていた。部族間の対立が激しさを増す中、テムジンは“蒼き狼”の血を受け継ぐ者としてたくましく成長していった。
モンゴルの話なのに全て日本語という部分は日本映画で日本人が演じてるんだから仕方ないとして、日本映画としては巨大なスケールで描かれてるとは思うけど何故か凄い!・・・と感じないな~
正直あまり目新しい場面もなく、合戦のシーンも俯瞰から捉えた群集が左右から激突していくカットも「天と地と」を思わすようで思わず「角川はこの図柄好きやな・・・」思ってしまったぞ。
また主役の反町隆史の力んだセリフ廻しと芝居に辟易してしまう・・・津川雅彦や松方弘樹(死に様はまさにヤクザ映画風!)など、どう見てもモンゴル人とは程遠い濃い~キャスティング等どうも自然にチンギス・ハーンの世界には入って行けなかったです。
大きな見せ場である即位式のシーンでは27000人のエキストラを使いノーCGでスケール大きく撮影と聞いていたんで期待してました。
たしかに大勢のエキストラを前にしての場面でしたが、画面に映りこんでるのは似たようなカットで群集の一部分しか見せず、中々群集の全貌を見せないな~とおもってたら最後にやっと画面を引いた即位式全体の映像が・・・やっぱりCG使かっとるやんけ!
広大なモンゴルの平原が舞台のドラマだが、どれもこれも同じ風景ばかりなのは仕方ないのかな~?(大平原なんだから仕方ないか・・・)
スケール大きいけど変わり映えしない場面ばかりなのも残念ですね。
それに角川春樹の一押し女優Araさん・・・途中から不自然なくらい綺麗な顔で登場し、ここらでリアル感が吹っ飛びましたね。
以降の色んなシーンで出てきますが、どれもこれも必然性のない場面で故意に売り出す為の出番としか思えなかったですね。
泣かせどころの松山ケンイチとの親子愛はもっと情感深く描かれるのかと思ったけど、意外とサラッと流された感じでしたね。
上映終了後に館内からロビーに出た時にトイレに行こうとしたら一瞬方向が判らなくなってしまい他人とぶつかってしまった・・・やはり2時間以上も広大な風景を見せられたせいかな・・・(笑)
★★ 2007.3.15(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 19:20 G-9
出演 反町隆史
菊川怜
若村麻由美
「ゴーストライダー」に続いてこの日2本目の作品は「男たちの大和/YAMATO」から1年チョイたち、復活を遂げた角川春樹製作の超大作映画第2弾。
今回はモンゴルの英雄チンギス・ハーンの生涯を描いた歴史大作です。
不思議とこの映画はあまり見にいきたいと思わなかったんですね。
それはやはりチンギス・ハーンという存在がイマイチ私の中でピンと来ないせいもあるんですが、それと角川春樹2匹目のドジョウ狙いがアリアリと感じたせいもあったかも?(大体2匹目のドジョウは失敗するもんね)
♪ジン、ジン、ジンギスカ~ン へ~ララへ~ララ・・・と70年代に流行ったディスコソングぐらいしかイメージがないチンギス・ハーンの生涯どんなもんかいな?
ある意味興味を持っての鑑賞となりましたが・・・
(あらすじ)
モンゴル部族の長であるイェスゲイ(保阪尚希)と妻ホエルン(若村麻由美)の間に、男の子が生まれテムジンと名づけられた。後にチンギス・ハーン(反町隆史)となるその子どもは、鋭い眼差しの持ち主で、手には赤い斑点(はんてん)がついていた。部族間の対立が激しさを増す中、テムジンは“蒼き狼”の血を受け継ぐ者としてたくましく成長していった。
モンゴルの話なのに全て日本語という部分は日本映画で日本人が演じてるんだから仕方ないとして、日本映画としては巨大なスケールで描かれてるとは思うけど何故か凄い!・・・と感じないな~
正直あまり目新しい場面もなく、合戦のシーンも俯瞰から捉えた群集が左右から激突していくカットも「天と地と」を思わすようで思わず「角川はこの図柄好きやな・・・」思ってしまったぞ。
また主役の反町隆史の力んだセリフ廻しと芝居に辟易してしまう・・・津川雅彦や松方弘樹(死に様はまさにヤクザ映画風!)など、どう見てもモンゴル人とは程遠い濃い~キャスティング等どうも自然にチンギス・ハーンの世界には入って行けなかったです。
大きな見せ場である即位式のシーンでは27000人のエキストラを使いノーCGでスケール大きく撮影と聞いていたんで期待してました。
たしかに大勢のエキストラを前にしての場面でしたが、画面に映りこんでるのは似たようなカットで群集の一部分しか見せず、中々群集の全貌を見せないな~とおもってたら最後にやっと画面を引いた即位式全体の映像が・・・やっぱりCG使かっとるやんけ!
広大なモンゴルの平原が舞台のドラマだが、どれもこれも同じ風景ばかりなのは仕方ないのかな~?(大平原なんだから仕方ないか・・・)
スケール大きいけど変わり映えしない場面ばかりなのも残念ですね。
それに角川春樹の一押し女優Araさん・・・途中から不自然なくらい綺麗な顔で登場し、ここらでリアル感が吹っ飛びましたね。
以降の色んなシーンで出てきますが、どれもこれも必然性のない場面で故意に売り出す為の出番としか思えなかったですね。
泣かせどころの松山ケンイチとの親子愛はもっと情感深く描かれるのかと思ったけど、意外とサラッと流された感じでしたね。
上映終了後に館内からロビーに出た時にトイレに行こうとしたら一瞬方向が判らなくなってしまい他人とぶつかってしまった・・・やはり2時間以上も広大な風景を見せられたせいかな・・・(笑)
★★ 2007.3.15(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 19:20 G-9