監督 マット・リーヴス
出演 マイケル・スタール=デヴィッド
マイク・ヴォーゲル
オデット・ユーストマン
何かと話題の映画を見に深夜のMOVIX堺へ・・・その映画というのが「クローバーフィールド/HAKAISHA」。
宣伝では作品の内容が伏せられていて、自由の女神の首が吹き飛んでくるという衝撃的な予告編が評判を呼んでか、珍しくこの時間にしては場内結構埋まってます。
さすが若い方々多いようですね~ カップルが目立ちます。
デートムービーにはうってつけの映画ではありますが、この映画は手持ちカメラによるホームビデオで撮られたように作られた作品なのでほとんど画面が揺れまくるために車酔いに似た症状が起こるかも・・・?(昔、「ポールポジション」というF1レースのドキュメント映画で、オンボードカメラによるレーサー目線の映像に酔ったことあるな・・・)
(あらすじ)
あらすじ: とあるニューヨークの夜、日本への転属が決まり、赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。
そのパーティーの最中、突然、とてつもない爆音が聞こえ彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受けたかのようにニューヨークの街がパニックに陥っていた・・・
全編ホームビデオによる手持ちカメラ映像で、それは冒頭のパーティシーンからラストまで一気に続いて行くんですが、このくどいまでに長いパーティのシーンは登場人物の紹介も兼ねて、その後の展開の前フリになってます。
一見ダラダラした印象のこのパーティシーンだが、くどくどと描くことにより、平和な日常から突然恐怖のどん底に陥れられる・・・という場面転換の変わり身の効果が出ています。
屋上からビルが爆発倒壊していくのを目撃し、パニックとなり逃げ惑うところも手ブレ映像により更に混乱振りが伝わってきます。
でも、素人が撮ってる割にはあまりにもカメラ固執しすぎるきらいはあるなぁ~従軍カメラマンやマスコミじゃないんやから・・・
こう言う映像を見ると思い出すのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」ですね。
あれはブレアの魔女の伝説を取材に行った学生たちが残したホームビデオの映像が映画となってたが、どちらかと言うとあちらの方が素人っぽい感じは出てね。
ただ、その分非常に退屈な場面が多かったけどね・・・この「クローバーフィールド/HAKAISHA」は素人のホームビデオの映像という設定だが、中で写ってる人物たちの会話は普通の映画のように芝居がかかっていて、素人っぽいリアルさに欠けるものの、その分劇映画としては退屈せず一気に見れました。
ネタバレ警報発令!(見に行く予定の人は見ないでね)
予告で再三出てくる自由の女神の首(周りの人の大きさと比較したらやや小さいように思ったが・・・)が飛んでくる場面や、ビルの崩壊、軍隊の攻撃の中をかいくぐって逃げ惑う場面等はさすが臨場感がある。
製作者ののJ・J・エイブラムスが「ゴジラ」の影響を受けたとあって、市民レベルから見た怪獣映画としては実にアイディアとしては面白いし、何故怪獣が出てきたのか?とかその後怪獣はどうなったのか?など通常の映画なら押さえられるべき所がまったく無視され、ひたすら訳わからぬまま終わってしまうのも市民レベルの目線ならでは・・・
ただ途中出てくる小型エイリアン見たいなのはあまりにも映画的すぎて要らんね~
巨大モンスター1本で勝負して欲しかったと個人的には思いますがね。
また途中で彼女を助けに倒壊したビルに隣のビル越しに侵入するシーンもあまりにも普通の映画的すぎますな~ しかもそんな危険な状況でもキッチリカメラは回してる・・・というよりカメラが壊れず最後まで人間以上に無事ってのが凄いな・・・
☆☆☆☆ 2008.4.5(土) MOVIX堺 シアター12 23:15 I-5
出演 マイケル・スタール=デヴィッド
マイク・ヴォーゲル
オデット・ユーストマン
何かと話題の映画を見に深夜のMOVIX堺へ・・・その映画というのが「クローバーフィールド/HAKAISHA」。
宣伝では作品の内容が伏せられていて、自由の女神の首が吹き飛んでくるという衝撃的な予告編が評判を呼んでか、珍しくこの時間にしては場内結構埋まってます。
さすが若い方々多いようですね~ カップルが目立ちます。
デートムービーにはうってつけの映画ではありますが、この映画は手持ちカメラによるホームビデオで撮られたように作られた作品なのでほとんど画面が揺れまくるために車酔いに似た症状が起こるかも・・・?(昔、「ポールポジション」というF1レースのドキュメント映画で、オンボードカメラによるレーサー目線の映像に酔ったことあるな・・・)
(あらすじ)
あらすじ: とあるニューヨークの夜、日本への転属が決まり、赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。
そのパーティーの最中、突然、とてつもない爆音が聞こえ彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受けたかのようにニューヨークの街がパニックに陥っていた・・・
全編ホームビデオによる手持ちカメラ映像で、それは冒頭のパーティシーンからラストまで一気に続いて行くんですが、このくどいまでに長いパーティのシーンは登場人物の紹介も兼ねて、その後の展開の前フリになってます。
一見ダラダラした印象のこのパーティシーンだが、くどくどと描くことにより、平和な日常から突然恐怖のどん底に陥れられる・・・という場面転換の変わり身の効果が出ています。
屋上からビルが爆発倒壊していくのを目撃し、パニックとなり逃げ惑うところも手ブレ映像により更に混乱振りが伝わってきます。
でも、素人が撮ってる割にはあまりにもカメラ固執しすぎるきらいはあるなぁ~従軍カメラマンやマスコミじゃないんやから・・・
こう言う映像を見ると思い出すのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」ですね。
あれはブレアの魔女の伝説を取材に行った学生たちが残したホームビデオの映像が映画となってたが、どちらかと言うとあちらの方が素人っぽい感じは出てね。
ただ、その分非常に退屈な場面が多かったけどね・・・この「クローバーフィールド/HAKAISHA」は素人のホームビデオの映像という設定だが、中で写ってる人物たちの会話は普通の映画のように芝居がかかっていて、素人っぽいリアルさに欠けるものの、その分劇映画としては退屈せず一気に見れました。
ネタバレ警報発令!(見に行く予定の人は見ないでね)
予告で再三出てくる自由の女神の首(周りの人の大きさと比較したらやや小さいように思ったが・・・)が飛んでくる場面や、ビルの崩壊、軍隊の攻撃の中をかいくぐって逃げ惑う場面等はさすが臨場感がある。
製作者ののJ・J・エイブラムスが「ゴジラ」の影響を受けたとあって、市民レベルから見た怪獣映画としては実にアイディアとしては面白いし、何故怪獣が出てきたのか?とかその後怪獣はどうなったのか?など通常の映画なら押さえられるべき所がまったく無視され、ひたすら訳わからぬまま終わってしまうのも市民レベルの目線ならでは・・・
ただ途中出てくる小型エイリアン見たいなのはあまりにも映画的すぎて要らんね~
巨大モンスター1本で勝負して欲しかったと個人的には思いますがね。
また途中で彼女を助けに倒壊したビルに隣のビル越しに侵入するシーンもあまりにも普通の映画的すぎますな~ しかもそんな危険な状況でもキッチリカメラは回してる・・・というよりカメラが壊れず最後まで人間以上に無事ってのが凄いな・・・
☆☆☆☆ 2008.4.5(土) MOVIX堺 シアター12 23:15 I-5