MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.037 「ザ・フィースト」(2005年 米 86分 シネスコ)

2008-04-30 01:41:59 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジョン・ギャラガー
出演 バルサザール・ゲティ
    ヘンリー・ロリンズ
    ナヴィ・ラワット



今月初の天六での映画鑑賞はまさにこの映画館にふさわしいB級ホラーです。
劇場前に着くと杉本彩のポスターが・・・「阿部定」はどうやらここでするらしな~
杉本彩もすっかり天六ではおなじみになりましたね~

今日は5階のホクテンザ1での鑑賞ですが館内に入るとなんと若い集団が7~8人も座ってるではないか!
ま、普通の映画館では珍しくは無いけど、23時15分開始の上映時間と場所のことを思えばいつもと違う光景です。
大抵は爆睡状態のオッサンばかりやのに映画を見る気満々の若手の集団についつい戸惑いを覚えてしまったよ。

(あらすじ)

常連客で賑わっている広大な荒野のテキサスにあるバーに、突如ショットガンを持った血まみれの男が現れ、バーの封鎖を指示する。
男の正体はわからないが、素早くて残虐な“何か”が迫ってくると叫び、その手には怪物の頭が握られていた。
ほどなくして男が窓際に立った瞬間、窓から伸びた“何か”によって男は殺されてしまう



ウェス・クレイヴンを始め、ベン・アフレック、マット・デイモンと言ったビックネームがプロデューサーに名を連ねてるメジャー作品だけど、実際映画に出てる役者は知らない人ばっかりと言うB級ホラー。

しかし酒場に集まるロクデモない連中をテンポよく紹介し、血まみれの男が酒場に怪物の生首ぶら下げて飛び込んでくる唐突感が強引だけどシュチュエーションムービーらしくていいですね。
アッと言う間に余計な登場人物が怪物に殺され、残った主要メンバーと怪物の白兵戦が展開される。
この展開がまたまたホラー映画の常識パターの裏をかくような展開で面白いですね。
せっかく助かったと思った子供は無残にも怪物に食われたり、脱出するために車を取りに行った奴はそのまま自分だけ逃げてしまったり・・・知らない役者ばかりなので誰が生き残るかわからないサバイバルな感じは結構面白い。
でも正直言って途中中だるみがあるのが残念やね~ 酔っ払いVS怪物軍団(家族?)の攻防がテンポよく描かれてだけに残念でした。



出てくる怪物は暗くでややわかりにくいけど、エイリアン+デットリースポーン見たいな造形で昨今のCGモンスターと違い、着ぐるみ感100%のアナログ仕様がどこか懐かしくもある。
必要以上の血糊の量も80年代のスプラッタームービーっぽいし、またコミカルなまでに残酷なのも笑いとホラーは紙一重を実践しております。



☆☆☆ 2008.4.28(月) ホクテンザ1 23:15 最後列中央