MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.060 「ライフ ―いのちをつなぐ物語―」(2011年 85分 シネスコ)

2011-09-04 00:06:46 | 2011年劇場鑑賞



夏休みも終わりこれからは秋に向けて少しづつ町の風景も変わってきます
そしてどこのシネコンも夏休み映画少しづつ縮小されていき、やがて秋の映画プログラムに変わっていきます
もう正月映画もすくだ・・・
今回もそんな新作映画を続けて3本鑑賞。
その最初の作品がこのドキュメンタリー作品です

(あらすじ)

南極では、天敵から襲われない氷に覆われた海の上を子育ての場に選んだ母アザラシが子育てを開始。
一方、エチオピアのシミエン山地では、骨も溶かす強力な胃液を持っているヒゲワシが、大きいサイズの骨を食べやすくするため、高所から岩場に落として割っている。
そしてケニアの草原では、とても珍しいチーター三兄弟が協力して獲物を狙う・・・



「アース」や「オーシャンズ」に続いての動物ドキュメンタリー作品
毎回息を飲むような美しい映像とどうやって撮影したの?と思ってしまう生き物たちの生態を見せてくれてます
今回もハイスピードカメラなどを使い動物のすぐそばまでに近付いてるような至近距離での映像を見せてくれます
特に小さい動物にはこの映像は効果的で、今で見たことのない角度からの動物の生態が見れて興味深いです

今回は動物たちが命をつなぐ様子を見せてくれるんですが、誕生から始まって、家族を守り子供を育て、やがて家族を守る為に、または生きるために戦っていく・・・そんな生き物たちの姿がパートごとに出てきて分かりやすい
でも特殊カメラでの映像は凄いけど全体的に特に珍しい部分がある訳でなく、だんだんこう言う映画も「またか・・・」と言った反応も出てきそうですね
またこう言う映画こそ3Dで公開すれば迫力あっていいと思うんですがね~



ここらで現実的に動物たちを狙う人間たちにスポット当てる映画出てきてもおかしくないのかも?
実際まだ密漁とかもあるし、人間が動物を狩るハンティングのような作品も一つの地球の現実として見せてもいいのかも?
でもそう言う映画はファミリーに向けには向かないだろうし、今の時代では無理でしょうね~(映像でないとそう言う事実を見れないのも現実だが)
昔、TV洋画劇場でまだ規制が無かった時代のゴールデンタイムで生きた牛の首をナタで叩っ切る映像を見てビックリしたもんだ・・・あの時のヤコペッティ監督の「世界残酷物語」のような作品を個人的にはもう一度・・・と思うけど、公開されてもミニシアターのレイトショー止まりってとこですかね



★★★ 2011.9.1(木) TOHOシネマズなんば 本館 スクリーン2 16:50 H-20