MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.066 「ホワイト」(2011年 106分 シネスコ)

2011-09-25 00:29:15 | 2011年劇場鑑賞
監督 キム・ゴック 、キム・ソン
出演 ハム・ウンジョン
   ジン・セヨン
   メイダニ

シネマート心斎橋で会員ポイントデ―という事で2作品を鑑賞です
韓国映画ってことで女性の姿が目立ちます
よく知らないけど人気のあるK-POPグループのT-ARAのメンバーでハム・ウンジョンが主演だそうです
作品上映前にこのハム・ウンジョンさんが日本語でこの映画のPR&ご挨拶の映像が挿入されてました
昔、「プロジェクトA」の劇場初公開時ジャッキーチェンも同様のような映像が出てたのを思い出した

(あらすじ)

ウンジュ(ハム・ウンジョン)は、売れないガールズグループ「ピンクドールズ」のリーダーとして責任を負っていた。
だが、メインボーカルのジェニ(ジン・セヨン)や美ぼうが売りのアラン(チェ・アラ)、ラップとダンス担当のシンジ(メイダニ)ら年下のメンバーは彼女に冷たくあたる。
そんなある日、ウンジュは一本の古いテープを発見し…



久々に見る韓国ホラー映画です
日本版ポスターを見るとあまりホラー映画っぽくないし、せいぜいサスペンス映画タッチにしか見えないけど本国である韓国版ポスターではハム・ウンジョンの目から血が出てたりして、おどろおどろしいポスターになってます
日本の劇場やシネコンに貼るにはちょっとえげつない仕上がり・・・
それにより韓流サスペンスと思って見ると呪怨のようなJホラータッチの作品となっていて意外に思うかも?

日本でも人気のK-POPを題材にした作品で、新進気鋭のアイドルグループに追いやられた落ちぶれたアイドルグループの話で(日本で言えばAKB48とモーニング娘。見たいなもんか?)ある曲がきっかけで一大ブレイクする
その曲のセンターをグループ内で争う姿は昨今のAKB48のジャンケン大会や総選挙と被ってしまって面白い
また普通にセリフの中に整形やスポンサーに夜の接待する場面など出てきて堂々とアイドル界の裏舞台を見せてくれます
ライバルを超越したら嫉妬と妬みや怨みになってしまう女の怖い姿はしっかりホラーでした

 

演出事態は特に目を引くのは無いけし、どこかでやってたパターンがどんどん出てきます
お化けもJホラーでよく見かけるテケテケ風だしね
しかし意外と面白く見れるのはホラーと同様に韓国芸能界の内幕ものとして見れるし、その世界はまさにホラーのごとく恐ろし世界・・・化粧品に毒を混ぜたりするイジメなどは陰湿で下手な残酷シーンよりもゾッとさせられる



★★★ 2011.9.22(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 17:00