MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.031 「88ミニッツ」(2007年 米 107分 シネスコ)

2008-04-02 00:35:38 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジョン・アヴネット
出演 アル・パチーノ
    アリシア・ウィット
    リーリー・ソビエスキー



今月は天六シネ5ビルにはご無沙汰でしたが、今日は久々の天六での深夜興行へ出掛けました。
千日前国際劇場とここは同一グループなので国際劇場の休館により、ここももしや・・・と不安がよぎってたんですが 一応千日前国際劇場のさよなら興行のチラシにはまだまだ存続しそうなコメントがあったんで取りあえずは一安心・・・ここが無くなると辛いな~ ここしか上映しない作品が多々あるだけにね。

そう思ってアル・パチーノ主演の「88ミニッツ」を鑑賞しに5階にあるホクテンザ1へ上がりました。
最近は割と時間通りに映画始まりますが(当たり前だが)気が抜けないので早い目に館内へ 相変わらず爆睡してる人が多い中、いかにも映画見に来た感じの人もいますね~ さすがアル・パチーノやね!

少し早く着いたので席に座ってゆっくり休憩時間に流してる映画音楽を聞きながらくつろいでると 突然左腕がガクッと下がった・・・何と左側の椅子の手摺りがズレたようだ・・・何年か前に下のユウラク座で鑑賞中に椅子の底が抜けた事あったが、前回同様に私は何もしてないよ座ってただけやで~不可抗力やで
深夜は椅子またぎに横になって寝るおじさんが居るから、そんな事で傷んでるやろな

(あらすじ)

FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム(アル・パチーノ)の証言を基に、女性を狙った猟奇殺人犯フォスター(ニール・マクドノー)への死刑が宣告される。
9年後、死刑執行の日が近づく中、フォスターの事件に酷似した連続殺人が発生。フォスター無罪の可能性も浮かび上がり、さらに死刑執行日の朝にジャックの知人が新たな被害者となり……。

アルパチーノ主演作だけになかなか天六らしからぬ作品ですが、正体不明の殺人鬼から88分と言うリアルタイムな死の予告を宣告された主人公が時間と戦いながら犯人を追い詰めて行くんだが、ジャックが過去に有罪になる証言をしたために死刑を宣告された男の過去のいきさつと現在の事件が関わってくるストーリーがテンポよく描かれてます。
またアルパチーノを中心に女優陣が回りを固めてるのが血生臭いドラマの中にも華やかさがありました。
でもラストはやや強引な気がしないでもないないな・・・



☆☆☆ 2008.3.29(土) ホクテンザ1 23:30 4列目端

No.030 「団塊ボーイズ」(2007年 米 99分 シネスコ)

2008-04-01 00:36:19 | 2008年劇場鑑賞
監督 ウォルト・ベッカー
出演 ジョン・トラヴォルタ
    ティム・アレン
    マーティン・ローレンス



さて本日の2本目の作品を見に場所の移動です。
今週(3/31)で」休館の千日前国際劇場での最後の映画鑑賞です。
映画館の前に行くと入場料金が1600円になっていた・・・1800円の正規の料金と思っていただけにやや得した感じ。
しかもJCBカードで更に200円引きで、結局1400円というほぼ前売り料金で見ることができました。

広い館内は休館の寂しさを象徴するかのように寒々とした感じですね。
10人もいないですね~後方は座席がひな壇式になってるので比較的見やすいのでその付近にお客さんが集中してます。
最後はひな壇手前の平面な座席での鑑賞となります・・・



(あらすじ)

実業家のウディ(ジョン・トラヴォルタ)、歯科医のダグ(ティム・アレン)、執筆業に励むボビー(マーティン・ローレンス)、パソコンのスペシャリスト、ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)。閑静な住宅街に暮らす彼らは、実は人生に煮詰まっている状態だった。そこで、彼らは日常を忘れ、愛車のハーレーで旅に出るが・・・

主役4人がとてもいいですね~
期待して見てたけど、ほんと期待通りの作品でした。
いい歳をしたオヤジたちなんだけど、4人揃えば変わらぬ友情と共に童心に戻れてしまうってのがいいですね。
まるで子供のようにはしゃぎながらバイクで走り続ける珍道中はフリチンで川で泳いで家族連れを引かせ、ゲイの警官に絡まれたと思えば極悪暴走族(リーダーはレイ・リオッタ!)にまで絡まれ挙句にダイナーごとぶっ飛ばす!
そしてウィリアム・H・メイシーは町で出会った女と恋仲になっちゃったりする(マリサ・トメイが久々の登板・・・でも歳取ったな~)



そんなジェットコースターのような珍道中を見てるうちにどことなくホンワカとそして熱いものがこみ上げてくるのは年齢的なものか・・・
やれる内に好きな事、やりたい事をやろう・・・そんな思いがあっても現実的に踏み切れないもんだけど、多少の葛藤はあったにせよ、それを実行させた4人のおっさんたちの心意気と勇気は見ていて羨ましいほどですね。

ベタなギャグを所々に挟みながら展開される団塊ボーイズたちの姿は女性よりも男性の方が感じるものがあるでしょうね~
まぁ千日前国際劇場の大スクリーンで見るような感じの派手な大作ではないけど、芸達者な俳優たちによる楽しくて、そして少しセンチメンタルな佳作でした。



☆☆☆☆ 2008.3.27(木) 千日前国際劇場 18:50 1階 スタンド前