恩田陸の作品では以前 「夜のピクニック」を読んだ。
ミステリーやホラーも幅広く書いている作家だ。ブックオフで買った久しぶりの単行本…重たい~寝転がって読みにくいだ。
人は皆、人生の物語を持っているが、芸術家はもっとそうだ。
昔、辻井伸行のコンサートを聴きに行ったことがある。 まだ、若い頃の彼がテレビのインタビューで、「今の夢は、叶うとしたらー」みたいな質問に「一度でいいからお母さんの顔を見たい」と答えていた。それを思い出した。
この小説は、プロのピアニストを目指す人達の物語だ。当然、ドラマがある。恩田は読ませるね。
後半、これでもか〰️と言う演奏の描写が、繰り返され、飽き飽きしそうになったが〰️それでも、
ハードブックを抱え込んで読んでいる自分がいた。