吉村昭の漂流を読んだが、ジョン万次郎の鳥島での生活はさらりとしか描かれていない。しかし、漂流を読んでいるのでその数ヶ月だけで、大冒険であることが理解できた。
しかし、万次郎の鳥島の漂流生活は、彼の波乱万丈の物語のプロローグに過ぎない。
外国人の中での万次郎の冒険と成長は、第2.3巻は捕鯨船の船員としての物語として語られる。
東海岸の学生時代の4~5巻は、ジェフリーアーチャーの小説を思い出させる。
第6ー7と続くのだが、単行本が刊行されたばかり、中古で500円以下で読めるのは、かなり先だ。この点も、ジェフリーアーチャーのクリフトン年代記と同じ。
後は、1年後のお楽しみ。