月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

光るキノコを見に行った2

2009-07-06 19:53:37 | イベント
腹ごしらえも済んだところで、いざ出陣!

懐中電灯、登山靴、虫よけスプレーに、カメラ……めいめい好みの装備に身を包み、車へと乗りこむ。
目的のキノコは車道からしばらく歩いた海沿いの地にあるそうだ。車から降りてわき道へ入ると、それは真っ暗な下り坂。散歩もできるよう、きちんと整備された遊歩道なのだが、それもお日様があってのこと。懐中電灯で足もとを照らしながら、おそるおそる前進する。
ここんとこ晴れ続きでキノコのコンディションとしては相当悪いけど……なんとか撮れるようなのが生えていますように!

歩くこと15分、「この辺にあるはず」の声。みんな一生懸命あたりを見回す。……けど、よーわからん。ホンマにあるんかいなー。するとその時、「あったあった」と誰かの第一声。急いで駆け寄る。
どれどれ、お、スゴイ。ぼんやりとだけど、確かに光ってる。こうしちゃおれん、さっそく撮影向けのキノコを探さなければ。

明かりをつけるとキノコが見えん、明かりを消すと足元が見えん、とにかくそれがじれったい。どうやらキノコの数は多くないようだ。最低でも2本はかたまってないと絵にならない。念入りに探す。
遊歩道沿いは急な斜面になっていて、低い方の斜面からはもう海が近い。ちょうどその海の手前の立ち枯れに数本がまとまっているのを見つけた。よし、これでひとつ試してみるか……



うげっ、激しくブレた。私のカメラは高感度撮影の能力が高くない。ISOは400が限界といったところだ。でも望遠レンズは使いたい。となると、シャッター時間は少なくとも30秒は必要だ。しかしこのキノコ、朽木のうろの中だとか、立ち枯れのてっぺんだとか、三脚をうまく固定できる位置になかなか生えてない。30秒を手持ちで?絶対ムリ。そしてムリを承知がこの結果。

しょうがない、別のをさがそう……

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