キノコ大好きナメクジさん。カタツムリがどちらかと言えば好意的に受け止められているのに対し、殻がないというだけで不快害虫扱いという理不尽。
私のキノコ仲間からは、その偏愛レベルと言ってもいいほどのキノコ嗜好と菌食家としてのキャリアに敬意を表し「ナメ先輩」と呼びならわされている。
もっとも、「先輩」が食べているキノコの種類によっては、少なからず憎悪と殺意もこめられることになるのだが(笑)
ちなみにナメクジにも種類がたくさんあって、この写真のものは、背中の皮膚の下に殻があるタイプのコウラナメクジの仲間だと思われる。下のキノコの種類は。。。わからん(^_^;)
私のキノコ仲間からは、その偏愛レベルと言ってもいいほどのキノコ嗜好と菌食家としてのキャリアに敬意を表し「ナメ先輩」と呼びならわされている。
もっとも、「先輩」が食べているキノコの種類によっては、少なからず憎悪と殺意もこめられることになるのだが(笑)
ちなみにナメクジにも種類がたくさんあって、この写真のものは、背中の皮膚の下に殻があるタイプのコウラナメクジの仲間だと思われる。下のキノコの種類は。。。わからん(^_^;)
しおれ始めるザラエノヒトヨタケ。
生えてから溶けるまでの短い命。このあと、柄を残して傘だけが黒いインクのように液状化し、落ちて地面にしみこむ。
なぜ風で胞子を飛ばすのではなく、溶ける必要があるのか?ハエなどの虫か、あるいは草食動物の脚にへばりついて運ばせる戦略なのかもしれない。
生えてから溶けるまでの短い命。このあと、柄を残して傘だけが黒いインクのように液状化し、落ちて地面にしみこむ。
なぜ風で胞子を飛ばすのではなく、溶ける必要があるのか?ハエなどの虫か、あるいは草食動物の脚にへばりついて運ばせる戦略なのかもしれない。
梅雨入り後の10日間くらいはそれっぽかったけど、6月に入ったら「梅雨?何ですかそれは?」と言わんばかりの陽気。
せめて過去の写真をひっぱり出してキノコ成分を補給しておこう。
梅雨入り前にお世話になるウッドチップに生えたのはヒトヨタケの仲間。たぶんザラエノヒトヨタケ。透き通りそうに薄い傘と糸のように細い足、そして1時間の間にもしおれていく儚さは夢まぼろしのよう。
こんなキノコにカメラを向ける瞬間が私にとって最高の癒やしになる。
せめて過去の写真をひっぱり出してキノコ成分を補給しておこう。
梅雨入り前にお世話になるウッドチップに生えたのはヒトヨタケの仲間。たぶんザラエノヒトヨタケ。透き通りそうに薄い傘と糸のように細い足、そして1時間の間にもしおれていく儚さは夢まぼろしのよう。
こんなキノコにカメラを向ける瞬間が私にとって最高の癒やしになる。
カンゾウタケか大量に採れすぎて食いきれない・・・。
前回フライの成功で味をしめたので、さらに別メニューを試してみよう。
じつはもう一つアイディアがあるのだ。
それは、鉄板とも言える揚げ物料理と同じくらい鉄板と言ってもいい最強食材・チーズだ。
ピザなどで酸味の強いトマトとタッグを組むことも多いチーズならば、酸っぱいカンゾウタケとも必ずやステキなマリアージュを見せてくれるに違いない。
で、何を作ろうかと思案した結果、グラタンを作ることになった。
ただ、本格的にホワイトソースから作るのは面倒だったので、時短レシピから「簡単豆腐グラタン」を採用する。前回のフライでマヨネーズとの相性の良さを確認できたので、ここはマヨネーズの力も借りよう。
はい、まずはカンゾウタケを1センチ厚さでぶつ切りにします。やはりキモい(笑)
これにラップをかけて電子レンジで1分。これで下処理完了。
また、これとは別に好みの食材(玉ねぎ、ジャガイモ、ブロッコリー、ウインナー等)を電子レンジで加熱したあと、適宜、グラタン皿に並べておきます。今回は玉ねぎとゆで卵を採用。
ボールに、水を切った豆腐、味噌とマヨネーズをくわえ、よく混ぜ合わせます。これをグラタン皿の具材の上に流しこみ。具材の量にもよるけど、少ししょっぱいかな?くらいの方がいいかも。
その上にカンゾウタケ、ピザ用チーズの順で乗せて準備完了。
トースターでチーズに程よく焦げ色がつくまで4〜5分加熱します。
できたッス!!カンゾウタケ豆腐グラタン!!
ほら!まともだ!!(見た目は)
さあ食べよう〜♫
例によって赤黒いキノコ肉汁がホワイトなはずのものを赤紫色に染め上げてしまうが、もうそのことは言いますまい。問題は味よ。
うむ!?
あ、かなりうまい!
キノコが予想以上に食材の1つとしてグラタンに馴染んでいてビックリだ。
カンゾウタケの歯ざわりや旨み、風味が生きていて、なおかつ酸味が立ち過ぎず、全体として調和している。
これはカンゾウタケの凄さと言うよりは味噌マヨネーズの功績!?カンゾウタケのようなどうしようもないレベルの個性派食材すら飼いならす。はからずも最強調味料の実力の一端をかいま見る結果となった。
正式なホワイトソースのグラタンに使った場合の結果は未知数だが、豆腐グラタン、少なくともこれは有りだな。合格!
前回フライの成功で味をしめたので、さらに別メニューを試してみよう。
じつはもう一つアイディアがあるのだ。
それは、鉄板とも言える揚げ物料理と同じくらい鉄板と言ってもいい最強食材・チーズだ。
ピザなどで酸味の強いトマトとタッグを組むことも多いチーズならば、酸っぱいカンゾウタケとも必ずやステキなマリアージュを見せてくれるに違いない。
で、何を作ろうかと思案した結果、グラタンを作ることになった。
ただ、本格的にホワイトソースから作るのは面倒だったので、時短レシピから「簡単豆腐グラタン」を採用する。前回のフライでマヨネーズとの相性の良さを確認できたので、ここはマヨネーズの力も借りよう。
はい、まずはカンゾウタケを1センチ厚さでぶつ切りにします。やはりキモい(笑)
これにラップをかけて電子レンジで1分。これで下処理完了。
また、これとは別に好みの食材(玉ねぎ、ジャガイモ、ブロッコリー、ウインナー等)を電子レンジで加熱したあと、適宜、グラタン皿に並べておきます。今回は玉ねぎとゆで卵を採用。
ボールに、水を切った豆腐、味噌とマヨネーズをくわえ、よく混ぜ合わせます。これをグラタン皿の具材の上に流しこみ。具材の量にもよるけど、少ししょっぱいかな?くらいの方がいいかも。
その上にカンゾウタケ、ピザ用チーズの順で乗せて準備完了。
トースターでチーズに程よく焦げ色がつくまで4〜5分加熱します。
できたッス!!カンゾウタケ豆腐グラタン!!
ほら!まともだ!!(見た目は)
さあ食べよう〜♫
例によって赤黒いキノコ肉汁がホワイトなはずのものを赤紫色に染め上げてしまうが、もうそのことは言いますまい。問題は味よ。
うむ!?
あ、かなりうまい!
キノコが予想以上に食材の1つとしてグラタンに馴染んでいてビックリだ。
カンゾウタケの歯ざわりや旨み、風味が生きていて、なおかつ酸味が立ち過ぎず、全体として調和している。
これはカンゾウタケの凄さと言うよりは味噌マヨネーズの功績!?カンゾウタケのようなどうしようもないレベルの個性派食材すら飼いならす。はからずも最強調味料の実力の一端をかいま見る結果となった。
正式なホワイトソースのグラタンに使った場合の結果は未知数だが、豆腐グラタン、少なくともこれは有りだな。合格!
はい、久々の料理コーナーですよ!
キノコのくせに、見た目が肉、そしてなぜか酸っぱい・・・仲間うちでも「マズい」「あの酸っぱさはちょっと・・・」「ムリだわー」などと散々な評価のカンゾウタケの名誉を挽回するため、シーズンが訪れるたびに私が研究を重ねているカンゾウタケ料理。
巷では生で食べられるとのフレコミだが、旨み・歯ざわりが格段にアップする加熱調理には遠く及ばない、というのが私の結論だ。問題はその調理法をどうするか。
これまでソテー、ステーキ、ギョーザ、ヅケなど、いくつか試したが、今回はフライを試してみようと思う。フライと言えば、キノコに限らずハズレのない鉄板中の鉄板。「貧乏人のビーフステーキ」との別名もあるカンゾウタケならば、油との相性もよく、必ずや食卓にふさわしい「貧乏人のビーフカツ」になってくれるであろう。
調理は一般的な方法で。キノコはぶつ切り、衣は厚めがグッド。揚げすぎるとふにゃふにゃになって食べごたえが無くなるので、揚げる時間はほどほどがいい。ジュワー。
できた。赤い汁がにじんで、なんだか内出血を起こしたみたいになってる以外は美味しそうなカツになった。ソースを何にしようか悩ましいところなので、いくつか試してみよう。
おお。やっぱり見た目は肉!赤い肉汁が染み出てくる。
とりあえずウスターソースで食べてみよう。
うむ。美味い。衣のカリッとした歯ざわりとカンゾウタケのブリっとした弾力がうまくマッチしている。また、キノコに欠けているコクを油が補い、さらには旨みを引き立てている。ソースのおかげか、あるいはこのカンゾウタケがたまたまそうなのかも知れないが、酸味はさほど気にならなかった。
マヨネーズやケチャップも試したが、これらも悪くない。旨みをプラスした上に酸味を和らげてくれる。
これを醤油や塩で食べると、酸味が前面に出てくる。カンゾウタケらしい風味を味わえるという意味では、コアなカンゾウタケファンにおすすめだ。個人的にはマヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースがバランスが良いと思った。
カンゾウタケは物によって独特の臭いや苦味が出ることもあるが、フライ調理はそれらもかなり緩和できるように思う。ちょっと成長しすぎて味やニオイにクセが強くなった大きめのカンゾウタケでもおいしく食べられるかもしれない。
結論。カンゾウタケカツ、かなりイケる。
キノコのくせに、見た目が肉、そしてなぜか酸っぱい・・・仲間うちでも「マズい」「あの酸っぱさはちょっと・・・」「ムリだわー」などと散々な評価のカンゾウタケの名誉を挽回するため、シーズンが訪れるたびに私が研究を重ねているカンゾウタケ料理。
巷では生で食べられるとのフレコミだが、旨み・歯ざわりが格段にアップする加熱調理には遠く及ばない、というのが私の結論だ。問題はその調理法をどうするか。
これまでソテー、ステーキ、ギョーザ、ヅケなど、いくつか試したが、今回はフライを試してみようと思う。フライと言えば、キノコに限らずハズレのない鉄板中の鉄板。「貧乏人のビーフステーキ」との別名もあるカンゾウタケならば、油との相性もよく、必ずや食卓にふさわしい「貧乏人のビーフカツ」になってくれるであろう。
調理は一般的な方法で。キノコはぶつ切り、衣は厚めがグッド。揚げすぎるとふにゃふにゃになって食べごたえが無くなるので、揚げる時間はほどほどがいい。ジュワー。
できた。赤い汁がにじんで、なんだか内出血を起こしたみたいになってる以外は美味しそうなカツになった。ソースを何にしようか悩ましいところなので、いくつか試してみよう。
おお。やっぱり見た目は肉!赤い肉汁が染み出てくる。
とりあえずウスターソースで食べてみよう。
うむ。美味い。衣のカリッとした歯ざわりとカンゾウタケのブリっとした弾力がうまくマッチしている。また、キノコに欠けているコクを油が補い、さらには旨みを引き立てている。ソースのおかげか、あるいはこのカンゾウタケがたまたまそうなのかも知れないが、酸味はさほど気にならなかった。
マヨネーズやケチャップも試したが、これらも悪くない。旨みをプラスした上に酸味を和らげてくれる。
これを醤油や塩で食べると、酸味が前面に出てくる。カンゾウタケらしい風味を味わえるという意味では、コアなカンゾウタケファンにおすすめだ。個人的にはマヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースがバランスが良いと思った。
カンゾウタケは物によって独特の臭いや苦味が出ることもあるが、フライ調理はそれらもかなり緩和できるように思う。ちょっと成長しすぎて味やニオイにクセが強くなった大きめのカンゾウタケでもおいしく食べられるかもしれない。
結論。カンゾウタケカツ、かなりイケる。
赤い!すっぱい!キモい!
はい、今年もカンゾウタケですよ!
5月16日っていう異常に早い梅雨入りのせいで、他のキノコに隠れて影がうすくなっちゃったけど、それでも今年はカンゾウタケが大豊作でしたよー!
My 愛するキノコNo.1のカンゾウタケがシイの木からボコボコ出ましたよー!!(歓喜
)
今年のカンゾウタケがまた素晴らしかったのは、写真に撮りやすい場所に生えてくれたこと!
撮影の難しさに悩まされていた今までがウソみたいにベストショット連発。
いやぁ、写真の良し悪しってやっぱりキノコ様次第ってことですなぁ。
ちなみにカンゾウタケは珍しく木の心材(木の真ん中のすでに死んでる部分)を専業に食べるキノコなので、木を弱らせることはなく、元気な木にも生えるのです。でも木を中空にしてしまうので、最終的には強度が保てずに木は倒れて死ぬんですが。
まあ人間にとって迷惑には違いない、という口実で、私も駆除に貢献いたすところであります!(・ω・´)ゞビシッ
はい、今年もカンゾウタケですよ!
5月16日っていう異常に早い梅雨入りのせいで、他のキノコに隠れて影がうすくなっちゃったけど、それでも今年はカンゾウタケが大豊作でしたよー!
My 愛するキノコNo.1のカンゾウタケがシイの木からボコボコ出ましたよー!!(歓喜
)
今年のカンゾウタケがまた素晴らしかったのは、写真に撮りやすい場所に生えてくれたこと!
撮影の難しさに悩まされていた今までがウソみたいにベストショット連発。
いやぁ、写真の良し悪しってやっぱりキノコ様次第ってことですなぁ。
ちなみにカンゾウタケは珍しく木の心材(木の真ん中のすでに死んでる部分)を専業に食べるキノコなので、木を弱らせることはなく、元気な木にも生えるのです。でも木を中空にしてしまうので、最終的には強度が保てずに木は倒れて死ぬんですが。
まあ人間にとって迷惑には違いない、という口実で、私も駆除に貢献いたすところであります!(・ω・´)ゞビシッ