あしぼそあみがさたけ

これまた黒いアミガサタケ。柄が傘に対してやや細め、色も白っぽくて滑らかなのでアシボソアミガサタケの方だろう。トガリさんは柄がこころもち茶色っぽくて表面が粉々してる。

アシボソアミガサタケとトガリアミガサタケ、同じような場所に同じ時期生えてくるし、見分けもけっこう微妙なので、この２種をわける意義はあんまり感じない、って言ったら怒られるかな。

自分はもう「黒モレルさん」とか呼んでいつも誤魔化している。

とがりあみがさたけ

きのこ好きの皆さま、おひさしぶりでございます！

今年に入ってから私事でごたごたしてたのがようやくひと段落、ちらほらとキノコの声も聞こえるようになってきたので、冬眠から覚めたカエルのように目をこすりつつ、のそのそと山へ出かけるのでありました。

実は今年に入って初めてのキノコ探し。せっかくなので、ちょっと遠出をしてキノコ観察会に混ぜてもらいました。天気は絶好。澄んだ山の空気。きのこ仲間との談笑。ああ、ひさしぶりの感触だなぁ。

まあそんなこんなは抜きにして。

春の大本命はやっぱりこれだー！黒モレルさま！

フクジュソウやギフチョウにならぶ春の妖精、キノコ界の「スプリング・エフェメラル」！


ただ口惜しいのは、早春のチョウや山野草はみんな口をそろえて「キレイね～」って言うのに、アミガサタケは「何これ、キモい」って言われること。

ふーんだ、他の人の分も自分が愛でてあげるからいいもんねっ！