アシナガタケ。秋遅くに多い華奢で小さなキノコ。
本当はニオイアシナガタケかもしれないけど、判別するにはすりつぶしてニオイを嗅がなければいけない。
それはちょっと忍びないのでアシナガタケってことにしておく。
本当はニオイアシナガタケかもしれないけど、判別するにはすりつぶしてニオイを嗅がなければいけない。
それはちょっと忍びないのでアシナガタケってことにしておく。
京都府立植物園で開かれている「苔・こけ・コケ展」に出かけてきた。
天気がすごいよくてお散歩日和、園内も紅葉が見ごろを迎えている中で、それはコソッと開催されていた。見よこのコケ空間!
主催は岡山コケの会。実はこの場所、毎年「関西菌類談話会」が開催している「キノコ展」と同じ会場。キノコ展、実は行ったことないんだけどね。
コケ工芸品やらコケ盆栽やらコケ写真やらが勢ぞろい。苔庭でお点前ということで、お抹茶をたててくれる野点席コーナーもあった。
コケはキノコ写真の背景としても絶好のパートナーだし、湿り気大好きとあってキノコ親和性が高い。自分で栽培したり、植えつけてアートに応用したりもできるから、キノコよりもずっと奥が深いかもしれない。癒しとして、ひそかな人気を集めはじめている。
会期は11月24日まで、ってもう終わりやん。お近くの人は散歩がてらにどうぞ。
あっ!キノコめっけ~!
天気がすごいよくてお散歩日和、園内も紅葉が見ごろを迎えている中で、それはコソッと開催されていた。見よこのコケ空間!
主催は岡山コケの会。実はこの場所、毎年「関西菌類談話会」が開催している「キノコ展」と同じ会場。キノコ展、実は行ったことないんだけどね。
コケ工芸品やらコケ盆栽やらコケ写真やらが勢ぞろい。苔庭でお点前ということで、お抹茶をたててくれる野点席コーナーもあった。
コケはキノコ写真の背景としても絶好のパートナーだし、湿り気大好きとあってキノコ親和性が高い。自分で栽培したり、植えつけてアートに応用したりもできるから、キノコよりもずっと奥が深いかもしれない。癒しとして、ひそかな人気を集めはじめている。
会期は11月24日まで、ってもう終わりやん。お近くの人は散歩がてらにどうぞ。
あっ!キノコめっけ~!
(広い意味での)スギタケ。詳しく言えば、スギタケって呼ばれてるけど実はよくわからんキノコ。
スギタケの仲間ではっきりしたササクレのあるキノコは何種類か知られているが、基本的には朽ち木に生えると言われている。メジャー種の中では唯一ツチスギタケが地面から生える(正確には地中の枯れ枝から出る)ことになっているんだけど、写真のスギタケもかなりの確率で地面から出る。旧版の「山渓カラー名鑑 日本のきのこ」でもスギタケが間違えてツチスギタケとして掲載されていたくらいだ。
んー、っていうか、これってホントにスギタケなの?
ということで、いつまでたっても分類がはっきりしないスギタケ類なのであった。
スギタケの仲間ではっきりしたササクレのあるキノコは何種類か知られているが、基本的には朽ち木に生えると言われている。メジャー種の中では唯一ツチスギタケが地面から生える(正確には地中の枯れ枝から出る)ことになっているんだけど、写真のスギタケもかなりの確率で地面から出る。旧版の「山渓カラー名鑑 日本のきのこ」でもスギタケが間違えてツチスギタケとして掲載されていたくらいだ。
んー、っていうか、これってホントにスギタケなの?
ということで、いつまでたっても分類がはっきりしないスギタケ類なのであった。
他のベニタケが夏に多い中で、秋の好きなキノコ・ドクベニタケ。
ベニテンばかりが有名だけど、ドクベニさんだって素敵なんだから!
一回食べてみようとも思ってたんだけど、『日本の毒きのこ』(学研)には≪激しいコレラ様の胃腸系の中毒を起こし、ひどい場合は脱水、アシドーシス、痙攣、ショックなどを起こす≫とか書いてあって、ちょっと怖い。
でもホントかなあ、中毒症例ゼロなんだよなぁ、どういう根拠でこういう記述になってるのかわからん。
まだ冷蔵庫においしいキノコが入ってるし、とりあえず試すのはやめとこ。
ベニテンばかりが有名だけど、ドクベニさんだって素敵なんだから!
一回食べてみようとも思ってたんだけど、『日本の毒きのこ』(学研)には≪激しいコレラ様の胃腸系の中毒を起こし、ひどい場合は脱水、アシドーシス、痙攣、ショックなどを起こす≫とか書いてあって、ちょっと怖い。
でもホントかなあ、中毒症例ゼロなんだよなぁ、どういう根拠でこういう記述になってるのかわからん。
まだ冷蔵庫においしいキノコが入ってるし、とりあえず試すのはやめとこ。
チチアワタケ。ヌメリイグチの劣化版だという解釈はチチアワさんに対して失礼なんだろう、たぶん。
人の手の入った場所にしか生えないというイメージのきのこ。マツのある公園の裸地とか芝生とかが大好きで、山林で見かけることは少ない。
人家の庭とかにも生えて、あんまりありがたみがないからヌメリイグチより格下だと考えてたけど、実際に食べてみたら味は差がない気がする。お腹がゆるくなる度合いもあんまり違わんしな(-_-;)
人の手の入った場所にしか生えないというイメージのきのこ。マツのある公園の裸地とか芝生とかが大好きで、山林で見かけることは少ない。
人家の庭とかにも生えて、あんまりありがたみがないからヌメリイグチより格下だと考えてたけど、実際に食べてみたら味は差がない気がする。お腹がゆるくなる度合いもあんまり違わんしな(-_-;)
動物ついでにこれも。たぶんイタチタケの仲間。
雑木林に菌輪を描くようにして大発生。でも種類不明(-_-;)
すごいクリタケぽい。実はクリタケなんじゃないかと熱い視線をそそいでみたが、やっぱり違った。そもそも朽ち木に生えるクリタケが菌輪を描くわけもなし。イタチタケとクリタケってひそかに似てるって、この時気付いた。
古いの。地面に生えるイタチタケの仲間でこんなに束になるのってあんまり知らないな。ウスベニイタチタケくらい?ていうか本当にイタチタケの仲間なのか不安になってきた。
雑木林に菌輪を描くようにして大発生。でも種類不明(-_-;)
すごいクリタケぽい。実はクリタケなんじゃないかと熱い視線をそそいでみたが、やっぱり違った。そもそも朽ち木に生えるクリタケが菌輪を描くわけもなし。イタチタケとクリタケってひそかに似てるって、この時気付いた。
古いの。地面に生えるイタチタケの仲間でこんなに束になるのってあんまり知らないな。ウスベニイタチタケくらい?ていうか本当にイタチタケの仲間なのか不安になってきた。
写真よくないけど、偶然見つけたことだし、と思って。
イタチ、ムジナに続き、動物キノコシリーズの最後を飾るのはムササビタケ。
イタチタケと同じナヨタケ属。このグループは全般的に群れるものが多いけど、ムササビタケは特に大群をつくる傾向がある。たいていグッサグサになった古い朽ち木の地際のあたりから生えてきて、100本以上、これが朽ち木だけじゃなくて地面にまで広がってたりする。
これのどこがどうムササビなのかはさっぱりわからない。木に登るから?
うん、かわいい名前だからいいや。
イタチ、ムジナに続き、動物キノコシリーズの最後を飾るのはムササビタケ。
イタチタケと同じナヨタケ属。このグループは全般的に群れるものが多いけど、ムササビタケは特に大群をつくる傾向がある。たいていグッサグサになった古い朽ち木の地際のあたりから生えてきて、100本以上、これが朽ち木だけじゃなくて地面にまで広がってたりする。
これのどこがどうムササビなのかはさっぱりわからない。木に登るから?
うん、かわいい名前だからいいや。
友達から「青いキノコをみつけた」との報告が。
この時期に青いキノコと言ったら、間違いない、ルリハツタケだ!
休みがあわなかったので生態写真は断念して、キノコだけ確保してもらった。
後日、採ったキノコを見に行くと、やっぱりルリハツタケだった。まだ小さなキノコが残ってたよ、とのこと。場所を教えてもらって確認しに行った。
あった!全然生長してないけど!
直径たったの1センチ、でもこのマーブル模様は間違いなくルリハツタケのもの。そして形もマーブルチョコっぽいッ(笑)
生長するとハツタケと同じ、じょうご型のキノコになる。有名なソライロタケと並んで、青い色を持つ珍しいキノコ。
この時期に青いキノコと言ったら、間違いない、ルリハツタケだ!
休みがあわなかったので生態写真は断念して、キノコだけ確保してもらった。
後日、採ったキノコを見に行くと、やっぱりルリハツタケだった。まだ小さなキノコが残ってたよ、とのこと。場所を教えてもらって確認しに行った。
あった!全然生長してないけど!
直径たったの1センチ、でもこのマーブル模様は間違いなくルリハツタケのもの。そして形もマーブルチョコっぽいッ(笑)
生長するとハツタケと同じ、じょうご型のキノコになる。有名なソライロタケと並んで、青い色を持つ珍しいキノコ。
今日はキノコ探し!
ターゲットはいろいろあったんだけど、予期せずコイツに出くわしたので、狙いが全部とんだ!
ナラタケの群生。最初、ぱっと見た時は「あんな目立つところにニガクリがあるわー」と思ったんだけど、近づくと「ニガク……ううん?」てなって。
ナラタケモドキはすごくよく見かけるけど、ナラタケは腐った群落しか見たことがなかったから、うれしかった。近所にあったんや。
わーい\(^o^)/
ターゲットはいろいろあったんだけど、予期せずコイツに出くわしたので、狙いが全部とんだ!
ナラタケの群生。最初、ぱっと見た時は「あんな目立つところにニガクリがあるわー」と思ったんだけど、近づくと「ニガク……ううん?」てなって。
ナラタケモドキはすごくよく見かけるけど、ナラタケは腐った群落しか見たことがなかったから、うれしかった。近所にあったんや。
わーい\(^o^)/
イタチタケに続き動物シリーズ。ムジナタケ。
ムジナタケのムジナは「同じ穴のむじな」のムジナ。一般にはアナグマのことを指すみたいだ。アナグマってあんまり見たことないから調べてみたら、予想外にカワイイ。
肉の味が良いために、いい狩猟対象なのだそうだ。昔話でよく聞く「たぬき汁」はアナグマスープのことらしい。ちなみにタヌキの肉はまずくて食べられんそうな(-_-;)
話がそれたが、ムジナタケは傘が少しケモノっぽいので、名前がムジナでもいい気がする。
ムジナタケのムジナは「同じ穴のむじな」のムジナ。一般にはアナグマのことを指すみたいだ。アナグマってあんまり見たことないから調べてみたら、予想外にカワイイ。
肉の味が良いために、いい狩猟対象なのだそうだ。昔話でよく聞く「たぬき汁」はアナグマスープのことらしい。ちなみにタヌキの肉はまずくて食べられんそうな(-_-;)
話がそれたが、ムジナタケは傘が少しケモノっぽいので、名前がムジナでもいい気がする。
クリタケのようでクリタケでない、それは何かとたずねたら。
あー不明種、不明種。
こういうのも便宜的に「クリタケ」として片付けちゃう場合がある。よく似た何種類かのキノコが混同されたままなのを、便宜的に同じ種類にしてるって例が実はかなり多い。
クリタケのほかにも、ナラタケ、ツエタケ、サクラタケ、ドクツルタケ、ハルシメジ、オオワライタケ、ドクベニタケ、クロハツ系、キクバナイグチ、ホウキタケの仲間全般、などなど。ブドウニガイグチも確実にごっちゃになっとるしな。あとシメジ系は詳しくないけど、たくさんあるはず。
ナラタケやツエタケはずいぶん分類がすすんだって話だったかな。
まあそんなこんなで。
ちなみに写真のは鈴鹿山系の高い場所でよく見る。
あー不明種、不明種。
こういうのも便宜的に「クリタケ」として片付けちゃう場合がある。よく似た何種類かのキノコが混同されたままなのを、便宜的に同じ種類にしてるって例が実はかなり多い。
クリタケのほかにも、ナラタケ、ツエタケ、サクラタケ、ドクツルタケ、ハルシメジ、オオワライタケ、ドクベニタケ、クロハツ系、キクバナイグチ、ホウキタケの仲間全般、などなど。ブドウニガイグチも確実にごっちゃになっとるしな。あとシメジ系は詳しくないけど、たくさんあるはず。
ナラタケやツエタケはずいぶん分類がすすんだって話だったかな。
まあそんなこんなで。
ちなみに写真のは鈴鹿山系の高い場所でよく見る。