被写体の良し悪しや撮影条件にもよるけれど、納得のいく写真が撮れるのは100枚に1枚程度、というのが今の私の腕前。ほかの99枚は捨ててしまうか、さもなくば画像処理(レタッチ)をほどこしてだましだましでも見られるようにするしかない。
ちょっと暇なので失敗写真をいじって遊んでみる。題材はちょっと殺風景な場所に生えたコガネキヌカラカサタケ。コントラストにとぼしく、色彩もくすんで、のっぺりとして寝ぼけた写真の典型になってしまった。そもそもはといえば、撮影の時間帯が遅すぎたのが諸悪の根源なのだが、シャッター時間が長くなり(1/6秒)、手ブレも入っている。が、まあ構図は悪くないので救う価値はありそうだ。
とりあえずトリミング(切り取り)をしてみよう。
本来は撮影の段階でベストの構図を考え、そのとおりに撮るのが理想なのだが、キノコの場合、木や草がひっかかったり、地面につっかえたりして、なかなかうまくいかない。なもんで、かなりの確率でトリミングが必要になってくる。
まずはキノコを真ん中に据えて背景を削っていくことにする。題材がど真ん中にくる、いわゆる「日の丸構図」だ。
まずはどアップで。キノコの形を観察するにはベストだが、キノコしか撮れていない、つまらない写真になってしまった。もう少しズームアウトした方が良さそうだ。
この構図なら悪くない。背景を取り入れることで画面に色彩と奥行きが加わった上に、人工的な環境に生えてくるキノコだということも表現できる。画面右上の空白が大きすぎてうるさいけど、そうぜいたくも言えない。
でももーちょいいじってみようか。
ちょっと暇なので失敗写真をいじって遊んでみる。題材はちょっと殺風景な場所に生えたコガネキヌカラカサタケ。コントラストにとぼしく、色彩もくすんで、のっぺりとして寝ぼけた写真の典型になってしまった。そもそもはといえば、撮影の時間帯が遅すぎたのが諸悪の根源なのだが、シャッター時間が長くなり(1/6秒)、手ブレも入っている。が、まあ構図は悪くないので救う価値はありそうだ。
とりあえずトリミング(切り取り)をしてみよう。
本来は撮影の段階でベストの構図を考え、そのとおりに撮るのが理想なのだが、キノコの場合、木や草がひっかかったり、地面につっかえたりして、なかなかうまくいかない。なもんで、かなりの確率でトリミングが必要になってくる。
まずはキノコを真ん中に据えて背景を削っていくことにする。題材がど真ん中にくる、いわゆる「日の丸構図」だ。
まずはどアップで。キノコの形を観察するにはベストだが、キノコしか撮れていない、つまらない写真になってしまった。もう少しズームアウトした方が良さそうだ。
この構図なら悪くない。背景を取り入れることで画面に色彩と奥行きが加わった上に、人工的な環境に生えてくるキノコだということも表現できる。画面右上の空白が大きすぎてうるさいけど、そうぜいたくも言えない。
でももーちょいいじってみようか。