『胞子、風に乗って』 作:鳥居コデルマ
胞子は飛ぶよ どこまでも
ふわふわと 風に乗り
森を抜け 山を越え はるかかなた
まだ見ぬ豊かな 故郷を求めて
胞子はいくよ どこにでも
ふわふわと 流れるまま
町はずれ 石の陰 海のむこう
手をたずさえる 相菌(ひと)を求めて
胞子はあるよ 僕の中にも
ふわふわと 時の中を
まだ見ぬ地 まだ見ぬ人 遠い未来
今は見えないほど 小さくても
熱い心 果てぬ夢 ぎゅっと詰まって
はじけていつか 皆とつながる
僕の想いもいっしょに乗せて
届け あの子のもとへ
……今年ももう終わり。一年が過ぎるスピードに、また少し加速がかかったように感じて、もはや風に流される胞子も同然、いったいどこに漂流するのか見当もつかないというアリサマですが。そんでも、新しい土地に出向いて初めてのキノコと出会ったり、あやしいキノコを食べたり、キノコ仲間と遊んだり、ワクワクがたくさん落ちていたこの一年は、自分にとって実り多き一年でありました。
まだ今年の残務処理が終わらないうちから、来年はどんなワクワクが落ちているだろう、などと期待に夢ふくらます……まあそれもいいじゃないですか、一年に一度の年の明けなんだもの!
今年お世話になった皆様、当ブログを訪れてくださった皆々様、ありがとうございました。良いお年を!
そして愛しきキノコどもよ!元気でいてくれよ、来年もまた会おーぜ!
胞子は飛ぶよ どこまでも
ふわふわと 風に乗り
森を抜け 山を越え はるかかなた
まだ見ぬ豊かな 故郷を求めて
胞子はいくよ どこにでも
ふわふわと 流れるまま
町はずれ 石の陰 海のむこう
手をたずさえる 相菌(ひと)を求めて
胞子はあるよ 僕の中にも
ふわふわと 時の中を
まだ見ぬ地 まだ見ぬ人 遠い未来
今は見えないほど 小さくても
熱い心 果てぬ夢 ぎゅっと詰まって
はじけていつか 皆とつながる
僕の想いもいっしょに乗せて
届け あの子のもとへ
……今年ももう終わり。一年が過ぎるスピードに、また少し加速がかかったように感じて、もはや風に流される胞子も同然、いったいどこに漂流するのか見当もつかないというアリサマですが。そんでも、新しい土地に出向いて初めてのキノコと出会ったり、あやしいキノコを食べたり、キノコ仲間と遊んだり、ワクワクがたくさん落ちていたこの一年は、自分にとって実り多き一年でありました。
まだ今年の残務処理が終わらないうちから、来年はどんなワクワクが落ちているだろう、などと期待に夢ふくらます……まあそれもいいじゃないですか、一年に一度の年の明けなんだもの!
今年お世話になった皆様、当ブログを訪れてくださった皆々様、ありがとうございました。良いお年を!
そして愛しきキノコどもよ!元気でいてくれよ、来年もまた会おーぜ!