月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

においわちちたけ

2017-07-16 00:13:43 | キノコ
ニオイだけでその存在がわかるキノコ。夏の風に吹かれて漂ってくる、主張しすぎるカレー臭。


探せば何かしらあるんだろうけど、撮影するにはキノコの状態がね……どうにもテンション上がらねー(-_-;)

ひとよたけ

2017-07-10 22:08:02 | キノコ
いい感じで雨が降ったと思ったら三日ほどカンカン照り。

そんな直後の観察会、思ったよりはキノコが生えてた。

といっても、質・量ともに本調子には程遠い。地方によっては一気に発生してるとの話も聞くんだけどねぇ。

小学館から子供向けのキノコ図鑑が出た。『小学館の図鑑NEOシリーズきのこ』。

掲載種数700!最新のDNAに基づく分類!ドラえもんDVD付き!

おそるべきオーバースペックだ!金魚を料理するのにエクスカリバーを使う、的な!!

ということで、要チェックでございますぞ。






しばふたけ

2017-07-07 22:20:05 | キノコ
各地から菌根キノコが生えだしたとの報が届いた!さあこれから!!

……と思ったのだが、直後に30度越えの快晴が二日続いたので、ほとんどは干からびたか虫に食われたか。7月に入ってのキノコ観察は厳しいのう。

シバフタケは乾燥に強いから、多少の晴れ間もへっちゃら。

ヨーロッパではシバフタケを食べると聞く。こんな紙みたいなキノコうまいんか?と思ってたけど、どうやら菌違いらしい。


きぬがさたけ

2017-07-05 20:46:47 | キノコ
菌根キノコが絶不調の中、腐生菌はなんとか出てくれている気配。

そんな中、キノコの先生から「キヌガサタケ出てるよ~」との報が。
竹林にあったいくつかの卵のうち、ひとつが伸びはじめたとのことだ。それは是非とも見に行かねば!

朝、いそいで駆けつけると、ちょっと寸詰まりで窮屈そうながら、それでも麗しの竹林の女王、優雅な姿を披露してくれていた。

洗濯ネットのような白いレースは竹林の木漏れ日に映える。
そして、くさいニオイでハエを呼び寄せる黒いアタマ。なぜそんなことをするかといえば、胞子をくっつけて遠くへ運ばせるためだ。
白いレースも虫がつかまっててっぺんに登りやすいように存在しているという説がある。もしそうだとしたら芸が細かい。

鼻を近づけると、公衆便所のにおいがした。




こきららたけ

2017-07-03 23:41:27 | キノコ
キララタケ!

・・・かと思ったけど、キノコが小さいし、傘のふちとか雲母とか見るとコキララタケかもな。カワイー。


今年の梅雨はビックリするくらい菌根キノコが少ない。先日もちょっと探してみたんだけど、イグチ・ベニタケ・テングタケそろってゼロ。かろうじてアセタケがちろっとあったくらい。

この惨状、この十年でも最悪のレベル。おそらく5月から6月、梅雨入り前(さらに梅雨入り後も)のカラカラ天気がよくなかったと思われる。

さすがにここ一週間はかなりの湿り気があったので準備はできたと思うが……もう真夏じゃんよ!!

熱波でキノコウェーブが寸断されること間違いナシの厳しいスケジュールが予想サレマス。今日あたりから七月中旬までにワンチャンスツーチャンス、あとはもう9月に期待するしか。鬼門は大雨ぞ。グッドラック!!


なにげにアラゲキクラゲさんとの共演でした。