誰が呼んだかカッパツルタケ。
傘が河童の頭みたいになっているのでこの名がある。
柄にだんだらがあることが多いらしいので、これが本当にカッパさんなのかどうか自信はないけど。
っていうか、そもそも分ける必要あるんだろうか。ツルタケさんなら余裕で「個体差です」で片付けられちゃいそう。
傘が河童の頭みたいになっているのでこの名がある。
柄にだんだらがあることが多いらしいので、これが本当にカッパさんなのかどうか自信はないけど。
っていうか、そもそも分ける必要あるんだろうか。ツルタケさんなら余裕で「個体差です」で片付けられちゃいそう。
京都の某所……キノコのキの字も頭に浮かばないほどの雅(みやび)な観光気分にひたりながら、ゆったりとたゆたうように散策していると、白い物体が視界に入った。
むむっ!?スミレホコリタケ?……ちがう!オニフスベだッ!!
私の大好物(食べものとしてじゃなく)だ!わーい\(^o^)/
なぜか折よく持っていたキノコカメラでさっそく撮影会。
6つも7つも生えてる!
……ん?ちょっと待てよ。
「生えてる」んじゃない、「生えてた」だ。よく見ると大半は地面から切り離されてコロコロと転がっている。誰かに蹴飛ばされたらしい。
大きいのでもまだ直径15センチ。まだ若いのになんと無残な。ああ悲しや、バレーボールキノコの宿命。オヨヨ……(T_T)
めげずに生き残っているオニフスベを探し出し、なんとかワンショット。
おまえはなんとか生き残って胞子をばらまくのじゃぞ!
むむっ!?スミレホコリタケ?……ちがう!オニフスベだッ!!
私の大好物(食べものとしてじゃなく)だ!わーい\(^o^)/
なぜか折よく持っていたキノコカメラでさっそく撮影会。
6つも7つも生えてる!
……ん?ちょっと待てよ。
「生えてる」んじゃない、「生えてた」だ。よく見ると大半は地面から切り離されてコロコロと転がっている。誰かに蹴飛ばされたらしい。
大きいのでもまだ直径15センチ。まだ若いのになんと無残な。ああ悲しや、バレーボールキノコの宿命。オヨヨ……(T_T)
めげずに生き残っているオニフスベを探し出し、なんとかワンショット。
おまえはなんとか生き残って胞子をばらまくのじゃぞ!
ブドウニガイグチとの異種デュエット。
イグチやテングタケは木の根っこについている菌根菌。同じ木に違う種類のキノコが同時についたりすることもあるだろうけど、別の木の根っこが重なり合う場合もあるだろうから……この場合はそっちかな?
傘のかすり模様がトレードマークのテングタケ。今現在コテングタケモドキとされているキノコには、どうやら数種類がまじっているんじゃないかとのこと。
毒キノコながら、ごく一部に食べられる説も存在する模様。でもきちんと同定もできないような種類を食べちゃダメ。
イグチやテングタケは木の根っこについている菌根菌。同じ木に違う種類のキノコが同時についたりすることもあるだろうけど、別の木の根っこが重なり合う場合もあるだろうから……この場合はそっちかな?
傘のかすり模様がトレードマークのテングタケ。今現在コテングタケモドキとされているキノコには、どうやら数種類がまじっているんじゃないかとのこと。
毒キノコながら、ごく一部に食べられる説も存在する模様。でもきちんと同定もできないような種類を食べちゃダメ。
それにしても太陽が出ない・・・キノコ的には悪くないとはいえ、あんまり雨と曇りばっかりってのも(-_-;)
思えば今年の前半、穏やかな天気に恵まれた分の、これは揺り返しなのか帳尻合わせなのか。
写真はキツネノハナガサ。日本一不安定なキノコ。
思えば今年の前半、穏やかな天気に恵まれた分の、これは揺り返しなのか帳尻合わせなのか。
写真はキツネノハナガサ。日本一不安定なキノコ。
旅先の神社の境内の切り株にヤナギマツタケが大群生!わーい\(^o^)/
キノコの正体を知ってる人もいるはずだけど、あまりにも目立つところに生えてるので、誰も採らないし採れないみたい。ま、基本的にドロボーだしね。
道行く人ももの珍し気にスマホ撮影してた。
栽培も実用化されてる食用キノコ。大きなツバが特徴的。ただ、このくらい大きくなってしまうと少々堅くてすじっぽい。
キノコの正体を知ってる人もいるはずだけど、あまりにも目立つところに生えてるので、誰も採らないし採れないみたい。ま、基本的にドロボーだしね。
道行く人ももの珍し気にスマホ撮影してた。
栽培も実用化されてる食用キノコ。大きなツバが特徴的。ただ、このくらい大きくなってしまうと少々堅くてすじっぽい。
出たー!幸福の青いキノコ・ソライロタケさん!
去年は気候が合わず観察タイミングを逸してしまった・・・そればかりか、なんと有望なソライロタケポイントが土木工事で半分削り取られてしまい、二重にショック!
今年も7月・8月と出る気配がみじんも感じられないまま、再会を危ぶんでいたんだけど。
9月に出てくれました!しかも削り取られた場所からほど近い場所に別のシロも発見!嬉しいねえ。
ちょっとでも触ったり、雨に当たったりするだけで黄ばんでしまうナイーブなキノコなので、ベストなタイミングで観察するのがとても難しい。
今回はドンピシャだった。感謝感謝。
ムートン風のふさふさな傘がオシャレ!
去年は気候が合わず観察タイミングを逸してしまった・・・そればかりか、なんと有望なソライロタケポイントが土木工事で半分削り取られてしまい、二重にショック!
今年も7月・8月と出る気配がみじんも感じられないまま、再会を危ぶんでいたんだけど。
9月に出てくれました!しかも削り取られた場所からほど近い場所に別のシロも発見!嬉しいねえ。
ちょっとでも触ったり、雨に当たったりするだけで黄ばんでしまうナイーブなキノコなので、ベストなタイミングで観察するのがとても難しい。
今回はドンピシャだった。感謝感謝。
ムートン風のふさふさな傘がオシャレ!
多少キノコに詳しい方ならタケリタケという名には心当たりがあるかもしれない。なんか名前からして少々いかがわしいが、見た目もやっぱりいかがわしいので、仲間内でちょくちょくネタにされるキノコである。
実はタケリタケというのはキノコの名前ではない。ヒポミケスというカビにやられて奇形になってしまったキノコ(たいていイグチやテングタケ)の総称である。ヒポミケスのことを「タケリタケキン」とも呼ぶが、それが一番よく実態を表しているように思う。
さて、図鑑によく載っているタケリタケは橙色のものであるが、ヒポミケスにもたくさん種類があるので、タケリタケも一種類ではない。
三重近辺には分布していないからか、残念ながら橙色のタケリタケは見たことがない。そのかわりに、緑色っぽいものに出会うことがある。
これはテングタケの仲間に寄生したもので、傘は開かないまま固まってねずみ色のざらざらした状態になり、さらに全体的にアオカビ色を帯びる。
いかがわしくはないが、かなりアヤシイ感じ。
実はタケリタケというのはキノコの名前ではない。ヒポミケスというカビにやられて奇形になってしまったキノコ(たいていイグチやテングタケ)の総称である。ヒポミケスのことを「タケリタケキン」とも呼ぶが、それが一番よく実態を表しているように思う。
さて、図鑑によく載っているタケリタケは橙色のものであるが、ヒポミケスにもたくさん種類があるので、タケリタケも一種類ではない。
三重近辺には分布していないからか、残念ながら橙色のタケリタケは見たことがない。そのかわりに、緑色っぽいものに出会うことがある。
これはテングタケの仲間に寄生したもので、傘は開かないまま固まってねずみ色のざらざらした状態になり、さらに全体的にアオカビ色を帯びる。
いかがわしくはないが、かなりアヤシイ感じ。
まあ割とよくありがちな何かわからんイグチさま。
小型(傘の径2.5センチ)で傘は暗めの緑褐色。平滑ではなく、ミドリニガイグチみたいに細かな凹凸がある。少し雨にぬれると弱いぬめりが出る感じ。
管孔は白。ひとつひとつの管孔はかなりサイズが小さいみたい。時間がなかったので変色性とかは見てない(雑でスマン)
そして何より特徴的なのが柄。真っ白、かつツンツルテンの滑らかさ。
イグチの柄が白くてのっぺりってのはちょっと記憶にない。ふつうは黄色なりベージュなり色がついてて、しかもブツブしてたり、スジスジしてたり、網目があったりってのが普通なんだけど。
類推でいくとミドリニガイグチあたりに近そう。ミドリさんの柄の変化はかなり大きいので、もしかしたら個体変異の範囲に入るのか?いや、しかしなぁ。
うむ。とりあえずヌッペリアシウグイスイグチとデタラメ仮称をつけておこう。
くまさんのご指摘でヒメウグイスイグチと判明しました。
傘と柄に粘性があるのが大きな特徴。
ちっ、ブレた。ワンカットしかないのに。我ながら不覚。
小型(傘の径2.5センチ)で傘は暗めの緑褐色。平滑ではなく、ミドリニガイグチみたいに細かな凹凸がある。少し雨にぬれると弱いぬめりが出る感じ。
管孔は白。ひとつひとつの管孔はかなりサイズが小さいみたい。時間がなかったので変色性とかは見てない(雑でスマン)
そして何より特徴的なのが柄。真っ白、かつツンツルテンの滑らかさ。
イグチの柄が白くてのっぺりってのはちょっと記憶にない。ふつうは黄色なりベージュなり色がついてて、しかもブツブしてたり、スジスジしてたり、網目があったりってのが普通なんだけど。
類推でいくとミドリニガイグチあたりに近そう。ミドリさんの柄の変化はかなり大きいので、もしかしたら個体変異の範囲に入るのか?いや、しかしなぁ。
うむ。とりあえずヌッペリアシウグイスイグチとデタラメ仮称をつけておこう。
くまさんのご指摘でヒメウグイスイグチと判明しました。
傘と柄に粘性があるのが大きな特徴。
ちっ、ブレた。ワンカットしかないのに。我ながら不覚。
ベニイグチ。キクバナイグチ、セイタカイグチと並んで西日本のイグチの花形的存在。
美しい紅色の傘に、あでやかな黄色の管孔、すらっと長く伸びる柄に、タイツのような網目模様。
いつも美しい被写体になってくれる。
ちなみにすっごく腐りやすい。
美しい紅色の傘に、あでやかな黄色の管孔、すらっと長く伸びる柄に、タイツのような網目模様。
いつも美しい被写体になってくれる。
ちなみにすっごく腐りやすい。
ふと向こうのほうを見やると、白くて大きなキノコが。
おお?よく見るとイグチか。白カビイグチ?違う!
真っ白な種類の多いテングタケやベニタケと違い、有色ってイメージの強いイグチの仲間にあって、純白の珍品!シロヤマドリタケ(仮)だ!
傘から柄から管孔にいたるまで真っ白のイグチ。柄に網目があるのがヤマドリタケモドキっぽいけど、系統的には近いのかどうか・・・まだ謎が多い。
柄にはっきりとした網目が見られる。
おお?よく見るとイグチか。白カビイグチ?違う!
真っ白な種類の多いテングタケやベニタケと違い、有色ってイメージの強いイグチの仲間にあって、純白の珍品!シロヤマドリタケ(仮)だ!
傘から柄から管孔にいたるまで真っ白のイグチ。柄に網目があるのがヤマドリタケモドキっぽいけど、系統的には近いのかどうか・・・まだ謎が多い。
柄にはっきりとした網目が見られる。
オオコゲチャイグチ。最大級の大型イグチ。ヤマドリタケモドキやアカヤマドリの大きさもなかなかのものだけど、柄の太さや傘の厚み、そして持った時の重量感は特別のものがある。西日本に多いみたい。
麹の甘い香りがあり、美味。
……ただし有毒(^-^;
麹の甘い香りがあり、美味。
……ただし有毒(^-^;
ビクッ!!
コビチャニガイグチを撮影して、ふと振り向くと真後ろになにやら巨大な物体が……つい反射的に驚いてしまった。まあこんなデカい物体が近くにあるのに全く気付かなかった自分にも驚いたけど。
オオオニテングタケ。今年はもう会えないかもと思ってたのに。やったぜい!
傘の直径20センチ強、フライパンサイズの巨大テングタケ。この写真のは標準に比べると小ぶりながら、それでもなおこの存在感。
しかもただ大きいばかりじゃなくて、撮影して見栄えのする美麗菌なのも見逃せないポイント。
遠くからでもよく目立つ
コビチャニガイグチを撮影して、ふと振り向くと真後ろになにやら巨大な物体が……つい反射的に驚いてしまった。まあこんなデカい物体が近くにあるのに全く気付かなかった自分にも驚いたけど。
オオオニテングタケ。今年はもう会えないかもと思ってたのに。やったぜい!
傘の直径20センチ強、フライパンサイズの巨大テングタケ。この写真のは標準に比べると小ぶりながら、それでもなおこの存在感。
しかもただ大きいばかりじゃなくて、撮影して見栄えのする美麗菌なのも見逃せないポイント。
遠くからでもよく目立つ