月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

エリン樹(ギ)の下で

2011-06-15 19:43:32 | キノコ創作
エリン樹の下で  作:鳥居コデルマ

五年前の今日 君と約束したね
このエリン樹の下で また会おうと

でも君は来ない いつになっても
無表情な時間(とき)が 流れてゆく

晴れた昼下がりの 風はけだるく
エリン樹の肌は しっとり冷たい

この五年 君はどうしていたのか
この五年 僕は何をしていた

でもひとつ学んだよ やっぱアポは要るよね



……立派なエリンギと新鮮なカワウソが手に入ったので、つい衝動的に写真を撮ってしまった。
これだけじゃ何なので、ついでに詞もつけといた。
いきなり何なのだと思った人がいたら失礼。私はこんな人間なので。

ひげながが

2011-06-13 22:22:28 | 動物
ヒゲナガガ、髯長蛾。

蛾なんて普段見向きもしないのだけれども、これだけ触角が長いと気になってしまう。ホソオビヒゲナガガというそうだ。


一眼レフを買おうか迷っている。

ことキノコを撮るのに関してはコンパクトデジカメの有効性を疑わないし、画質より構図を優先させたいという個人的な好みにもマッチしているとは思う。

ただ表現力という点から見れば、やっぱりどうしても数段落ちるんだよね。特に花なんかを撮るとその差は歴然。

今のGX200での撮影を始めて3年。そろそろ新しいオモチャで遊んでもいいかな、と。


あまにた

2011-06-12 19:03:54 | キノコ
テングタケ一号発見。海岸沿いの松林にて。

条線なし、柄に灰色のだんだら模様、その真ん中に灰色膜質のつば、つぼもあり、こんだけ特徴がありゃ……あれ?該当者なし?



尼仁田五郎さんということで。

雑木林ではモリノカレバタケ系やツエタケ系、ホウライタケ系の小型菌がちらほらと目に入るようになった。あともーちょい。

ときわつゆくさ

2011-06-10 20:06:33 | 植物
清楚という言葉がぴったりの白い花を見つけた。

白い花で、花弁が3枚。インパクトがあるので、知っていたらわからないはずがないけど、わからない。

調べたら外来種で、トキワツユクサ(正確にはオオトキワツユクサ)と言うそうだ。

そういえば葉っぱのつき方はツユクサのそれだ。花は似ても似つかんけど。

暗い林床が暗幕代わりとなって、きれいに撮れた。

じょうかいぼん

2011-06-08 19:58:47 | 動物
カミキリムシに似てカミキリムシにあらず。野外でしょっちゅう見かける甲虫の一種。

大きさは2センチ弱と小ぶり。とても活動的で、歩いたり飛んだり、いつもせわしそうにしている。

変な名前だが、平清盛の法名「浄海」坊からきているらしい。

そういえばハヤブサの仲間でチョウゲンボウとかいうのもいたな……それといっしょか。

この写真のは花粉を食事中。虫も食べるそうだ。


白にわぜきしょう

2011-06-07 20:15:41 | 植物
ニワゼキショウは私の好きな雑草のひとつ。

花の色にも変異があって、紫色タイプと白色タイプに分かれるけど、白タイプでもこの写真みたいに紫が全く入らないのはめずらしい。



前にも撮ったけど紫色タイプ。マクロ撮影の練習にはもってこい。

かんぞうたけ

2011-06-06 20:14:27 | キノコ
堂々たる存在感。

シイの木は葉っぱが光を通さない上、密に茂るので、幹のまわりは真っ暗。

シャッター時間が長くなってしまい、大きいキノコだからと油断すると手ブレが入ってしまう。

背景もこの写真みたいに写せることは少なくて、張り出している根っこの間とかウロとか、どうしようもない場所に生えていることが多い。この写真にしたって、日のあたっている場所が、キノコとの明暗差で白くぶっ飛んでしまっているので残念、傑作には程遠い。

ということでカンゾウタケは撮影対象としてかなり手ごわいのでした。

まともに撮るには照明装置とアシスタントが要る……

きのこ速報

2011-06-05 20:52:27 | キノコ
6月5日(曇り)
場所:神社
環境:常緑樹林

結果:チョロっと

コメント:イグチ、テングタケにはまだ早すぎるので、完全に朽ち木狙い。ウラベニガサとかイヌセンボンとかコキララ(キキララではない)とか。
カンゾウタケも健在。さてさて、気候はまずまずだが、菌根菌に対して昨年の烈暑のダメージがいかばかりのものか、あと2週間ばかりで答えが出るように思う。

三色すみれ

2011-06-04 21:32:00 | 植物
多種多様な花が出回る今となってはパンジーなど少々古臭く感じるものだが、

「三色すみれ」と言えばレトロでむしろ新鮮な感じが……しないか。

個人的には径の大きいものより、こちらのビオラ種のが好き。