15歳のお遍路

今日は本の紹介です。最近、本、買いすぎ。
アマゾンで眺めているとすぐに、クリックしてしまいますし、
今日、整体の予約の電話を受けたあと、またまたベルが鳴り、
順調！また予約だと思ってとった電話は
フタバ図書から、予約の本が入りましたというものでした。
この本はまた別の機会に紹介するとして、今日のおすすめは、
昨日、図書館で見つけたものです。

久しぶりに、おもしろさで、いっきに読んでしまいました。
「15歳のお遍路」
元不登校児が歩いた四国八十八箇所

お寺とか空海うんぬんと書かれている本ではなくて、あくまで自分自身の
感じたままを書いています。



大人が体験しても、これほどうまく表現できないと思います。
実に、文章がうまいなぁというのが率直な感想です。
誰かに声をかけられたときに、とっさに言葉がでないことがあります。
その時に頭で駆け巡っている言葉がそのまま本になっているという
そんな純粋な少年の気持ちが伝わってきて、最後のお寺にたどりついた時は
ちょっと、うるっときます。

不登校だった彼はいじめられていたわけでもなく、勉強の意義がわからなくなっていて、四国を一周、歩くという方法で遍路をはじめ、目標を見つけます。
将来は教師になるのだそうです。

お遍路さんというのは、やはりお金と時間がなければ難しいなぁと
思うのですが、若い時こそ体験すべきのような気がしますね。
もっといろんな情報をもっていれば、大学生の時にアルバイトでためた
お金で歩きでなくても、バイクなど使っていけばよかったと思います。

サラリーマンであれば、定年後に・・・ということもあるでしょうが
ずっと現役で頑張らねばならない自営業としては
生きてる間に一回ぐらいはいけるかなぁ、どうかなぁ。