有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

花と虻、そして季節外れの花

2020年11月19日 | 山野草
私の知ってる花が、いよいよ少なくなって来ました。
湿原で撮ったスイランにアブ。

アザミにもアブ。

黄色のはヒラタアブですが、黒いのは?

花が少なくなって虫達も大変でしょうね。

アザミとスイランとアブ。

またヒメアカネが、最近良く出会います。
しかし、上から見ただけでは同定が難しいですね。

正面から見ると良く解ります。
顔に眉が無いので、マユタテアカネではない事は確かです。

湿原を出て、白花イヌタデの群生地へ移動します。
何時もは他の草は既に枯れ、イヌタデだけが目立つのですが。
今年は気温が下がらないせいか、草に埋もれてました。
辛うじて撮れた白花。

こちらは普通のイヌタデ。
イヌタデは別名アカマンマ(赤飯)とも呼ばれます。

紅いのがアカマンマなら、白いのはシロマンマでしょうか。
紅白揃い踏み。

こちらは一つの株に紅白が。
白いのはこれから赤くなるのですかね?

畑の脇に咲いてたソバ(蕎麦)の花。
収穫用に植えてたのでしょうか?それとも観賞用?

何れにしても今は見捨てられてるようです。

クサノオウ(草の黄・瘡の王)がまだ咲いてました。
ケシ科クサノオウ属の越年草で、北海道~九州に分布。

花期は4~7月となってますが、11月に咲てるとは。

名前の由来は、傷をつけると黄色い乳液を出す事から。
また薬草として皮膚疾患、鎮痛剤、内臓病にも用いられた事から、草の王様の意味も。

因みに黄色の乳液は有毒で、皮膚に触ると炎症を起こすそうです。
皮膚の弱い人は乳液ではなく、葉や茎に触れるだけでもかぶれる事が有るとか。(^^;)
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