有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

草叢のムラサキシジミ

2020年11月07日 | 山野草
林道の車止めから歩くとコチヂミザサ(小縮み笹)が咲いてました。
イネ科チヂミザサ属の多年草で、北海道~九州に分布。
草丈15~30cm、花序の長さは10~15cm。

葉の形が笹に似て、葉が縮んだように細かく波を打つのが名前の由来。
肝心の葉を撮ってませんけど。(^^;)

花が小さく逆光透かし撮りは無理なので、シルエットで撮ってみました。
この方が花の形が良く解るような。

背の低い草叢を歩くとシジミチョウが飛び立ち、直ぐ近くにとまります。
ムラサキシジミ(紫小灰蝶)でした。

本州~沖縄に分布し前翅長14~22mm、開帳32~37mm。

良い位置から撮ろうと移動すると、あっちからこっちから次々に蝶が飛び立ちます。

5~6頭でしょうか、それら全てがムラサキシジミなのです。(↑と↓は同じ個体)

しかもこの時期にしては翅が全く傷んでません。

更に飛び立ったムラサキシジミは、遠くに行かず戻って来て近くにとまります。

紫色の面積が大きいのが♂で、♀の方が紫の面積が小さいらしいですが・・・。
そう言われてもねぇ、結局雌雄は分りません。(^^;)

今まで何度も撮ってますが、こんなに集まってるのを初めて見ました。
成虫で越冬し、越冬前に花に集まるようです、でもここに花は咲いてませんでした。

アキアカネ(秋茜)だと思います。

アキアカネもそろそろ終盤でしょうね。

ヤクシソウ(薬師草)が咲いてました、既に萎れた花も。

キク科オニタビラコ属の2年草で、北海道~九州の陽当たりの良い山野に分布。
※APG分類ではアゼトウナ属

花の直径は約15mm、枝先に数個集まって咲きます。

次回は、秋に咲くスミレ他を。
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