有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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竜と梅と千

2020年11月24日 | 山野草
今日も晩秋の花を、最初はリュウノウギク(竜脳菊)。

キク科キク属の多年草で、本州~九州の陽当たりの良い山地に分布する日本固有種。

茎や葉に竜脳のような香りの揮発油が含まれていて、葉を揉むと強い香りがします。
樟脳の臭いと少し似てるような。

とは言え、竜脳って何?ですけど。(^^;)
と言う事で調べてみました。
リュウノウジュと言う熱帯アジアに分布するフタバガキ科の常緑高木から採れます。
ただ希少なので、現在は人工的に樟脳とテレピン油を合成して作っているとか。
古くから中国やヨーロッパなどで高級な香料として使われていたそうです。

花後のオケラ(朮)。

魚の骨のような総苞が如何にも硬そうに見えます。

センボンヤリ(千本槍)の閉鎖花。
春に花を咲かせますが、秋は花が咲かないまま結実します。

冠毛の大きさは直径約3cm。

ウメバチソウ(梅鉢草)も咲いていました、前回載せたのとは別の場所です。

ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草で、北海道~九州の湿った所に分布。

花の直径は2~2.5cm、残念ながら3輪しか咲いてませんでした。
昨年はもっと咲いてたのですけど・・・。

花冠が6裂のセンブリが咲いていました。
またセンブリですが、これも先日とは別の場所です。

同じ花を横から。

下からも。(^^;)

また4裂のセンブリを見付けました、下の花は5裂なのに。

おやおやこれも4裂ですよ、センブリは結構変異が多いようです。

次回もまた同じ花が登場します、この時期の花を他に知らないものですから。(^_^;)
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