有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

秋の終わりの白と紫の花

2020年11月23日 | 山野草
今回は白と紫(赤紫含む)の花を。
最初は白い花のセンブリ(千振)から。

リンドウ科センブリ属の2年草(又は越年草)で、北海道~九州に分布。
花は合弁花で、普通は5深裂です。

ところがこれは4裂。

そしてこれも4裂のセンブリ。

こちらに至っては3裂でした。

花が紫のムラサキセンブリ(紫千振)。
色は紫ですが、センブリと同科同属で、関東以西~九州の蛇紋岩帯に分布。
環境省の準絶滅危惧指定種、愛知では絶滅危惧Ⅱ類に指定。

↑と同じ株を横から陽射しを入れて。

ヤナギノギク(柳野菊)。
キク科シオン属の多年草で、静岡、愛知、高知の蛇紋岩帯に分布。

ヤマジノギク(山路野菊)、又はアレノノギク(荒野野菊)の蛇紋岩帯に生える変種。

環境省、愛知県共に絶滅危惧Ⅱ類に指定。

赤紫色はヤマラッキョウ(山辣韭)。

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で、福島以南~沖縄に分布。

花数の多いヤマラッキョウ。

ふと横を見るとリンドウが咲いてたので、背景にリンドウを入れて。

紫でも赤紫でも有りませんが、咲き残っていたワレモコウ(吾亦紅)。
咲き残りと言うのも正確ではないですね、これは既に花が終わってます。(^^;)

次回も同じ花が出て来ますがご容赦を。(;^ω^)
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