有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

腐葉土に咲く蘭

2022年07月01日 | 山野草
 梅雨時にジメジメした薄暗い所に咲く花を見に行きました。
とは言えとんでもなく早く梅雨が明けてしまったので、咲いてるのだろうか?
不安に思いながら行くと咲いてました、まだ少し早かったですけど。
それはこんな花。

これが花?と思うような、なんだか得体のしれない物体、それはタシロラン(田代蘭)。 

ラン科トラキチラン属の多年草で関東以西~沖縄の常緑林内に分布。
葉緑素を持たない腐生植物、環境省の準絶滅危惧(NT)に指定されてます。


↑の背景にも写ってますが、まだこんな状態のが沢山見られました。 

鬱蒼とした森の中で薄暗く、SSが遅くなって上手く撮れません。
止む無くフラッシュを使って。


少し明るい所にも。

↓はスポットライトになっていたタシロラン。 

↑の少し右から背景ぼかしで。 

花の大きさを対照君で、撮ったのが蕾でしたけど。(^^ゞ 

雫の付いたのが有りました、水滴を接写で。


以下は花の中を撮ろうとした画像です。

花が殆ど下を向いてるし、あまり開かないので中を撮るのは難しいです。 

花の中に黒い点があると思ったら、花の模様ではなく虫でした。(^^;) 

結局これくらいしか撮れませんでした。 

薄暗い斜面にはウバユリ(姥百合)の蕾が、ここにはウバユリが群生してるのです。
これも暗かったのでフラッシュで。


例年より早い梅雨明けでしたが、なんとか咲いてたタシロランでした。
コメント