奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

東京で奈良を感じる

2008年04月19日 | 奈良大学お勉強日記
生駒山が見えない場所へ来て、はや三週間。
そろそろ奈良が恋しくなってきた私に、ピッタリな催しに行ってきました。

代官山にある『奈良県代官山iスタジオ』なる場所で、上野センセの講演会を聞くという幸運に恵まれました。

それに先立ち、独楽さんと明日香さんとランチタイムを過ごしまして、パワー充填。
食後には近所にあった渋谷区唯一の古墳を見たり、
富士山信仰から小山を富士山に見立てた小山跡地を見たりと、
都会の真ん中にこんな場所が残ってんの?ってものが見られて面白かったです。
で。
本チャンの講演会はどうだったかというと…上野センセが話す、奈良の話ですもの。
面白くないワっケがないっ(力説)

話の中心にあったのは、『奈良は賢くないと面白くない場所である』(美嶋式超意訳)
京都観光は偏差値50ぐらいでも大丈夫。
舞妓さんキレイ☆
金閣寺ピカリ~ん♪
清水の舞台高~い★
ってのは、見たまんまでいいから誰でもって楽しめる。

しかし、奈良は偏差値65以上ないと楽しめません(全く同感)
西ノ京に観光に行くってのは、まあ奈良3級程度の人。
2級になると平城宮跡くらい行きます。
そして1級ともなると、東院庭園に行くような人です。
東院庭園行ったことある人(挙手!)
ドンドコあがる手。
この場に集まるような人ですから、当然のように、偏差値高いです。はい。

今回の講演会は『奈良・大和路まほろば巡礼』の上梓にからめてのものなので、
この本の宣伝もふんだんにされてましたが、
この本の冒頭の千田稔センセの「はじめに」にもあるとおり
「奈良・大和路は物見遊山の観光地ではない」
まさにそう思います。
奈良、特に飛鳥は知識もさることながら、想像力がないと行ってもつまらない所だと思うから。

是非とも奈良へお越しになって、そのお供にはこの豪華オールカラーの本誌をお持ちになって、
そして道端でほかの観光客の方にも見えるように、
広げていただけるとありがたい(笑)
ということで、出版社と奈良県に対する心配りもバッチリ★
ええ、云われなくとも奈良へ里帰りはしますわ~。
待ってろよ~!(誰に云ってる)

ますます『ホームシック』になっちゃったよ(くすん)

でも、奈良の施設があんなとこにあるってのが判って、ちょっと東京暮らしも楽しみが増しました。
事務所開きも成功したし、後は自己学習が軌道に乗るのを待つばかり…。
てか、待ってないでやれ~!!

自主スク関東編、第一弾、無事終了です。
コメント (8)
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