奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

水野先生三連荘

2012年11月18日 | 色々・モシクハお勉強
ゆずさんのところで見た情報によれば、
水野先生が23日に講演会を行うそうな。
行きたーーーい!

>>>
「倭国女王ヒミコとその時代」
日時:11月23日(金・祝) 13時から16時半
場所:学園前ホール

内容:講演  午後1:10~2:10
      酒井龍一さん(奈 良大学教授) 「邪馬台国の研究はいかに」
      午後2:10~3:10
      水野正好さん(奈良大学名誉教授)「ヒミコの都とその墓墳を探る」
入場無料、事前申込不要
(→http://yumeou.exblog.jp/18137995/)

いつぞやも、この時期学園前でやっていたのを聞きに行った記憶がある…。

しかし、これだけで行くにはちとしんどい。
さて、他に理由(?)はないものかと思っていたら…。

鉄田さんのサイトでも、こんなものを見つけたぞ。

>>>
11月25日(日) 要約筆記付/中途失聴・難聴者受講可能
■10:00~
奈良大学 名誉教授 水野 正好 氏
倭国女王卑弥呼と崇神天皇~古墳誕生への道~
■11:00~
天理大学 文学部教授 桑原 久男 氏
その時、大和に何が起こったか?
■13:00~
奈良県文化・教育課調整員 小池 香津江 氏
卑弥呼の器を探る
■14:15~
シンポジウム
大和に「古墳」はこのようにして生まれた
(→http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/347e6b19d366dfcc18d053608d8d3e20)

えええ?
水野センセ、働きすぎ!!

もしかしてもしかして…と思って検索してみると、
こんなものが出てきた。
 
>>>
奈良歴史地理の会講演会[11月24日(土)/埼玉県さいたま市]

2012年10月24日

 ◇名前:奈良歴史地理の会関東支部

◆万葉集と平城京を語るシリーズ

この講演会はお申込み不要です。どなたでもご参加自由です。古代史に興味のある方は是非、直接ご来場下さい。

 ◇開催概要:

●日時:2012年11月24日(土曜日)午後2時から4時まで(午後1時15分受付開始)

●会場:さいたま市民会館うらわ 1階ホール

JR浦和駅西口下車徒歩7分(さいたま市浦和区仲町2−10−22(TEL048−822−7101)

●講師:水野正好先生 奈良大学名誉教授・元奈良大学学長

●テーマ:平城京の考古学はおもしろい

●参加費:1000円(資料代含む)

●定員;400名

●お問い合せ:奈良歴史地理の会関東支部

TEL/FAX:048−834−2601(さいたま市南区南本町2−11−15−1002)

(→http://mainichi.jp/universalon/news/20121024mog00m100025000c.html)


もしかして三連荘?!
奈良→浦和→奈良って、私でも大変ですけど…。

さすがに、浦和にはお付き合いできないけど、
奈良は心惹かれる…あああああ。悩むぅ。
コメント (8)
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おん祭り見学スケジュール

2012年11月14日 | 色々・モシクハお勉強
もしくは、妄想スケジュール。

もし、今年、見学するなら、こんなんでいったらええのでは?という計画です。

<2012年12月15日(土)>
午後1時 大宿所詣(おおしゅくしょもうで)

午後2時半 午後4時半 午後6時 御湯立(みゆたて)

午後5時 大宿所祭(おおしゅくしょさい)

<2012年12月16日(日)>

午後2時半頃 大和士宵宮詣(やまとざむらいよいみやもうで)

午後3時頃  田楽座宵宮詣(でんがくざよいみやもうで)

午後4時   宵宮祭(よいみやさい)

※※遷幸の儀を見る場合は、どこかにお宿を取らねばなりませぬ。
宿へ入って防寒対策を万全にして、若宮様前に集合(23時頃?)

※※おん祭りとは関係ありませんが、本日は東大寺の特別な日です。
8時半から開山堂にて良弁忌の法要が行われ、その後良弁僧正像開扉。
俊乗堂では重源さんの坐像が開扉されます。
三月堂の執金剛神の公開もあるんだけど、今年までは工事中で中止>残念。
18時からは開山堂にて方広会(堅義=坊さんの試験がある時は法華堂で)

※※春日荷茶屋では12月16日・17日のみの万葉粥(のっぺい付き)があります

<2012年12月17日(月)>
午前0時 遷幸の儀(せんこうのぎ)

午前1時 暁祭(あかつきさい)2時頃には終了

午前10時 本殿祭(ほんでんさい)

午後0時 お渡り式(おわたりしき)

午後12時50分頃より 南大門交名の儀(なんだいもんきょうみょうのぎ)

午後1時頃より 松の下式(まつのしたしき)

午後2時頃より 競馬(けいば)

午後2時半 お旅所祭(おたびしょさい)

午後2時半頃より 稚児流鏑馬(ちごやぶさめ)

午後3時半より10時半頃まで 舞の奉納

午後11時 還幸の儀(かんこうのぎ)

午後11時45分頃 若宮様お戻り完了&参拝

※※還幸の儀まで見ていると、本日もお泊りとなりますね。
お疲れ様でした。

<2012年12月18日(火)>

午後1時 奉納相撲(ほうのうすもう)

午後2時 後宴能(ごえんののう)

>>>
ざくっとこんな感じ。

12月17日は、
春日若宮おん祭保存会のお旅所参列券で見るのがいいか?
それとも特別桟敷席(スタンド、椅子席)で見るのがいいか?

私は利用したことがないのでわからないのですが、
出入りが自由で、指定席の特別桟敷席のほうが気が楽かな。
(保存会のだと、近くまでは行けるけど、土の上にスノコのような
ものをしいた場所があって、そこに毛布巻いて座るようだし…)

今年、本当に、これ、実行します?
(誰に聞いてるんじゃ)

とりあえず、妄想計画デシタ。
コメント (7)
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ゲージツの秋

2012年11月04日 | 色々・モシクハお勉強
11月2日。
正倉院展行ってきましたわよ。
日帰りで。
ってか、前日は所用(笑)で東京にいたわけだが。

東京から例によって例のごとく高速バスで乗りつけたんだが。
早朝のJR奈良駅ではオバ様たちが
「並んでいる途中で食べられるようにってコレ持ってきてん」
とかとか。正倉院展に開館前から並ぶ気満々の方々と遭遇。

前日も高速バス乗りつけ、現地にて開館待ち(謎)だったので、
今日はのんびりしたいなと思い、ビブレ前のシャトードールでモーニング。
新聞など読みながら一時間以上滞在して、いざ博物館へ。
(今朝はガラガラだったので、お店の人もほっといてくれた)

奈良博前はほどほどの混雑。
9時前で入場に2回折り返しがついてるくらいでした。
こんなくらいしか並んでいないのだったら、
あのまま朝イチから並んでいたら、「一番入場」ができたのかも。
ま、いいけど。

前倒しで開館して、ぞろぞろと入館するまでにちょっとかかったけど、
10分程度並んだだけの、ほぼ待ち時間無しで入館できました。

最近は、解説レコーダが普及したので、入館してからも
それを借りる人たちで大混雑。
さくっとそこを通り抜けて会場へ入ると、案の定右手手前が大混雑。
その後は館内を行きつ、戻りつしながら見てまわりです。

今年は「螺鈿紫檀琵琶」と「瑠璃杯」がツートップの人気もの。
第一展示室に「琵琶」があったけど、”グルグル見学”になってなかったので、
今年は待ち行列作りはしないのかと思ったら。
西新館へ入る前に、
「瑠璃杯を最前列でごらんの方はこちらへ並んでくださーい」との声とともに、
「こちらが最後尾」看板が出現。

出た!
奈良博名物(?)グルグル待ち行列。
待ち行列に並んで、並んででも、一番前で見たい人たちの列と、
並びたくないので、その後ろから窺い見るだけでよい人たちに分かれるアレ。
結構、後列だと、展示品までに間に距離があるけど、
グルグル行列の人たちは少数ずつ流れてくるので、
後列だったとしてもそんなに見にくくはありません。

瑠璃杯は以前にも見たことがあるので、今回は後列から覗き見(笑)
本日は平日ということもあったし、文化の日より前だし、
「日曜美術館」放映前だってのもあって(あはは)、
そんなに混雑はしていません。
(あれを混雑しているといってはいかんだろ、いくらなんでも)
グルグル後列からでも、瑠璃杯の輝きは美しく見えましたよ。

今年の展示品は瑠璃杯が出ているので、ガラスもの多し。
トンボ玉とか、クチナシ玉とかに混じって、
五芒星形ものが!なんじゃこりゃ?!と思ったら、
これクチナシ玉の天地を、穴を手前にして横に向けただけなのか…。
(上下に貫通している玉穴を、手前に向けると、星型に見えるんだなコレが)

平城のタータンチェック・ネクタイ(帯?)も健在。
今でもこの柄で、キルトが作れそうなデザインです。

今年は若干古文書の量が少なかった?(んなことはない?)
わが本籍地「御野国」からは「御野国山方郡三井田里戸籍」がおでまし。
八世紀当時の巻頭部分に加えて表紙、見返し、革製巻緒までもが
当時のものという、正倉院宝物唯一の遺品なんだって。
御野は戸籍関係で結構残っていますわね。
おーほほほほほ(何故に高笑い?)

前を歩いていた研究者風の中国人さんはすらすらと、
中国語読みでそれらを読んでいましたわ。
ああ、羨ましや。
「書きもんは、ええわ(←見ぃひんでもええわ)」
と後ろで言ってはったオッチャンに、やや同意のわたくしとしては、
漢字ばっかりの書き物がスラスラ~なのは羨ましい限り。

今年は「平清盛」で清盛やら、後鳥羽上皇やらが双六ばかりしているので(笑)、
双六盤の前では「キヨモリ」「キヨモリ」とあちこちで聞こえました。
そういう狙いで、出品物決めているわけではないんででしょうが。

双六といえば今では正月にやるアレとなっているけど、
もともとは古代エジプトに始まるというゲーム。
『日本書紀』持統天皇3年(689)には双六禁止令が出されているというので、
当時も”ゲーマー”たちが「金賭けたり」「”双六廃人”になって仕事をしなかったり」
したのかなあとか妄想すると、現代と大して変わりなかったりします。

いやー、これだけのもの、よくぞ残ってくれたもんだと、
昔むかしの人たち、および、昔からの人たちに感謝いたします。
瑠璃杯の輝きも、蔵の中で眠っていたからこそ。
これが、”出土品”であったならば、こうはいかなかったでしょう。
そっかそっか、私は”出土品”よりも、”伝世品”の方が好みなんだな(笑)

今年も「たからもの」を満喫しました。
コメント (2)
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