「難波津を漕ぎ出て見れば神さぶる生駒高嶺に雲そたなびく」
何が何だかわからないままに引っ越し当日。
我が家にあった大量の荷物は東京へ、
あるいは岐阜の実家へと運び出され、
跡形もなくそこから消えてなくなりました。
空っぽになった部屋は今までと違って、割と広く見え、
いろんなものが邪魔してた窓からは
尚一層生駒山がよく見えておりました。
「妹に逢はず、あらばすべなみ、岩根踏む生駒の山を越えてぞ我が来る」
途中ダンナの実家に寄ってからの上京なので、毎回の帰省みたいな感覚。
なので、あんまりしんみりとすることもなく旧宅を後にしてきました。
当初は高速バスで移動する予定でしたが、
取りあえず生駒山がよく見える所に行ってから去りたいな
→いや、いっそ生駒に登ってみたらいんじゃね?
→っていうか、奈良まで行って生駒山を見たらいいんじゃん?
ってことで、急遽奈良に行くことにして、
バスではなく、近鉄特急で移動することに。
そこからが、思いたったら即自主スク開始デス。
関西最後の日は、
氷室神社の白木蓮としだれ桜の共演に見惚れたり、
先日オープンしたばかりの『夢しるべ風しるべ』に行ってパスタ食べたり、
東向きからもちいどのをそぞろ歩いてみたり、
怪しい一角に紛れ込んで今更ながらにディープ奈良を発掘したりと、
滞在時間は短かったけど楽しく過ごしてきました。
パスタ食べたお店のおにーさんに「また来て下さいね」っていわれちゃったから、また行かねば(笑)
「三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや」
登大路からの日没を眺めていたら、
夕日が雲に隠されてしまって。
しばらくは太陽さんが顔を出してくれるのを待ってました。
額田王もこんな気持ちだったのかな。
雲が切れ、なんとか山の端に沈む夕日を拝むことができました。
今度からはどこに沈む夕日を見るんだろうな。
『奈良で学ぶ贅沢』
今なら、その意味がずしりとわかります。
では、さようなら、関西。
さようなら、奈良。
何が何だかわからないままに引っ越し当日。
我が家にあった大量の荷物は東京へ、
あるいは岐阜の実家へと運び出され、
跡形もなくそこから消えてなくなりました。
空っぽになった部屋は今までと違って、割と広く見え、
いろんなものが邪魔してた窓からは
尚一層生駒山がよく見えておりました。
「妹に逢はず、あらばすべなみ、岩根踏む生駒の山を越えてぞ我が来る」
途中ダンナの実家に寄ってからの上京なので、毎回の帰省みたいな感覚。
なので、あんまりしんみりとすることもなく旧宅を後にしてきました。
当初は高速バスで移動する予定でしたが、
取りあえず生駒山がよく見える所に行ってから去りたいな
→いや、いっそ生駒に登ってみたらいんじゃね?
→っていうか、奈良まで行って生駒山を見たらいいんじゃん?
ってことで、急遽奈良に行くことにして、
バスではなく、近鉄特急で移動することに。
そこからが、思いたったら即自主スク開始デス。
関西最後の日は、
氷室神社の白木蓮としだれ桜の共演に見惚れたり、
先日オープンしたばかりの『夢しるべ風しるべ』に行ってパスタ食べたり、
東向きからもちいどのをそぞろ歩いてみたり、
怪しい一角に紛れ込んで今更ながらにディープ奈良を発掘したりと、
滞在時間は短かったけど楽しく過ごしてきました。
パスタ食べたお店のおにーさんに「また来て下さいね」っていわれちゃったから、また行かねば(笑)
「三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや」
登大路からの日没を眺めていたら、
夕日が雲に隠されてしまって。
しばらくは太陽さんが顔を出してくれるのを待ってました。
額田王もこんな気持ちだったのかな。
雲が切れ、なんとか山の端に沈む夕日を拝むことができました。
今度からはどこに沈む夕日を見るんだろうな。
『奈良で学ぶ贅沢』
今なら、その意味がずしりとわかります。
では、さようなら、関西。
さようなら、奈良。