7月28日(日)は、真夏の常連イベント(?)
奈良大博物館実習OB会に参加してきました。
今年は「緑地公園駅」に降り立った瞬間の「もむぉんわぁ~」とした
あの熱い空気に絡めとられる感じがせず、今年は涼しいんでないの?
とかとかちょっとほっとする。
例年この会合は8月上旬の実施となるわけですが、
今年はカレンダー巡りのせいか、7月最終日曜日の開催となりました。
(これはこれで良かったんだなというのは、後になってわかる話。
ちなみに来週8月第一週の日曜日の最高気温は35度の予想です)
しかし、大阪の夏なめんなよーって感じで。
公園内をテクテク歩いてくる時点ですでに汗だく。
そして、会場である民家博物館に入ってからも、
集合場所である茶室は一番奥にあるため歩く歩く。
その間、登り&くだりも結構あり、着くまでにすでにヘロヘロ。
まあ、実習生さんそのものであれば、そこでバテていては仕事にならんのだけど、
まあまあ、わたくし、OB生でありますので、そこんとこは少々手抜きしても
成績には響かないことになっております。
気楽にいきましょう、ってか?
実習生さんたちは午前から園内で活動をされていますが、
我々は午後からのみ、園内清掃のお手伝い。
今年は十津川の民家周辺の側溝掃除をお手伝いしましたわ。
真夏の活動ゆえ「無理をしないように」とは言われているし、
猫の手程度の活動ではありますが、それでも流れる汗はハンパ無い。
それでも今回はボランティアさんがついて、
「ここらへんで休憩を取ってくださーい」
「それではあと少し活動してくださーい」
「これで終了しまーす」
と号令をかけて下さったので、やりやすかったです。
その後は、第一のお楽しみ。
水野先生の講義です。
実習生さんたちにとっては「授業」なのですが、
我々OBにとっては「楽しい楽しいタダ聞きの会」。
聞いたお話をレポートにまとめることもないし、
これから試験があるわけでもないので、
気楽に先生のお話を楽しめるというわけだ。
今回はいつもOB会が借りている十津川の民家は、
おじゃるまるテイストな”くの一”さんたちがロケ(?)で使用中で借りられなかったし、
南部の曲がり屋は工事現場バリケードがはってあって入れなかったしと、
いろいろいつもとは違っていたんだけど。
一番違っていたのは、水野先生のお話がセミナールームで行われたこと。
セミナールームはプレハブ造りの、特別展示をやったりする小屋ですが、
今回はここで最終講義が行われるんだそうな。
ひゃっ☆ラッキーではないか。
というのも、このセミナーハウス、園内で唯一冷房が効く施設である。
(除く管理棟)
いつもは園内清掃後、迫り来る蚊や、睡魔と戦いながら、
水野先生のお話を聞くわけですが、
今回は冷房の効いた部屋で、イスに腰掛けて(いつもは板の間で体育座りor胡坐)
聞けるってんだから、これを幸運といわずして何と言おう。
例年ここで蚊に刺されたり、扇子でバタバタしたりしながらの講義で、
聞くほうも大変だが、話すほうはもっと大変。
水野センセは基本的に立ってうろうろしながらしゃべるスタイルなので、
イスを用意していても座ってくれないし、水を用意していても飲んでくれない。
見ているこっちの方がハラハラすることも多かったのだけど、
ここなら冷房も入っているし、ウロウロしても少しは体力温存になるのでは?
とかとかも思ったんですがけどね。
なにせ博物館実習の中でも「民博館」での実習は過酷な環境で、
フツーの博物館の「室温23度、湿度55%」なんて数値とは一切関係なく、
「(ボランティア精神が)あつい」
「(囲炉裏で焚いている火が)熱い」
「(くそ暑い日本の中でも暑い大阪で)暑い」の三拍子揃った博物館ですから。
アツサに勝たなくてはいかん宿命があります。
(しかも博物館実習というのはその暑い夏にわざわざ実施することに決まっている)
しかし、その実習の最難関門の最後に来て、
「クーラーにあたりながら、水野先生のお話を聞く」なんて、
お駄賃にも匹敵することがあってもいいんだろうか?
(いーんデス!byカビラJ)
ってことで、セミナールームの最後列に小さくなって滑り込んだのですが。
ここで、ひとつ、誤算が。
真夏の民博の暑さ対策はして行っても、
冷房対策はしてこなかった、ってことさね。
そう、「冷えピタ」とか「クールスプレー」とか山ほど用意して、
何があっても大丈夫状態にして持っていくために、いつも私のバッグは
「ご旅行ですか?」状態になっているのだが。
(通常時でさえ、荷物が多い人間なのに。それに輪を掛けて大荷物)
しかししかし。
冷房よけのカーディガンとか、冷房対策のひざ掛けとか持ってきてないよ。
お出かけ時は常時持ち歩いているんだけど、まさか民博でそれらが
必要になるとは思ってなかったもんで。
ひんやーり、って滅多にない体験をしました。
いつもだったら、帰り際にお着替えをして、汗かいた服を脱ぎ捨てて
新しいシャツ着て帰る(否、飲み会に行く)のだけど。
今回は、汗がすっかり引いてしまって、体温をばっちり下げてくれて、
あげく寒いかも…状態になりました。
来年以降もセミナールームでの講義だったらちょっと考えた方がいいかも。
なんて話はいいとして。
〆の水野センセのお話です。
今年のテーマは「考古学と諸科学の協調が奏でる古代史」
ってことでしたが、レジュメの内容に留まらない話が次々出てきて、
「そろそろ時間なんですが…」
という頃合からの方が、面白かったかも(をい)。
大阪と奈良を結ぶ道は昔は水越峠という道があったが、
今は山の中くりぬいて高速道路が出来てしまい、
あそこを歩いて越える人なんて殆どなくなってしまった。
道なんてものは通らなければ無くなる。
しかしだ、小学生に”水越峠”と書いた石を持たせて、
山登りをさせて、一人が数個ずつ街道沿いに置いてきたら…。
”水越峠””水越峠”と書いた石の列がバーっと出来上がり、
そこが『水越峠の道』であると、後世に残るでしょ。
OH!なるほど♪
「あと、学芸員は説明をしすぎるな」
「……?」
「学芸員は(自分の知識を)しゃべりたくてしゃーないのかもしれんけど、
相手はテキパキと答えを求めている。そして早く次のところへ行きたがっている。
それなのに、延々自分の話をしていると、アンケートに「私の時間を返せ」
「学芸員が長々としゃべっていて時間を撮られた」と書かれてしまう」
あははは、確かにそうかも。
自分の得意分野だったら尚更そうかも>必要以上の過剰な説明。
てなところで時間となりました。
(今回はトートツに終了)
後は場所を移しての懇親会(という名の飲み会)です。
今年も水野センセはご参加くださいましたが、
一時間ほどで「次の会合があるから」と途中退席されちゃいました。
今年は席が離れていたのであまりおしゃべりは出来ませんでしたが、
毎年この会に参加している成果、もとい、せいか、
顔だけは覚えていただけたようで、写真撮影のときは、
ちゃっかり隣りに座っていたりしましたよ♪
今年もソフトドリンク「ここから、ここまで全部もってこ~い」状態で、
飲みまくっていましたが、最後に一杯だけサワーを頼んだら、
これで酔っ払ってしまった安上がりなヤツです。
その席上「奈良大の勉強ブログ書いていた人?」と問われたり(謎)、
「奈良大同窓会から派生した山陵会をよろしく」だの、
「アンタ○○さんの妹?いもうと??」だの。
酔っ払い相手に散々な目に遭いました(ウソ)
※とりあえず宣伝しておいたからねー>各位殿。
さて、来年も万障お繰り合わせの上ご参加下さい、ですわ>ALL。
真夏の夜の夢ならぬ、一夜限りの乱痴気騒ぎですけど。
これがあるから、一年生きているのかも、とも思うことも無きにしも非ず。
6回目か~あれから6年か~そうかそうか~年取るわけだなあ(嗚呼無情)
その間に結婚したり、転職したり、髪の毛が寂しくなったり(!)、
定年を迎えたり、引越ししたり、卒業したり、リタイヤしたり(?)
といろいろなことがメンバーの身に降りかかったわけですが。
あの暑かった夏の日を思い出す日が、一年に一日くらいあってもいいような気がします。
だって夏スクって特別だもん!
(博物館実習を含む)
来年も集いましょうぞ★
オノオノガタ!
奈良大博物館実習OB会に参加してきました。
今年は「緑地公園駅」に降り立った瞬間の「もむぉんわぁ~」とした
あの熱い空気に絡めとられる感じがせず、今年は涼しいんでないの?
とかとかちょっとほっとする。
例年この会合は8月上旬の実施となるわけですが、
今年はカレンダー巡りのせいか、7月最終日曜日の開催となりました。
(これはこれで良かったんだなというのは、後になってわかる話。
ちなみに来週8月第一週の日曜日の最高気温は35度の予想です)
しかし、大阪の夏なめんなよーって感じで。
公園内をテクテク歩いてくる時点ですでに汗だく。
そして、会場である民家博物館に入ってからも、
集合場所である茶室は一番奥にあるため歩く歩く。
その間、登り&くだりも結構あり、着くまでにすでにヘロヘロ。
まあ、実習生さんそのものであれば、そこでバテていては仕事にならんのだけど、
まあまあ、わたくし、OB生でありますので、そこんとこは少々手抜きしても
成績には響かないことになっております。
気楽にいきましょう、ってか?
実習生さんたちは午前から園内で活動をされていますが、
我々は午後からのみ、園内清掃のお手伝い。
今年は十津川の民家周辺の側溝掃除をお手伝いしましたわ。
真夏の活動ゆえ「無理をしないように」とは言われているし、
猫の手程度の活動ではありますが、それでも流れる汗はハンパ無い。
それでも今回はボランティアさんがついて、
「ここらへんで休憩を取ってくださーい」
「それではあと少し活動してくださーい」
「これで終了しまーす」
と号令をかけて下さったので、やりやすかったです。
その後は、第一のお楽しみ。
水野先生の講義です。
実習生さんたちにとっては「授業」なのですが、
我々OBにとっては「楽しい楽しいタダ聞きの会」。
聞いたお話をレポートにまとめることもないし、
これから試験があるわけでもないので、
気楽に先生のお話を楽しめるというわけだ。
今回はいつもOB会が借りている十津川の民家は、
おじゃるまるテイストな”くの一”さんたちがロケ(?)で使用中で借りられなかったし、
南部の曲がり屋は工事現場バリケードがはってあって入れなかったしと、
いろいろいつもとは違っていたんだけど。
一番違っていたのは、水野先生のお話がセミナールームで行われたこと。
セミナールームはプレハブ造りの、特別展示をやったりする小屋ですが、
今回はここで最終講義が行われるんだそうな。
ひゃっ☆ラッキーではないか。
というのも、このセミナーハウス、園内で唯一冷房が効く施設である。
(除く管理棟)
いつもは園内清掃後、迫り来る蚊や、睡魔と戦いながら、
水野先生のお話を聞くわけですが、
今回は冷房の効いた部屋で、イスに腰掛けて(いつもは板の間で体育座りor胡坐)
聞けるってんだから、これを幸運といわずして何と言おう。
例年ここで蚊に刺されたり、扇子でバタバタしたりしながらの講義で、
聞くほうも大変だが、話すほうはもっと大変。
水野センセは基本的に立ってうろうろしながらしゃべるスタイルなので、
イスを用意していても座ってくれないし、水を用意していても飲んでくれない。
見ているこっちの方がハラハラすることも多かったのだけど、
ここなら冷房も入っているし、ウロウロしても少しは体力温存になるのでは?
とかとかも思ったんですがけどね。
なにせ博物館実習の中でも「民博館」での実習は過酷な環境で、
フツーの博物館の「室温23度、湿度55%」なんて数値とは一切関係なく、
「(ボランティア精神が)あつい」
「(囲炉裏で焚いている火が)熱い」
「(くそ暑い日本の中でも暑い大阪で)暑い」の三拍子揃った博物館ですから。
アツサに勝たなくてはいかん宿命があります。
(しかも博物館実習というのはその暑い夏にわざわざ実施することに決まっている)
しかし、その実習の最難関門の最後に来て、
「クーラーにあたりながら、水野先生のお話を聞く」なんて、
お駄賃にも匹敵することがあってもいいんだろうか?
(いーんデス!byカビラJ)
ってことで、セミナールームの最後列に小さくなって滑り込んだのですが。
ここで、ひとつ、誤算が。
真夏の民博の暑さ対策はして行っても、
冷房対策はしてこなかった、ってことさね。
そう、「冷えピタ」とか「クールスプレー」とか山ほど用意して、
何があっても大丈夫状態にして持っていくために、いつも私のバッグは
「ご旅行ですか?」状態になっているのだが。
(通常時でさえ、荷物が多い人間なのに。それに輪を掛けて大荷物)
しかししかし。
冷房よけのカーディガンとか、冷房対策のひざ掛けとか持ってきてないよ。
お出かけ時は常時持ち歩いているんだけど、まさか民博でそれらが
必要になるとは思ってなかったもんで。
ひんやーり、って滅多にない体験をしました。
いつもだったら、帰り際にお着替えをして、汗かいた服を脱ぎ捨てて
新しいシャツ着て帰る(否、飲み会に行く)のだけど。
今回は、汗がすっかり引いてしまって、体温をばっちり下げてくれて、
あげく寒いかも…状態になりました。
来年以降もセミナールームでの講義だったらちょっと考えた方がいいかも。
なんて話はいいとして。
〆の水野センセのお話です。
今年のテーマは「考古学と諸科学の協調が奏でる古代史」
ってことでしたが、レジュメの内容に留まらない話が次々出てきて、
「そろそろ時間なんですが…」
という頃合からの方が、面白かったかも(をい)。
大阪と奈良を結ぶ道は昔は水越峠という道があったが、
今は山の中くりぬいて高速道路が出来てしまい、
あそこを歩いて越える人なんて殆どなくなってしまった。
道なんてものは通らなければ無くなる。
しかしだ、小学生に”水越峠”と書いた石を持たせて、
山登りをさせて、一人が数個ずつ街道沿いに置いてきたら…。
”水越峠””水越峠”と書いた石の列がバーっと出来上がり、
そこが『水越峠の道』であると、後世に残るでしょ。
OH!なるほど♪
「あと、学芸員は説明をしすぎるな」
「……?」
「学芸員は(自分の知識を)しゃべりたくてしゃーないのかもしれんけど、
相手はテキパキと答えを求めている。そして早く次のところへ行きたがっている。
それなのに、延々自分の話をしていると、アンケートに「私の時間を返せ」
「学芸員が長々としゃべっていて時間を撮られた」と書かれてしまう」
あははは、確かにそうかも。
自分の得意分野だったら尚更そうかも>必要以上の過剰な説明。
てなところで時間となりました。
(今回はトートツに終了)
後は場所を移しての懇親会(という名の飲み会)です。
今年も水野センセはご参加くださいましたが、
一時間ほどで「次の会合があるから」と途中退席されちゃいました。
今年は席が離れていたのであまりおしゃべりは出来ませんでしたが、
毎年この会に参加している成果、もとい、せいか、
顔だけは覚えていただけたようで、写真撮影のときは、
ちゃっかり隣りに座っていたりしましたよ♪
今年もソフトドリンク「ここから、ここまで全部もってこ~い」状態で、
飲みまくっていましたが、最後に一杯だけサワーを頼んだら、
これで酔っ払ってしまった安上がりなヤツです。
その席上「奈良大の勉強ブログ書いていた人?」と問われたり(謎)、
「奈良大同窓会から派生した山陵会をよろしく」だの、
「アンタ○○さんの妹?いもうと??」だの。
酔っ払い相手に散々な目に遭いました(ウソ)
※とりあえず宣伝しておいたからねー>各位殿。
さて、来年も万障お繰り合わせの上ご参加下さい、ですわ>ALL。
真夏の夜の夢ならぬ、一夜限りの乱痴気騒ぎですけど。
これがあるから、一年生きているのかも、とも思うことも無きにしも非ず。
6回目か~あれから6年か~そうかそうか~年取るわけだなあ(嗚呼無情)
その間に結婚したり、転職したり、髪の毛が寂しくなったり(!)、
定年を迎えたり、引越ししたり、卒業したり、リタイヤしたり(?)
といろいろなことがメンバーの身に降りかかったわけですが。
あの暑かった夏の日を思い出す日が、一年に一日くらいあってもいいような気がします。
だって夏スクって特別だもん!
(博物館実習を含む)
来年も集いましょうぞ★
オノオノガタ!