奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

バナナがない!(謎)

2008年08月23日 | 奈良大学お勉強日記
試験勉強が終わらぬままに飛び乗った高速バスの中で、
せっせと模範解答(ウソ)を作り続けた美嶋ですこんばんは。
その姿はまるで『白鳥の王子』の末っ子エルザ。
刑場へ向かう馬車の上でも、せっせとイラクサを編み続けた彼女です。
とまあ、そんな戯れ言はどうでもよろし。

今回の高速バスは京都で下車。
せっかく京都で降りるんだから、夏の特別公開でも見たりなんか
しよっかな~♪という淡い願望を抱いていたら…京都は雨が降っておりました。
うう、雨の中を移動するのもしんどいし、駅周辺で休憩できる
ファミレスもないし(FFはいや。お子様で混雑してうるさいもん)
しゃーないので、さっさと近鉄構内へ入って待合室で朝ごはん&お勉強。
そして8時過ぎに電車に乗って一路高の原へ。
当然のように車中ではグガグガ寝ます(当たり前)
記憶モノは寝ないと定着しないので。
昨日の高速バスの中ではあんまりよく寝れなかったから、
それを補うタメに睡眠睡眠。

しっかし、近鉄の車内は寒かった。
着れるだけの服を着て、足に懸けて、それでも寒くて、
とりあえず高の原サティにて長袖もの買っちゃいましたよ。
ははは。それが起爆剤になっちゃったのか、しばしショッピングぅ~。
服買って、スカーフ買って、髪留め買って…と
気がつけば一時間たってるぢゃん。
反省(したふり)

その後、移動するのもダルイので、そこらへんのソファーに
腰掛けて暗記ものしたり、疲れたらお茶飲んだり、徘徊(?)したり。
ああ、こんな所(高の原駅前)に、こんなもの(サティ)があったら、
奈良大生、高の原の駅前だけで生活が完結しちゃわないだろうか、
とかとか余計なお世話(遊んでんの、お前くらいなもんだよっ)

そして昼ごはんを早めに食べて、いざ学校へ。
その前に秘密の儀式があるわけでして。
受験前には「バナナとチョコレート」(大謎)

これ、食べるといいんですのよ、オーホホホホホってことで。
プラシーボ効果でもなんでもいいんです。
とりあえず試験前にコレ食べて、全戦全焼(燃えてどうする、全勝だ★)ですから。
なので、とりあえずは気休めのお守りがわりだったのですが。

いつもは自宅から持参して、会場でハグハグ食べるんだけど。
どうせ、サティあるから、買えばいいじゃんって思ったのが間違いの元。
サティの食料品売り場でバナナを探すも、バナナがない!(涙)

いえ、5本とか8本とかの大量の房のはあるんです。
私が欲しいのは、一本売りのバナナ。
そんなにたくさん要らないのです!

さてどうしたもんかと思っていたら、そういえば
「まるごとバナナ」(byヤマザキ)ってのがあるじゃん!
あったしって、あったまいいぃ~とか自分に酔いしれて(バカ)
デザート売り場に急行したら、何故かここには売ってない。
えーん。
ここまで食べ続けてきたものを、何を今さら止められようか。
あたしの連勝記録(?)もココまでか?

ま、買わずに後悔するよりは、買って後悔しなさい。
ちゅうことで、一番小さい房を買いました。
しかし重い!さっさと食べてしまわねば、道中ナンギしそうだ。

その後、バナナ抱えて土砂降りの中、バスで学校へ向かい、
受験票を受け取りに行ったら、ちゃんとありました>なきゃ困る。
5限目は美術史概論で、6限目は観光論。
さて、この選択が吉と出ますか、凶と出ますか。

まだ三時間あるので、またまた最後のあがき。
暗記したり、コーヒー飲んだり、昼寝したり(をい)。
そのうちいよいよって時間になって取りい出したるあのバナナ。
ふふふ。食べましたわよ、今回は二時間連続ってことで、
二本ほど(すげー)。
それでもまだあるので、明日の朝ごはん決定だ。

で。
問題の(?)、試験です。
5限目の試験は「2」番。
飛鳥時代後期の仏像うんたら…。
うう、書けない時代じゃないので、こしょこしょ半分くらい書きました。

6限目の試験は「7」番狙いだったのに、「5」番。
ひゃ~あ。5番ですか。
一番嫌な問題だ。
書いて書けないことはないけど、内容を網羅すると、
A3一枚サイズ以上になる分量の問題。
ああ、またこの手の問題かい!
しゃーないので、アホのように書きまくっていました。

「観光の語源を述べよ」だったら5行くらい書いてとんずら!
「長所と短所を述べよ」だったら12行書いてとんずら!
の予定だったのに、アテが外れて書きまくり。
なんとか終了時間前には書き終わって逃げるように下校です★

はい。
今日は試験を受けるのが第一の目的ならば、
これからが第二の目的「元興寺地蔵盆」
略して元興寺ナイト、です。
(略すな!)

学校からの参加組みと落ち合って電車に飛び乗り、
キン奈良でお待ち組さんと合流。
目指すは元興寺です。

実は奈良に長いこと住んでいて、元興寺の地蔵盆には来たことがない。
ま、住んでいても、そんなところや行事はたくさんあるのですわ。
とりあえず、今回は日程的にもドンピシャだったので、参加してみました。

普段は静かな元興寺ですが、この日は入山料がタダってことも手伝ってか、
物凄い人の量。
もともと地蔵盆って、子供のおまつりなので、今日は
アンパンマン音頭で盆踊りだの、ジュース・焼きそばなどの
模擬店だのがにぎわっておりました。

堂内へももちろん無料で上がれて、堂内をぐるっと巡ると、
提灯(行灯?)に描かれた著名人たちの書画。
おお、松久保長老(薬師寺)のホオズキの絵とか、
河瀬直美さんの書とかもあります。

そして、私のイメージしていた「地蔵盆」(アンパンマン音頭ではない)
の灯明のゆうべを見に、本堂脇のお地蔵様のたまり場へ。
正面ではにぎやかに子供踊りが輪になっていますが、
ここは数々の石仏や石塔の元に灯明が供えられていて、
ほのかなオレンジの炎がゆらゆらとそれらを照らしています。

おお、これぞまさしく私のイメージしていた地蔵盆だわ。
少し登りになって、くねっている道で、左右に石仏を見ながら歩くと、
なんだか三途の川を渡っているようです(なんだそりゃ)
ま、幻想的な光景だとも思ってくださいまし。

今日はそういえば日中まで大雨が降って、
こりゃどうなるもんかと思いましたが。
そうさ、私は晴れオンナ。
執念で晴れさせていただきました(おっほん)
雨が降って、この行事はキツイだろう。
晴れてくれてよかったよかった。
これも日々の行いが…(以下略)

そして、時間は流れ、自主スク第二部へと突入。
もちろん飲みます>居酒屋です。
飲兵衛姐さんが揃うとのことだったので、
迷うこともなく「飲み放題コース」を選択したのだけど、
姐さんたち、柄にもなく(?)今回は控えめでした。

しっかし、遅い時間に行ったら、超大量集団の先客がいる
大座敷の隅っこに申し訳程度に我々の席が用意されていて。
やられた~。
すでに一杯やり始めている連中の五月蠅いこと五月蠅いこと。
うるさすぎて会話もままらないないほどで、
あれは個室を取ればよかったなあ~と後悔しました。
皆様、その節はご迷惑おかけしました。

ま、料理も値段の割にはほどほどに美味しく、
「夏なのに鍋?!」
状態のテーブル初見にはびっくりしたけど、
塩味の鶏鍋は結構美味かったので満足満足。
今度来るときは是非とも個室を所望しようとココロに固く決めました。

あ~試験も受けたし(しかも、二つも)
自主スクもやったし、
酒も飲んだし、
今回は奈良泊まりだし(すっごく珍しい)
なんだか充実感一杯でございます。
(でもって実は元興寺地蔵盆は二日目も参加しているんでゴザイマス

次回の自主スクは正倉院展期間中でございます。
皆様またお集まりくださいませ。

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近づく週末

2008年08月20日 | 奈良大学お勉強日記
ということで…飲み場所を定めました。
(をいっ、そっちの方かい)

あ~私ってば、どこまでいっても泥縄なヲンナ。
水曜日だよ?金曜の夜には移動だよ?という
ココロの声も聞こえては来るのですが、
でも、まだ、ダメなんですね。

とりあえず昨日は観光学の方の試験勉強をしましたが、
これだって遅遅として進まず。
テキストに無いから、ネットでも検索して、って書いてあったので、
カチャカチャ検索してみると、ヒットした所に面白い記事。
いかんいかん、そんなの横道にそれている場合ではない。

しかし、ハイパーリンクの力は偉大で、全然関係ないことでも、
強引に結び付けてくれちゃうのがリンクの凄さ。
クリック~!した先に広がるのはパラダイスぅ~★

四全総がうんたらかんたら、おお、こんなページがあるんだ。
(ココまではちゃんとしたオベンキョウ)

すごい、ちゃんとまとめてあるじゃん。感謝感謝。
プリントアウトして使わせてもらおうっと。

へ~新全国総合開発計画って新潟が該当してたんだ→クリック!
(ここから横道)

ふむふむ、新潟市は合併繰り返して現在こんな形になっているのだな。
新潟市出身の有名人?→クリック!!
おお、高橋留美子大先生だ。
そういえば、母校はどうなってんだろ?→クリック!!!

以下、略、です。
ご想像の通り、そのあと一通り検索大作戦が巻き起こり、
気がつくととっぷり暮れていたという有様。

ああ、知りたいことも判って、
知らなくてもいいことまで判って。
道草とか、横道とか、どうしてこんなに甘美なのでしょう。
トホホ。

今日は今日とて、ココロを鬼にして勉強するはずが、
ちょっとテレビつけたら…そのまんま見てしまうし。
だって、関東でミヤネヤをフルバージョンでやってたんだもん。
うう、たかじん見たいよ~。
上沼恵美子見たいよ~。
なるとも見たいよ。
(何をぬかしとんねん)

ま、明日と明後日ありますし、なんとかなるのでは。
というか、なんとかするのでは。
ではなくて、「まっ、いっか」で済ませるのが定石だ、アタシの場合。

ああ、明日こそは勉強がはかどりますように。
(祈らなくていいから、やればいいことだ)
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目指せ★准教授てか

2008年08月18日 | 奈良大学お勉強日記
先日の故郷での自主スクで再確認したのが、
ダンナの故郷は、坪内逍遥先生の生まれ故郷でもあったということ。

坪内逍遥といえば、『小説真髄』
そして、早稲田大学と、演劇なんちゅうものが芋蔓式につながるのだけど。
実は、あんまりよくは知らんのだな。(をい)

しかし、それとも関係なくもないことが盆直前に
耳に入ってきていたので、中山道を歩きながらも、
おお~早稲田ね、演劇ね、坪内逍遥ねとか思っていたのも事実。

それというのも、何年かぶりで東京に住むことになり久しぶりに
旧友(といっても先輩なのだけど)と会った時に、
「○ちゃんって今、大阪の大学で准教授してるよ」
といわれ腰が抜けるほどびっくり。

○ちゃんというのは、私と先輩が働いていた会社にいた人なのだけど、
一風変った人で、今でいうところの「不思議ちゃん」な感じ。
会社を辞めた後、早稲田大学に入って勉強をして、大学院に進み、
助手になって、その後関西へ流れていったのだとか。
そんなこととはつゆ知らず、のぺのぺしてきましたが。

そうなんだ~。
早速本名を検索してみたら、出てくる出てくる、彼女の業績。
うわ、ホントだったんだ(疑ってたのかよ)

会社にいるときはそんな感じが全然しなかった分野なのだけど、
そうか~彼女英語はその頃から堪能だったし
(英文の小説なんか平気で読んでいたし)
海外のことの研究も別段苦もなく出来たわけだ。

はぁ~。
オノレはその間、何をしてきたのかと小一時間…。
うむむ。大学を8年かかって卒業したけど、
人に誇れるような業績もなく。
また同じように大学に入って、四苦八苦するのみ。
ぢっと手を見る(見てどうする)

ダンナにも、学歴ロンダリングばかりしてないで、
大学院でも行けばと云われたけど、
そこまで何も極めているものもないしなあ。

大学(院)は出たけれど、職が無いって人もたくさんいる中、
自分の興味のあることを極めて、それで第二の人生花咲かしてるなんて。
えらいぞ!○ちゃん(って、アタシに褒められたくないか)
人間はやはり、いくつになっても、何かを始められるのだなと感動いたしました。

んじゃ、私の場合は「キティちゃん学」でもやりますかね(ボソッ)
「ドラえもん学」ってのがあるくらいなんだから、
キティちゃんが苦(←って出た、当らずしも遠からず、だ)
があってもいいかもしれない(キッパリ)

しかし、その前に、あんたは卒業せなあかんだろうが…。

しかも今週は試験前勉強期間なのであった。
それなのに、あたしったら、あたしったら…。

小芝居はいいから、勉強しろ!
コメント (6)
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盆なのに自主スク

2008年08月13日 | 奈良大学お勉強日記
旧盆の8月13日に、自主スクを敢行して来ました。
実施したのは、建築史の「古民家を調査せよ!」ってもんで、
うちの周りに、重文でもない、古い民家なんて無いよ!
とかねがね思っていたのですが。

おっと、そういえば、あるじゃん>ダンナの実家近辺で。
ゴロゴロと古そうな家が立ち並ぶ一画が。
ダンナの田舎は中山道の宿場町なので、
それらしいものがあるハズです。
おお、それでいこう!

早速観光協会にメールをして「案内してくれる人を教えてちょ」
案内をしてくださる方と連絡を取り合って、
盆で帰るからこの時期忙しいと思いますけど…って
思いつつ、どんぴしゃこの盆の13日でお願いをしました。

当日現われたボランティアガイドさんは
義母(去年亡くなりました)の教え子だったそうで、びっくり。
あらあら、世間は狭いのだわ。
狭い世間ついでにいえば、ココの学芸員さんは
奈良大学OBの方だそうで。おお、先輩!
やっぱりどこにでも奈良大OBはもぐりこんでおられる。

見学は旧中仙道のメインストリートを回って、
現住古民家(重文含む)を内部まで見せていただくと。
本陣跡の住宅や、元旅籠の2階部分など、
普段は公開してないところまで見せていただきました。

ここは昔から水難が多い場所だったために、
一階の板の間は水が来たらいかだにして使えるように
釘は使わずにはめてあるだけとか、
一階が浸水しても二階で暮らせるように工夫してあったり、
その土地ならではのしかけも住宅に施してあるのでした。
今では護岸工事も行き届き、氾濫で水が町を襲うことはなくなりましたが、
それだけに、町から川が望めなくなって景観が悪くなったとのこと。
昔はお寺で昼寝していても、川の流れが見えたんだとか。

あと、前から気になっていたふっる~い呉服屋さんがあって、
そこにも入れてもらったのがラッキー。
まさに、「ミセ」で反物広げて、これがどうこうって
やるような帳場があってワイワイ♪でした。
普段じゃあ、こんなところ敷居が高くてとてもふらっとは
入れませんが、今日はガイドさん付ですから、安心です。

店主には何故か「奈良女子大の学生」とカンチガイされており、
そんな恐れ多いことを~と冷や汗。
いや、そんなに賢くないし(いえ、奈良大が莫迦とか云ってませんが★)
女子大生ってウソじゃないけど、ストレート入学生じゃないです!
って、強く否定はしませんでしたが。(しとけっ!ボケ)

今まではダンナの子供時代の話から
「ここ、オレが通ったそろばん屋」とか
「ここ、オレが流された川」とか
そういう話ばっかりだったところで知っていたところが、
急に「皇女和宮」とか「中山道の三大難所」とか
そういうところでもつながるようになり、
おお、寂れた街になっちゃったけど、ここも地元の世界遺産じゃね?
とか深く深く感動しました。

後はこの体験をレポートに結び付けねば。
うん。

がんばります>試験が終わったら。
(うは~来週は試験勉強だ~)
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自主スクするで~

2008年08月09日 | 奈良大学お勉強日記
試験だけで奈良にいくのもつまらん(をい)ってことで。
今回は自主スクしようかな~と。
この期間で何かおもしろいこと…と思っていたら、
そういえば、元興寺の地蔵盆がこの時期あるじゃん♪

ちゅうことで、23日(土)の夜、元興寺ナイト(をーい)
誰かご一緒しません?
本物のスクーリング(?)の後で、更に自主スクなんて
きついわ~って人もいるかと思いますが。
とりあえず、「ご縁」ですし。

参加者キボー。
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試験受けるで

2008年08月08日 | 奈良大学お勉強日記
気がつけば盆も近づく8月8日。
盆明け一発目のスクーリングが二週間後ってことで、
スク後試験の申し込みを投げておきました。
8月23日の分。
ふふふ。

うれしはずかし初試験でございます>今年度。
早いな~去年は、夏休みギリギリにレポートを一本仕上げたけど。
それに比べたら、格段の進歩だ(ってエバルほどではない事だが)

来年はもっと早くから試験が受けられるといいけど…って、
来年もいるつもりかい!(ってそういうオチかい!)
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無用の長物?

2008年08月07日 | 奈良大学お勉強日記
そろそろ帰省時の荷物を作らなくちゃいけないのだけど。
その中で入れようかどうしようか悩んでいるもの。
それは、ずばり、ガッコのテキスト(をい)

高速バスやら新幹線やら乗る際には、本が読める!
ってことで、必ず持って歩くのだけど。
最近はまともに読めたためしがない(←寝るからじゃ!)

0泊1日とか、夜行バスの旅の友に「日本仏像史」とか
「日本建築史」とか「日本古代史料学」とか(みんな重い本だ)、
持って行った割には全然読みすすめることができず。
体力づくりのバーベルか、鉄アレイかってなもんでした。

おまけに、帰り道には「薬師寺展図録」だとか「法隆寺展図録」
だとか、その他、紙ものもしこたま買い込んでくるため、
慢性の肩こりも未だ治らず。
(余談ながら、最近の図録って『家庭画報』か『広辞苑』なみに
重いよね~博物館帰りは疲労するする)

今回は「位牌」やら「お舎利」やらも連れて行かねばならんので。
(そうなのだ、仏壇行事で帰るワケだし)
少しでも荷物は減らしたい。
さて、どうしたもんか。

読まんのだったら、持って行くな!と自分で自分に突っ込むんだけど。
そこは貧乏性(?)ゆえ、「この時間が有効活用できたら」
って思っちゃって、結局パンパン荷物に突っ込む羽目になるんだな。

過去から学ばんやっちゃな~。
草引きやら、精霊膳作りで、どうせ読めへんちゅに。
※確かに去年もそうだった気がする。

さ。
今回は『中国の歴史(上)』あたりにしとこか。
とほほ。
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学芸員実習参加者同窓会

2008年08月03日 | 奈良大学お勉強日記
…に参加してきました。
例によって例のごとく、高速夜行バス乗り付けで。はい。

朝っぱらに着いて、昼まで大阪港にて遊び、一路緑地公園へ。
しっかし大阪の夏は本当に暑い、です。
まず、セミの鳴き方が違う。
東京では「みーんみーんみーんみーんみぃーーーーん」(ミンミンゼミ)が主流。
大阪だと「うわああああああああああああああああん」(クマゼミ)がメイン。
うるささが全然違います。
大阪に住んでいる頃はセミがウルサクて起きたこともしばしば。
離れてみると、この暑さは、やっぱり異常だ。

で、肝心の同窓会内容は。
展示民家を一軒お借りして会合スペースとし、
そこで集合して、今年の実習生に混じって奉仕活動をするという(!)のがメイン。
おお、あの暑さ&せつなさ再来だわ。
今年は白川の民家の障子張りのお手伝いをしました。

ま、あれだな。
船頭多くして舟、山に登るってヤツで(←意味深い)
理論で攻めていくよりも、先に手を出したほうが勝ちってことさ。うん(謎)

障子なんて張ったことない面々でも、
頭で考えているよりも、先に手を動かすほうが、
ノリも乾かないし、作業も進むってもんです。
あれこれ、正統派理論を述べたって、目の前の障子に障子紙が
みるみる張られていくわけでもないわけだからして。
学内実習の時も、まず何センチ何ミリなんて計算を始める輩に限って、
全然手が出ないってのもまた事実。
また、博物館実習を体験させていただきましたよ。ははは。

その後は、実習生の後ろでコソコソ(堂々?)と水野先生のお話をタダ聞き。
例年の「博物館に必要な金をどこから持ってくるのか」の話に加えて、
端々に挿入される、昨今の「大阪府の懐事情に左右される博物館の悲哀」。
もう涙なくては聞けませんが、話している水野センセに悲壮感はなく、
ヒョウヒョウと「ないないって云ってるばかりじゃあかんのです。
なかったらないなりに智恵使わなあかんです」と前向きなお姿に感動。
そうだそうだ。人智を集結して博物館ってのは守っていかな、あかんのだ。
そこらへんのとこ、某氏にも教えてやらねば(←僭越ながら、
学芸員実習なんてやっている以上、そこんとこは『彼』よりは判ってると思う)

その後、実習生の反省会が行われている時間に、
我々も別の場所で、近況報告やら、しゃべりたいことをつらつらと。
今年の実習生は40名強いるにもかかわらず、「一言ずつ」しゃべったら、
我々十数名の近況報告よりも早く終わっちゃったようです。
そちらに参加されていた、水野センセ・山城さん・小島さんたちが合流されまして。
ワタクシは水野センセの前で、近況報告する羽目に。
「東京へ行っても、月に一度は帰ってきてます~」
アホか莫迦かと、はい、莫迦ですね、自覚ありますから、いいんです。
「万葉ウォークの時も高速バスで早朝かけつけて、そのまま歩きました~」
「そうそう、講演会やると、どこかで見た顔が並んどるんですわ」
「はい~わたし、水野センセのおっかけですから♪」
アホですね、はい。自覚しとります。

埼玉で行われる予定だった、水野センセの講演会が、某氏の「急遽決まった」
視察のために、ドタキャンになった経緯についてなども、おもろおかしくお話いただいて。
「私は博物館って行ったことがないとはっきり明言しましたからな>ハシモッさん。
だから初めて見に来たわりには、中身はそんなに見んと、建物と、人の顔ばっかり
見て帰りましたわ~。ぼく、何回くらい来た事あるの?って子供に聞いて、
12回!一杯来たねえ~っていうの聞いて帰って。それでかどうかわからんけど、
とりあえず、即閉館ってことにはならなかったけどな」とのこと。

そのお子様、good job!
12回は確かに立派なリピーターだ。
子供は無料でも、親が来れば親は金を払うし、繰り返し来てくれるお客様は神様です。
そのお子様、あまりにも出来た答えなので、もしかして、
「こう聞かれたら、こう答えろ」という博物館関係者の仕込みか?
とか一瞬思ってしまったのはここだけの話だ★
ウソでもいい話じゃないか(ウソはいかん、ウソは。誇張してるだけにしてくれ)

その後、みんなで集まって記念撮影&飲み会へ突入。
ええ、ええ、水野センセも含めて、飲み会でございますです。
うらやましやろ~(笑)
食べ物は後から後から追加されるし、飲み物は飲み放題なのでバカバカ飲めるし。
日中の汗の分を取り戻すかのように、各自どんどん飲みまくり(私は食べまくり)。

普段は作務衣姿でおかめのポーチを腰に下げ、園内を飛び回っているコジマさんだけど、
私服で現われた姿に「かっわいぃ~!」の声があがりました。
町ですれ違っても、ありゃ判らんわ。違いすぎ。
「いつもは、ニンニンってしそうな(?)姿だけど、すごく可愛いですね~」
って、ハットリくんか(笑)失礼いたしました。

水野センセと酒を酌み交わしながら、堅い話から柔らかい話まで多種多様に話題は飛びまくり、
宴たけなわの中、お開きとなりました。

その後は、梅田でワインを一杯ひっかけようという「おねえさまがた」に連れられて、
三番街で立ち飲みを一杯・二杯とグラスを重ね(あたしゃ、一口いただいただけでSTOP)
そのマチに来たら、一番高い所から街を見下ろせという教えを守って、
HEP FIVEの観覧車でぐるっと一周15分。
空調のきいた環境の中、大阪の街を堪能しましたが、
「関西組」と「その他出身組」に分かれて乗ってしまったために、
大阪観光ガイドをしてあげられなかったことに気がついたのは、
観覧車が下りてきてからであったという始末。
ごめんね>その他組。

おもしろい試みなので、来年度以降もこういう会をやりたいねといって
お開きになった第一回同窓会ですが、
来年は名実共に「卒業生」として参加したいもんです。

尽力いただいた方々、ゴクロウサマでした。
参加者のみなさま、楽しかったです。
またやりましょうね。
コメント (9)
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