奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

秋篠宮皇嗣殿下 神武天皇陵御参拝

2022年04月22日 | 色々・モシクハお勉強
秋篠宮皇嗣殿下が神武天皇陵を参拝されるということで、
ご尊顔を拝しに行って参りました。

本年は令和四年。
もう四年なのですね。
令和元年の初日は五月一日。
その日も奈良に居ましたが、その翌年令和二年一月からは「観光」がしにくくなり、
私もなかなか奈良に行けない日々が続きました。

それは皇室の方々も同じで。(あ、同じなんて書いては畏れ多い。けど本当)
秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」が無事執り行われたことを、
皇室の祖先の方々にご報告される参拝が行われる予定だったのですがなかなか叶わず。
それがこの度、ようやく執り行われるとのことで。
行く行く!絶対にお迎えに行く!!

普段は名古屋まで新幹線で入られて、伊勢まで近鉄。
そして橿原(奈良)にも引き続き、近鉄で移動されることが常だったはずですが。
covid-19の蔓延防止のために、行きの全行程を自家用車で移動されるとのこと。
普段だったらもう少しタイムスケジュールも報じられるはずですが、それも行われない。
とりあえず奈良県からの公式のスケジュールは出ているものの、
なにせ時間が判らないじゃないか。

上皇陛下が退位のご報告をされた時には、情報欲しさに近鉄アプリとtwitterを入れて、
待ち時間のあいだにもあれこれ最新情報を取り入れていましたが。
今回はその手が使えない。

しかし、大体のスケジュールは出ているのですから、大丈夫。
後はずっと朝からお待ちすればいいだけです。
はい。

ということで、伊勢から奈良へ車でお越しの両殿下を追いかけるようにして前乗り。
当日の朝は五時起きをして、六時には畝傍御陵前に行ってみました。
神武天皇陵に行って見たら…あら、まだ並んでいる人いない。
警備の方はぞくぞくと集合中でしたが、警備体制には入っていません。
ここで待つのもなんだなあということで、橿原神宮前方面へ戻ります。

せっかく神宮に来たので、北神門から入ってお参りしていくことに。
朝イチの参拝は清々しいですなあ。

まだまだ時間があるので、どうせならということでお泊りになっている
「THE KASHIHARA(旧名橿原ロイヤルホテル)」の前もウロウロしたりして。
でかいカメラを構えた方が数名いらっしゃいましたが、
ここもまだお迎えの人は多くありません。

まだ時間あるなあ…。
結局マクドナルドで朝ごはんを食べて八時半頃に再度畝傍御陵前へ。
このころになると、警備の人たちもスタンバイし始めていました。
六時台では誰もいなかった沿道にも人が並び始めていました。

畝傍御陵(神武天皇陵)側の道で行列ができていたので、そちらへ移動。
新しく列に人が入るごとに警察の人が注意事項を教えてくれます。
この線から出ないでくださいね。
お車が来ても前へ出ないでくださいね。
お車が通過しても追いかけていかないでくださいね。
了解です。

covid-19関係のせいで自動車移動&タイトなスケジュールってことで、
もっと朝イチから動かれるのかと思いましたが、
常識的な時間でした。(当たり前か)
朝からドキドキしていましたが、まあ間にあって良かった。

隣の人と1mの間隔をあけて並んでと言われていたので、列の最後尾まで進みましたが、
いつもより人数は少なかったです。
まあスケジュールは公表されていないし、平日だし、こんなもんじゃないですかね。
いつもよりお待ちの人数が少なかったですが。
私はゆったりお迎えできて良かったです。

並んでからほんの少したって、そろそろお見えですよの声。
確かに今九時すぎですが。
え?
まだ先導車が来てないじゃん、と思ってのんびり構えていたんですが。

上皇陛下がお見えの時は、五分前になると車体に「5」と書かれた車が通り、
三分前になると「3」と書かれた車が通る。
そして「1」と書かれた車が前を通ると、間もなくお見えですとの合図って…。
以前、そう県警の人が言っていたと思うんだけど。

なんと、本当に車列が来てしまってました。
あわてて携帯のムービーを構えましたが、おろおろしてしまいました。

まあ、先頭の車が来て、次の車が急にスピードを緩めたので、
ああ、この車にお乗りになっているなってのが判りました。
ここはガードレールの中(私がいる位置)と車中が本当に近い距離で、
両殿下が手を振ってくださるのを直に見ることが出来ました。


秋篠宮皇嗣殿下と同妃殿下(ブレブレですね…)私の眼にはきちんと焼き付いてます

手を振ることに集中してしまったため、
手元にあった携帯にはしょーもない映像しか映っておらず、
あちこちで「やったー」の声が聞こえますが私は直に見られたのがうれしくて
またしてもじわりと泣いておりました。

車列が通り過ぎて、その感動も冷めやらぬ頃に。
「お帰りのお見送りをされる方は、反対側の車線に並んで下さーい」
というので、現在の列を崩さないように、反対側の道へと移動します。
今回のお手ふりで満足された方は列を抜けますし、今来たばかりの方はまた列に並びます。

今度こそは!と携帯を構えつつ待つこと20分程。
ほんと、入られたかと思うと出てこられて、ええ?もう?って感じ。
御参拝といってもそんなに時間がかかるわけではないので。
待っていた御付きの車が動き出したので、そろそろってのが判りますし、
ドキドキで泣きそう。
(さっきお会いできたとはいえ。一度お目にかかっているから尚更ってのもある)

車列が動いて再度私の目の前を通ってゆかれる両殿下。
このとき私は、自分の気持ちをお伝えしようと急きょ手話を調べて、
紀子様に「お話し」してみました。
このとき、目が合ったと思います。
ええ、勘違いでもいいのです。
私がお伝えしたかったことは伝わったと信じています。
はい。

写真だと手ぶれになると思い、ムービーで。
スマホ持ちつつ、手話をしていたら、自分の手も写っているという失態。
あれまあ…とりあえず、自分の手で隠れてしまっている部分は除いて、
紀子様が確認できる絵は切り取れましたが。







今回もなんだかなあな映像でした。
はあ~。

しかし、いいのだ。
私のお伝えしたかったことは、紀子様に伝わっていると信じていますから。
それがうれしくて、スキップしたいくらい。
ははは~。

そこで沿道での警備は解散になります。
いつもだったら電車でお帰りになるから、駅に向かうか、
線路わきに移動するか悩むところですが。
今回は車での移動というのが判っているので、
一旦お召替えになってから、京都へ向かわれるはず。
ということで、宿泊されているホテルへ行ってみることに。

ホテル前に行って見ると、「お見送りですか?」と警察官が聞いてきたから「はい」と答えると、
「もうここでのお見送りは満員になってしまったので、あちらの角を曲がったあたりで、
同じような列が並んでいますので、そこで並んでください」とのこと。
指定された通り、その角を曲がると、そこも行列。

列の最後のつくが早いか「ごめんなさい、ここでのお見送りはもう満員なので、
更に先の所でお待ちいただきますので、ワタシについてきてくれますか?」とのこと。
了解でーす。

私の前の人までが、そこでお見送りをできたのですが、
いえいえこれがとってもよかったのです。
それが判ったのは、お見送りが終わる瞬間。
まだわかっていませんでした。

誘導の警察官について行き私が示されたのは、ホテルの正面出入口とは反対の面で、
ここがお見送り最終地点という所でした。
私は並び始めた一番先頭なのですが、
車列は私の右手からこられて、自分が一番最後にお会いできるという位置。
えええ一。最後の場所?

ここに立って下さいって言われた場所は、車が来る方向からみて、
電信柱の陰になって一瞬見えなくなる位置。
うーん、先頭なのに、お見送り列の最終地点じゃないかーって
ちょっと不満だったのですが。
(だから大丈夫だって)

出発予定時刻になって、「お見えになりますよ」といわれていた時刻通り、
またあの車列が見えてきました。あードキドキするなあ。
今度は写真もムービーも撮らずに、今回は感謝の気持ちをお伝えしようと、
再度手話でお話させていただきました。

すると紀子妃殿下から「ご返答」を手話でいただきました。
(≧∇≦)
ほんの一瞬だったのですが、見間違いじゃなくて、お返事いただきましたよ。
ええ、本当ですとも、と私は信じています。

今までは人がたくさん並んでいるので、手を振ってくださいましたが、
わたしが並んでいるのは待ち行列の最後尾。
つまり私の隣の人はいません。
そこで私の手話を見た紀子様は、とっさにご返答を下さったのだと思いました。

おおおお。
お見送り列の途中にいたならば、お返事はいただけなかったかもしれません。
(次の人にも手を振ってさしあげないといけませんので)
でも私でお見送りの列は終了。
そこでお返事をいただけたのかもしれません。
わーい、この位置で良かったー。

車列をお見送りして、ポワンとしていると、
なんと私が通り抜けてきた近鉄橿原線の狭いガード下を抜けてゆく車列。
えええ?こんな生活道路を通られてしまうのですか?!
あの細い道を通り抜けられるなんて!
今度から、あそこの道を通るたびに今日のことを思い出すことでしょう。

本日の体験は本当に大切な思い出です。
ありがとうございました。
コメント
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