奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

二年ぶりの学芸員同窓会

2015年07月27日 | 奈良大学お勉強日記
奈良大の学芸員の同窓会に行ってきました。
日中(午後から)は学芸員実習のお手伝いをして、夜は飲むというパターン。
お手伝いといっても猫の手レベルの手の出し方しかしてませんので、
大したこともしてないんですけど>ワタシの場合。
草取りをして、掃除して、ゴミ捨てしたくらいです。

この同窓会。
実は存続の危機(?)に瀕しているという時期でございました。(←大袈裟や)

それというのもこの同窓会。
ちゃんとした同窓会組織として成り立っているものではなく、
「勝手に」同窓会という名称でやっているだけの「勝手連」です。

2007年の博物館実習に参加した人たちが、
「あの暑い中、勉強したり、実習したりして、なんとか無事に終わったねの思い出話を語る会」
をしようと、次の年から有志が参加して始めた会です。
ゆえに「会長」がいるわけでも、「会則」があるわけでも、「会費」が発生するわけでもない、
勝手に「同窓会」を名乗って活動(というか、実施)しているだけの「会」です。

とりあえず音頭とっていただいているIさんが「実習の最終日に乱入させてください」(をい)
というのを申し込んで、実習先にお願いしているだけなので、学校はノータッチ。

各年の実習の最終日に「OBで~す」といって掃除に参加して、
その後行われる最終日総括の水野正好先生のお話を拝聴するというお駄賃をこそっとタダ聞きする。
そして、夕刻からは一杯飲んで盛り上がるという三点セット。
だったのですが。

先刻ご承知のとおり、水野先生急逝につき、今年は実習をしめくくる水野センセのお話は無く。
思えば去年は台風のため、予定していた日程での実習も出来なかったようで、
(民家博物館の見学すらできなかったようです)
水野先生の講演を聞けた同窓会はその前の年の2013年実施が最後だったという…。
返す返すも残念でした。

なので今年はどうなるのかなと思いましたが、
それに代わる、別の先生のお話も無かったとのことで、なんだかしまりのない終了でありました。
(実習生は掃除の後、休憩を挟んで、”反省会”をして終了だったようです)

例年は水野先生の講演を聞いている時間がぽっかり空いてしまったので、
その時間を使って「今後のこと」が話し合われました。

・こういう会はなんらかの形で続けて欲しい
・しかし暑い時期の開催は勘弁して欲しい
・水野先生の御話が聞けなくなったのは残念
・こういう形で同窓会を続けていくかどうか

などなどが話題となりました。

元々は「思い出話を語る会」として始まった会ですが、
次第に実習生にも声をかけて、夜の懇親会への参加も呼びかけるように。
しかし「最終日に懇親会があるといわれても…時間の都合で参加できない」
「実習生がとつぜんそんな会に参加しても…」などなどの声もあり、
当日参加を呼びかけるのではなく、実習初日、もしくは開始前にやったらいいのでは?
という声も出ました。

確かに地方からやってくる方は、往復ですでに指定券を取っていることでしょうし、
暑くて疲れているからさっさと帰りたいって方もいらっしゃるでしょう。
急に最終日に「これから飲み会有りますけど…」って言われても、
近郊の方じゃないとなかなか参加できないよなってのもあります。

ゆえに、「懇親会がありますよ」ってのは事前にアナウンスしておいた方がよいということに。

だけど日付に関しては。
「何故この日だったのか」というのを思い出せば、この日しか無いわけでして。
実習の最終日だから、この日に集まって、ちょこっと手伝ったあと、
水野センセの話を聞き、一杯飲むという集まりだった筈なので。

日付は毎年一定ではないけれど、
博物館実習の最終日、というのは毎年同じ。
7月末か、8月上旬の日曜日というのは「決定している」ので、
日程調整するにも「そこらへんということは毎年決まっている」。

他の日となると、すべての人のOKな日程というのは現実的にはムリなので、
となれば、あえてこの日に設定するというのもアリかなと。

水野センセの話はなくなってしまったけど、
やるのであれば、「この日」というのは一番いいのではないかと。

あと、「会の方向性」なんていう私の頭の中にはなかったハナシがありましたが。
「実習の手伝い+懇親会」ではなく、他のテーマでの勉強会とか、
どこかへ行って勉強するとか…そういうことは個人的にはあんまり興味ない(キッパリ)
何かの催しに個人的に(もしくは誘われて)参加ってのは、
別の団体とか、会とか、そういうのでやってもらえればいいと思うし。
お世話役をやっていただいているIさんには申し訳ないけど、
「そんなコーショーな会じゃない」と思っているので(へへへ)

「虫さされたねー」
「暑かったねー」
「疲れたねー」
っていいながらビールを飲む会だと思ってますし。
それでいいと思っているので。
(まあ、時折おりに話題は変わり、有意義なハナシも沢山聞ける会ですが)

ゆえに「勉強会」とか「探求会」とか「研究会」とかがメインの会になっちゃったら
はっきり言って参加しないと思います。
そういう会を運営するのだって大変ですし(継続は力ですけど、その力がないとできひん)
そこまでしっかりした組織でもないですし、そもそも組織すら存在してないし。
(いえ、お世話役のIさんと、飲み会の会計をしてくださるKさんはいますけどね)

ってことで。
こういう会はまだ続けたいというのが結論。
そして、日程としては、やはりこの日程がベスト。(実習の最終日)
年に一度だけ、この日だけ、集って飲みましょうって会。
これがよいのではないかということになりました。
水野センセの御話がなくなってしまったのは非常に寂しいことですけどね。

同窓会側がそれを残念だと思うのは別にして、
実習生側の立場としては「誰かのお話を聞く」ということは楽しい&ためになることなので、
今年のように「何も無し」→「終了」になるのは寂しいでしょうってことで。
来年以降は誰かにお話を依頼して欲しいという希望は出しておきましたが。
(誰かのお話を聞くという”お駄賃”をワタシが欲しているだけという節も否定しませんが)

ちゅうことで、来年以降も「同窓会」は実施の予定です。
日付は確定しておりませんが、7月下旬または8月上旬に実施される博物館実習にあわせて、
その最終日に行われる予定です。

そういう会に参加してみたいなって思われる奈良大博物館実習を受けたことがある方は、
どんな方でも参加可能です。
卒業生・在校生の区別なく、卒業or中退の区別なく、実習年度も問いません。
とりあえず「奈良大学の通信教育部で行われている博物館実習を修了した方」ならば
参加資格があります。
そういうの参加してみたいなって思われる方は、どうぞお越し下さい。
来年時期が近づいたら、またここでアナウンスさせていただきます。

そして毎年お世話になっております>Iさん&Kさん。
来年もよろしくお願いします。
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