行ってきました>正倉院展2020。
くー、久しぶりってか、今年になってから初めての奈良です。
大昔、東京から奈良に秋に一度だけ通っていた時は、年に一度しか行けなかった奈良。
その時以来かなあ、秋にしか行けない奈良なんて味わうの。
それで、奈良=秋と刷り込まれた私は、この時期になるとでかけたくてうずうずするのですが。
しかし今年は昨今の状況から行けるかどうか不安でした。
でも行っちゃいましたよー。いろいろ感染対策して。
今年は一人で『酔狂会』ってことで、正倉院展をいつ行くか悩みましたが、
悩むくらいならば、例年通り、初日、9時からでええやんと思ってチケットを入手。
発売日に慣れないネットでチケット購入ってのでアワアワしましたが、なんとかゲット。
いつもどおり、初日の開館直後に入れることになりました。
いつもは午前七時(!)くらいから並び始めるのですが、
今年はコロナ対策で、整列入場のための行列は、
指定入場時間の30分前からしかできないとのことだったので、
近鉄奈良駅前のホテルを8時に出てテクテク。
現地に20分ほどで着いたら、すでに行列はできておりました。
でも並ぶ時に数えてみたら、前から25人目。いい位置につけております(笑)
例年だと少し早い8時50分頃から入れてくれたりするのですが、
今年はそういう配慮もなく、九時ジャストになっても始まりません。
2・3分遅れでようやく入場が開始。
入場券を見せてもぎってもらいます。
いつもはコンビニで買った前売り券でも、一般販売されているチケットと取り換えて
もぎりしたものを返してくれるのに、今年はコンビニプリンターのまま返されましたわ。
今年は正倉院展のチケット、印刷しなかったのね?
(あれ?こういうのトーハクだけだっけ?奈良博ではほとんど最近パスポート
だったから記憶があやふやになってきたけど>知っているかた教えて!)
味気ないけど、これもまたひとつ歴史的資料になる日がくるわよ。
で。入場。
東新館二階の入り口手前にはいつもは置かれている、出陳宝物一覧の小冊子がない!
今年は印刷してないのか?と思ったら、中に入ったら周囲の方でお持ちの方も見かけたので、
どこかには置かれていた模様。一階のどこかには置いてあったのでしょう。
焦る気持ちで周囲を見回す余裕がなくなっていたんだわね。
まあ、ようやく入館出来てほっと一安心。
いつものようにまわります。
まずは、東新館の第一室をざくっとおさえてから足早に西新館へ(ははは)。
今年はソーシャルディスタンスが呼びかけられていることもあって、
私の東新館素通り行動は理にかなっているそのもの(トカユウ)
西新館から観はじめるって方式はまさにそれそのもの(笑)
いつものように西新館の最終コーナーまで「正倉院宝物独り占め状態」をなしえて、
そこから戻り、西新館のはじめから丁寧に見ていくことにします。
私が取った初日、初回の入場チケットは、
9時から10時までの間にマックス270人しかこの空間に人が入らない建前です。
これが11時からのチケットを取った人の場合だと、9時から入った人の残りと、
10時から入った人の残りと自分たちの回の人たちの人数がプラスされた人数が
館内にいることになりますが、各日初回の入場の場合、
絶対に270人を超える人数は館内にいない!(除く博物館関係者)
私が西新館に足を踏み入れた頃、まだ大抵の人は第一室の右隅あたりで溜まっていますから、
ワタシと同じ空間にいる人は極めて少数。
誰もいないガラスケースを狙って見ていけば、宝物独り占めができます。
いつもは他人の頭越しや、人の肩越しに見ていた宝物が、
ガラスケース越しではありますが、かぶりつきです。
今年一番初めにマジマジと見た宝物は、『墨絵弾弓(すみえのだんきゅう)』
実戦でつかう殺傷能力の高い弓ではなく、弦の真ん中にボール(玉)をあてがうような形のものがあり、
そこに玉をセットしてはじいて飛ばす(何かにあてる?)遊びようらしいです。
その弓に描かれているのが、軽業師たち。
中でも相撲レスラー風の上半身裸の男と、大男の二人が、頭の上に棒を縦方向に長い棒を乗せ、
その棒にさらに男が登ったり、登りついたり、その上で曲芸を演じたりとしている風景が描かれています。
まあ、竿灯まつりの提灯の代わりに、人が乗っているって感じですね。
実際にこんなことが出来たのか不明ですが、恐るべし中国雑技団を擁する
大陸の人たちを描いたのであれば、これくらいのことお茶の子さいさいなのかもしれないですね。
以前これを見た時に見た時は、東新館の入場して左隅の角当たりにあって、
押すな押すなのイモ洗いの状況で見ましたが、今年は私の周囲には誰もいない状態での観覧。
く~カ・イ・カ・ン(笑)
今年はフエルトの敷物が出たり、刺繍ものが出たりと布関係のものが華やか。
中でも目を見張ったのが「孔雀刺繍幡(くじゃくもんししゅうのばん)」と
「花鳥文刺繍幡残片(かちょうもんししゅうのばんざんぺん)」
花が咲き、それらに止まる鳥が刺繍で施されている幡の破断ですが、その切れっぱしがすごい。
孔雀刺繍幡(大きいかけら)と花鳥文刺繍幡残片(小さいかけら)は同一の幡だったらしいのだけど。
想像で、こんな風につながっていたのではないか?という想像図が出ていました。
しかし、小さいかけらは、大小別々に展示されている時とは向きが違う風に想像図の中では置かれていて。
これ左右(というか裏表)逆じゃん?と思ったけど、我々は裏面を見ている筈なのに、
鳥が花に止まっている図柄が成り立っている。
これは何故?
どうやらこの刺繍は、表から見ても裏から見ても同じ図柄になるように刺されているそうで。
へー、普通刺繍っていうと表からみると美しいけど、裏から見ると糸が渡っていたり、
からんでいたりと、あまり美しくない。
だけど今回のその刺繍は、どちらの面から見ても同じように見えるんだから、スゴイの一言。
技術力高~い。
そして今年の目玉は「紫檀槽琵琶(したんそうのびわ)」か
「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいえんのきょう)」かってところだったけど。
個人的には「朽木菱形木画箱(くちきひしがたもくがのはこ)」も捨てがたい。
箱の上部は面取りしてあって、和食で出てくる里芋の六面体みたいな美しさ。
私は箱好きだからね。(ネコか?猫です)
箱とか、缶とか、いらんのにとっておくし。
何を入れるともなしに、綺麗な箱だとつい買ってしまうし。
で、そうこうしているうちに西新館に結構人が流れ込んできました。
ということは、どういうことかというと、東新館の方がすいいて来たということです。
270人の人が、東新館を見終えて、西新館へ入ってきたってこと。
なので、9時40分頃、東新館へ戻ります。入ってみたら案の定ガラガラ★
本日、初日ですよ。そして初回。
こんなに空いているなんて「お水取り」の展示の、平日午後四時半みたいな空間以来(をい)
いやー、私の目論見にピタリ。
いつもにも増して東新館をゆったりゆっくり見ることができました。
例年人がたまりやすい入口付近の場もガラガラです。
今年ここで並んでいたのは、薬。
コロナ禍の現在、薬だの、救済だの、なじみが多い言葉が並び、
今年の正倉院展にふさわしいというか、合わせて来たというか。
今回の展示で個人的に一番気に入ったのが、紫皮裁文殊玉飾刺繍羅帯残欠(呪文か!)
”むらさきがわ/さいもん/しゅぎょく/かざり/ししゅう/らのおび/ざんけつ”と
分けたら読みやすいですが。
腰帯で、文様が正バイヤスのダイヤ柄の刺繍。その中にはこれまた刺繍で花をあしらい、
帯の左右の端には玉飾りが下がるってもの。
『珠玉の一品』という言葉があるけど、まさに珠玉(美しいもの、尊いもの、賞賛すべきもの)
いやー、これ綺麗だったなあ。
そして10時になると、次の回の人がどどっと流れ込んできたので、
それをしり目に西新館のまだ観てない所へと戻ります。
初回入館の大抵の人はすでに見終えてその空間を出て行っていますし、
10時からの人がここまで来るにはまだ間があるし、密も無し。
例年最後の展示は文書だけど、今年は最終室の冒頭が文書で、最後の部分が馬具(!)
馬具かあ~。トーハクの日本の考古展示室ではよく見ていたけど。
正倉院恐るべし。こんなものも入っているのかあ。
と思って今年の正倉院展鑑賞終了です。
スロープを降りて一階につくと、ガラガラのグッズ売り場。
いつもだったらグルグル行列で会計の長い列ができているというのに。
今年は会計待ちの人、なし&待ち時間なし。
ひゃー。
奈良博行ったら、「ここからここまで全部いただくわ~」をしようと思ってましたが、
イモ洗いにならずに済んだために、欲しいものは厳選してチョイスできましたよ。
去年、一昨年と二年連続で購入した箱入り羊羹も楽しみにしていましたが、文様がうん?
今年の箱の文様は琵琶でしたが、今年出陳の紫檀槽琵琶はちと地味ゆえ(失礼)
例によって螺鈿が施された琵琶にもお出ましいただいてニコイチで並んでいましたが、
箱マニアのあたくしとしては、正倉院の箱を模した箱が欲しいのよね~ってことで今回はパス。
もっとも、「朽木菱形木画箱」や「粉地彩絵箱(ふんじさいえのはこ)」を模した
長方形の箱を作ってくれたら、紙箱であったとしても買っちゃうんだけどな。
誰か段ボールキット(自分で箱つくるヤツ)でもいいから、そーゆーものを作りませんかね。
私は買うんだけどなあ。
でもでも今年ならではのマスクやら、マスクケースなんかも買っちゃいましたよ。
資料用&保存用として(笑)
あとは定番の図録と、皇室卓上カレンダー(←100円値上がりしましたね★)
私としては大変満足したけれど、行きたくてもチケット取れなかった人や、
ニュース見て唐突に行きたくなった人とかは入れないわけで。
広く多くの人に見てもらうということはできなかったのだから、
今回の方式は今回きりにしてほしいものだけど。
ただ、このままだと来年もこの方式続くのかなと。
そんなことをアンケートにもつらつらと書いてきました。
何もかもが異例尽くしの第七十二回正倉院展、一人で酔狂会の巻、これにて御仕舞いでござる。
くー、久しぶりってか、今年になってから初めての奈良です。
大昔、東京から奈良に秋に一度だけ通っていた時は、年に一度しか行けなかった奈良。
その時以来かなあ、秋にしか行けない奈良なんて味わうの。
それで、奈良=秋と刷り込まれた私は、この時期になるとでかけたくてうずうずするのですが。
しかし今年は昨今の状況から行けるかどうか不安でした。
でも行っちゃいましたよー。いろいろ感染対策して。
今年は一人で『酔狂会』ってことで、正倉院展をいつ行くか悩みましたが、
悩むくらいならば、例年通り、初日、9時からでええやんと思ってチケットを入手。
発売日に慣れないネットでチケット購入ってのでアワアワしましたが、なんとかゲット。
いつもどおり、初日の開館直後に入れることになりました。
いつもは午前七時(!)くらいから並び始めるのですが、
今年はコロナ対策で、整列入場のための行列は、
指定入場時間の30分前からしかできないとのことだったので、
近鉄奈良駅前のホテルを8時に出てテクテク。
現地に20分ほどで着いたら、すでに行列はできておりました。
でも並ぶ時に数えてみたら、前から25人目。いい位置につけております(笑)
例年だと少し早い8時50分頃から入れてくれたりするのですが、
今年はそういう配慮もなく、九時ジャストになっても始まりません。
2・3分遅れでようやく入場が開始。
入場券を見せてもぎってもらいます。
いつもはコンビニで買った前売り券でも、一般販売されているチケットと取り換えて
もぎりしたものを返してくれるのに、今年はコンビニプリンターのまま返されましたわ。
今年は正倉院展のチケット、印刷しなかったのね?
(あれ?こういうのトーハクだけだっけ?奈良博ではほとんど最近パスポート
だったから記憶があやふやになってきたけど>知っているかた教えて!)
味気ないけど、これもまたひとつ歴史的資料になる日がくるわよ。
で。入場。
東新館二階の入り口手前にはいつもは置かれている、出陳宝物一覧の小冊子がない!
今年は印刷してないのか?と思ったら、中に入ったら周囲の方でお持ちの方も見かけたので、
どこかには置かれていた模様。一階のどこかには置いてあったのでしょう。
焦る気持ちで周囲を見回す余裕がなくなっていたんだわね。
まあ、ようやく入館出来てほっと一安心。
いつものようにまわります。
まずは、東新館の第一室をざくっとおさえてから足早に西新館へ(ははは)。
今年はソーシャルディスタンスが呼びかけられていることもあって、
私の東新館素通り行動は理にかなっているそのもの(トカユウ)
西新館から観はじめるって方式はまさにそれそのもの(笑)
いつものように西新館の最終コーナーまで「正倉院宝物独り占め状態」をなしえて、
そこから戻り、西新館のはじめから丁寧に見ていくことにします。
私が取った初日、初回の入場チケットは、
9時から10時までの間にマックス270人しかこの空間に人が入らない建前です。
これが11時からのチケットを取った人の場合だと、9時から入った人の残りと、
10時から入った人の残りと自分たちの回の人たちの人数がプラスされた人数が
館内にいることになりますが、各日初回の入場の場合、
絶対に270人を超える人数は館内にいない!(除く博物館関係者)
私が西新館に足を踏み入れた頃、まだ大抵の人は第一室の右隅あたりで溜まっていますから、
ワタシと同じ空間にいる人は極めて少数。
誰もいないガラスケースを狙って見ていけば、宝物独り占めができます。
いつもは他人の頭越しや、人の肩越しに見ていた宝物が、
ガラスケース越しではありますが、かぶりつきです。
今年一番初めにマジマジと見た宝物は、『墨絵弾弓(すみえのだんきゅう)』
実戦でつかう殺傷能力の高い弓ではなく、弦の真ん中にボール(玉)をあてがうような形のものがあり、
そこに玉をセットしてはじいて飛ばす(何かにあてる?)遊びようらしいです。
その弓に描かれているのが、軽業師たち。
中でも相撲レスラー風の上半身裸の男と、大男の二人が、頭の上に棒を縦方向に長い棒を乗せ、
その棒にさらに男が登ったり、登りついたり、その上で曲芸を演じたりとしている風景が描かれています。
まあ、竿灯まつりの提灯の代わりに、人が乗っているって感じですね。
実際にこんなことが出来たのか不明ですが、恐るべし中国雑技団を擁する
大陸の人たちを描いたのであれば、これくらいのことお茶の子さいさいなのかもしれないですね。
以前これを見た時に見た時は、東新館の入場して左隅の角当たりにあって、
押すな押すなのイモ洗いの状況で見ましたが、今年は私の周囲には誰もいない状態での観覧。
く~カ・イ・カ・ン(笑)
今年はフエルトの敷物が出たり、刺繍ものが出たりと布関係のものが華やか。
中でも目を見張ったのが「孔雀刺繍幡(くじゃくもんししゅうのばん)」と
「花鳥文刺繍幡残片(かちょうもんししゅうのばんざんぺん)」
花が咲き、それらに止まる鳥が刺繍で施されている幡の破断ですが、その切れっぱしがすごい。
孔雀刺繍幡(大きいかけら)と花鳥文刺繍幡残片(小さいかけら)は同一の幡だったらしいのだけど。
想像で、こんな風につながっていたのではないか?という想像図が出ていました。
しかし、小さいかけらは、大小別々に展示されている時とは向きが違う風に想像図の中では置かれていて。
これ左右(というか裏表)逆じゃん?と思ったけど、我々は裏面を見ている筈なのに、
鳥が花に止まっている図柄が成り立っている。
これは何故?
どうやらこの刺繍は、表から見ても裏から見ても同じ図柄になるように刺されているそうで。
へー、普通刺繍っていうと表からみると美しいけど、裏から見ると糸が渡っていたり、
からんでいたりと、あまり美しくない。
だけど今回のその刺繍は、どちらの面から見ても同じように見えるんだから、スゴイの一言。
技術力高~い。
そして今年の目玉は「紫檀槽琵琶(したんそうのびわ)」か
「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいえんのきょう)」かってところだったけど。
個人的には「朽木菱形木画箱(くちきひしがたもくがのはこ)」も捨てがたい。
箱の上部は面取りしてあって、和食で出てくる里芋の六面体みたいな美しさ。
私は箱好きだからね。(ネコか?猫です)
箱とか、缶とか、いらんのにとっておくし。
何を入れるともなしに、綺麗な箱だとつい買ってしまうし。
で、そうこうしているうちに西新館に結構人が流れ込んできました。
ということは、どういうことかというと、東新館の方がすいいて来たということです。
270人の人が、東新館を見終えて、西新館へ入ってきたってこと。
なので、9時40分頃、東新館へ戻ります。入ってみたら案の定ガラガラ★
本日、初日ですよ。そして初回。
こんなに空いているなんて「お水取り」の展示の、平日午後四時半みたいな空間以来(をい)
いやー、私の目論見にピタリ。
いつもにも増して東新館をゆったりゆっくり見ることができました。
例年人がたまりやすい入口付近の場もガラガラです。
今年ここで並んでいたのは、薬。
コロナ禍の現在、薬だの、救済だの、なじみが多い言葉が並び、
今年の正倉院展にふさわしいというか、合わせて来たというか。
今回の展示で個人的に一番気に入ったのが、紫皮裁文殊玉飾刺繍羅帯残欠(呪文か!)
”むらさきがわ/さいもん/しゅぎょく/かざり/ししゅう/らのおび/ざんけつ”と
分けたら読みやすいですが。
腰帯で、文様が正バイヤスのダイヤ柄の刺繍。その中にはこれまた刺繍で花をあしらい、
帯の左右の端には玉飾りが下がるってもの。
『珠玉の一品』という言葉があるけど、まさに珠玉(美しいもの、尊いもの、賞賛すべきもの)
いやー、これ綺麗だったなあ。
そして10時になると、次の回の人がどどっと流れ込んできたので、
それをしり目に西新館のまだ観てない所へと戻ります。
初回入館の大抵の人はすでに見終えてその空間を出て行っていますし、
10時からの人がここまで来るにはまだ間があるし、密も無し。
例年最後の展示は文書だけど、今年は最終室の冒頭が文書で、最後の部分が馬具(!)
馬具かあ~。トーハクの日本の考古展示室ではよく見ていたけど。
正倉院恐るべし。こんなものも入っているのかあ。
と思って今年の正倉院展鑑賞終了です。
スロープを降りて一階につくと、ガラガラのグッズ売り場。
いつもだったらグルグル行列で会計の長い列ができているというのに。
今年は会計待ちの人、なし&待ち時間なし。
ひゃー。
奈良博行ったら、「ここからここまで全部いただくわ~」をしようと思ってましたが、
イモ洗いにならずに済んだために、欲しいものは厳選してチョイスできましたよ。
去年、一昨年と二年連続で購入した箱入り羊羹も楽しみにしていましたが、文様がうん?
今年の箱の文様は琵琶でしたが、今年出陳の紫檀槽琵琶はちと地味ゆえ(失礼)
例によって螺鈿が施された琵琶にもお出ましいただいてニコイチで並んでいましたが、
箱マニアのあたくしとしては、正倉院の箱を模した箱が欲しいのよね~ってことで今回はパス。
もっとも、「朽木菱形木画箱」や「粉地彩絵箱(ふんじさいえのはこ)」を模した
長方形の箱を作ってくれたら、紙箱であったとしても買っちゃうんだけどな。
誰か段ボールキット(自分で箱つくるヤツ)でもいいから、そーゆーものを作りませんかね。
私は買うんだけどなあ。
でもでも今年ならではのマスクやら、マスクケースなんかも買っちゃいましたよ。
資料用&保存用として(笑)
あとは定番の図録と、皇室卓上カレンダー(←100円値上がりしましたね★)
いやーまったく混雑なく見て回って、買い物して二時間半。
私としては大変満足したけれど、行きたくてもチケット取れなかった人や、
ニュース見て唐突に行きたくなった人とかは入れないわけで。
広く多くの人に見てもらうということはできなかったのだから、
今回の方式は今回きりにしてほしいものだけど。
ただ、このままだと来年もこの方式続くのかなと。
そんなことをアンケートにもつらつらと書いてきました。
何もかもが異例尽くしの第七十二回正倉院展、一人で酔狂会の巻、これにて御仕舞いでござる。
ご無沙汰しています~
一人酔狂会お疲れさま(笑)
私も別の日ですが朝一のチケットで見てきました。
本当に快適な空間でしたが「なんかこれ正倉院展と違うみたい」てな違和感が…
まあ、ゆっくり見られたのでよしとはしましたが。
で、チケットですがもぎりの時に「今回チケット交換はしてもらえないんですか?」と尋ねたら
「記念チケットですね?」とちゃんと交換してもらえましたよ。
平螺鈿背円鏡の写真のチケットでした。
申し出た人だけに渡してるみたい…それ、ちょっとねえ…
あんまり印刷してなかったのかな?
それで先日、中之島の国際美術館にロンドンナショナルギャラリー展に行った時も聞いてみたんですが
こっちは本当に印刷してないとのこと。
う~ん、国立のとこはおんなじにしてほしいな、と思った次第。
コロナ禍が去ってみんなでワイワイおしゃべりしながら奈良を歩ける日が早く来ますように!!
その時はまたよろしくお願いします。
ええー、今年用のチケットあったんですか~ちぇっ(苦笑)
初日&初回の入場は色々と初めて尽くしだったらしくて、あたふたしていたし、
何よりも「(今回は)半券で常設展をみるためには有料である」って説明を繰り返し繰り返し、
一人一人にしていたようす(推測)
しかし、それが聞き取れない人(理解できない人)が多かったらしくて、
私の数人前の人それぞれが「は?」「なに?」って感じで聞き返していたので、
入場に時間がかかっていたのでした。
そんなこんなで、何か余分なことを聞くのも、聞き返すのも、面倒になって(笑)
私の番になった時には「あー、はいはい(別に入らないからいいですー)」って感じでスルーして展示室へと急ぎました。
まあ、前の人が何をそんなに聞き返していたのかは、自分の番になって初めて分かったんですけどね。
何をそんなに入場に関して、聞き返すことがある?って思っていたのですが。
あの一言コメントって必要だったのかなあ?
「正倉院展」を見に来る人に、常設展の話を「今」されても…って。
ってちょっと話がずれましたが。
そうか、あったのかあ、残念。
まあ死ぬほど残念ではないですが。
電子チケットで入れば元々ないし(その時もチケットもらったっけ?忘れた)
でも、東京藝大で電子チケットで入った時はもらったような気がするなあ…。
まあ、何にせよ、言ってみるもんですね。
早く心置きなく、話しながら奈良を歩けるようにんる日が来るのを待ち望んでます。
そうなったら、また集いましょうね!