奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

憂鬱な三月

2025年03月11日 | 色々・モシクハお勉強
今年は昭和100年なんだそうで。
となれば、終戦から80年。
私が奈良大学に入学して20年(あまりにも個人的なハナシ)

でも、今年は私にとって「あれから30年」というのが一番強く感じること。

1995年。平成7年。
1月17日は火曜日。
成人の日の三連休明けで、目が覚めたら関西がとんでもないことになっていました。

3月20日は月曜日。翌日は春分の日でお休みの谷間。
仕事に行ったら、会社にそれぞれの社員の田舎から電話がかかりまくって事件を知りました。

その後、大学に入ったり、大阪に飛ばされたり、
関西で暮らし始めたり、結婚することになったり。

あれから30年ですか。
もうそんなにたちますか。
怒涛の一年だった1995年。

そして、激動の一年ってのが始まるのもいつも四月ではなく三月なわたし。
三月はさよならの月。
今年の末は神戸のパンダのタンタンとお別れして一年たちます。
もう1年たちましたか。
その1年間が30回繰り返されて30年。

その間には14年前に東日本大震災があり、
あの年もひどくつらい年でした。
寒かったなあ。心細かったなあ。
被災地じゃない私ですら、あんなに落ち込んだのに、
現地におられた方の不安な心はいかばかりだったかと。
もうすぐ春が来るよって頃だったのに、
なかなか春は来なかった記憶があります。

なんか、秋よりも、春のほうが憂鬱なことが多い気がする。
私の場合。

四月からこのどよんとした気持ちは少しは晴れるかなあ。
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感染症と修二会

2025年03月08日 | 色々・モシクハお勉強
ツイッターで見かけた記事。
見慣れた背景と、どこかでお見かけしたような風貌。

あ!
笠原先生と、谷口先生と、忽那先生ではありませんか!
こちらを参照してください)

皆様感染症の専門家。
3月1日に奈良市内で感染症の勉強会があったそうで。
そのとき今日は初日だ!ということに気が付いてお参りされたとのこと。

ああ。
コロナ禍の頃には、この方たちの発信する情報を連日読みました。
そう、コロナ蔓延の時期には、修二会も開催が危ぶまれましたが、
感染症対策をして実施されることになりました。
この時に、助言をされたのが奈良県立医大の笠原先生。

2021年の修二会は開催ができるのか?どうしたら修二会を無事に行えるかと
NHKでも番組になりました。
こちらからちょこっと見られます

読売新聞にもその当時のことを記した記事があります。
こちら

しかし我々一般人は現地でお松明を見ることが叶わなくなり、
二月堂に近づくことができなくなりましたが、
それよりなにより、千二百年続いてきた修二会が途絶えてはいけないということの方が大切。
我々一般人は遠くでそれを見守りました。

その厳しい規制も徐々に解除され、年を追うごとにコロナ前のように戻りつつあります。
今年は北の階段が規制時間以外は利用可能になり、
湯屋と参篭所の間にバリケードが築かれることもなくなりました。
(それでも、北の茶屋でのおうどんやお寿司の販売はまだ無いようですが)

2020年1月の日本で新型コロナ感染症というものを知り、
その後爆発的に感染者を増やし、どうなってしまうのだろうと思いました。
あのどよんとした世界を乗り越えてこれたのは、
この方たちの発信があったからだなあと思ったら泣いてました。

もうあの時代には戻りたくないですが、
あの時の一丸となって団結した時のこころを、思い出しました。
ありがとうございました。
私は幸いにも現在までコロナにかかったこともなく、元気に過ごしています。

リボート参拝という新しい祈りの形も得て、
現地に行けない時でも修二会を見守ることが叶っています。

この千二百年の間にいろいろなことがあっても続いてきた修二会。
飢饉も、疫病も、様々なことを乗り越えて続いてきた修二会。

これからも続いていくもの。
その途中を少しだけ眺めることが許されていることに感謝します。

そして、先生がた、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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白い悪魔

2025年02月25日 | 奈良大学お勉強日記

今年はここ数十年で一番の大雪だったとの体感。

今日からどんどんと温かくなるとの予報。

それはそれで困るんだけど。

一挙に雪が解けたら、それはそれで大災害になりかねない。

 

私が小学生の頃はこんなくらい降ったよなと思うけど、

ここ数十年は記憶にないくらいの大雪。

故郷新潟も連日テレビ放映されておりました。

 

毎日まいにち雪雪雪雪で。

新潟の場合、雪が降っていなければ「晴れている」でした。

しかしおひさまを拝むことはかなわない。

厚い雲に阻まれてぼんやりと明るくなるだけの「晴れ」

冬は11月の下旬ころから、雪雪雪雪。

雪が降っていない←これが晴れているという意味。

それ以外は。

雪が降っている。

雪がとても降っている。

雪がかなり降っている。

雪がとんでもなく降っている。

目も開けられない、吹雪、地吹雪…。

それが三月まで続く。

 

新潟県はかつて「裏日本」と呼ばれていましたが、

本当に表日本のひとからしたら、別世界なんだろうなあと。

 

かつて東京で働いていた頃、上越新幹線で新潟から東京へ向かうトンネルを抜けると

雪国ならぬ、空っ風の、雪のない土地。

雪国から出かけたのに、途中でまったく雪のない街を通って東京へつく。

ああ、「角さん」はこういう不便を解消したかったのだろうなあと。

 

雪は人を殺します。

白い悪魔です。

春になったら、嘘のように消えてなくなるのに。

毎日降り続き、雪国の人を絶望させます。

 

雪を見に来たというインバウンドの人。

雪のけを体験して楽しかったという人。

それは良かったですね。

でも、そこで生きている人は大変なのです。

 

雪見風呂とか、雪見酒とか、風流な楽しみのようですが。

現地ではそんな気分にはなれないほど降ります。

雪を楽しむなんて、特に今年の雪では無理だったでしょうね。

雪が降らないと困る人もいれば、雪が降れば困る人もいる。

 

雪は降って良し、降らなくてよし。

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春はとくべつ

2025年02月19日 | 色々・モシクハお勉強
奈良博の特別展「超国宝-祈りのかがやき」のチケット前売り券が本日より発売ということで購入してみました。
 
当初はキョーハクで実施される「日本、美のるつぼー異文化交流の軌跡」との
ペアチケットを買うつもりだったのですが。
 
おっと待てよ?私、奈良博の年パス持っているんじゃん?
だったら、どんなにお得でも、ペアチケットは要らないんじゃない?
 
ということで。
キョーハクの前売り券だけ買うことにして。
しかし、本日は仕事で販売開始時間にスタンバイすることはできない。
限定数は思ったより少ないし、どうしたもんだろうと思ってました。
 
そんな心配をしながら、職場で昼休みに販売サイトを覗いてみたら、あれ?
売れ残っているぞ。
およよ。慌ててキョーハクの前売り券ゲットです。
やった♪
 
しかも「韋駄天チケット」なるものをゲットしたら、お値段1600円。
当日券2000円、前売り券1800よりも、かなりお得。
889(ハヤク)にかけて、889枚のみの限定発売。
それが残っていたので、めでたく入手。
やったね。

 

なぜ、韋駄天かといえば「早く買って、早く見に行こう」ってことらしい。

かつて薬師寺展がコロナの時期に三日間だけ開催してその後、休館に追い込まれたことから、

会期がどんなに長くても、さっさと行くに越したことはないと思っているので、

早い時期に見に行くのはオッケー。

まあよかったよかった。

 

夕方仕事が終わってから見たら、売り切れているチケットもありました。

おお、やはりペアチケットは売り切れましたか。

 

ペンケースは確かに売り切れるかもしれませんねとは思っていたけど。

まさか、ぬいぐるみとチケットが売り切れるとは思わなかったなあ。

おそるべし、すみっコぐらし。

 

ここだけの話。

「大阪・関西万博開催記念」だからして、

大阪でやるものとばかり思いこんでいた「日本、美のるつぼ」

キョーハクでやるんですってね(笑)

大阪であそこ見て、ここ行って、からめて行こうと思っていたら、

京都だったという、びっくり仰天。

まあ、久しぶりのキョーハクを楽しみたいと思います。

 

 

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奈良大学通信教育部のみなさんへ

2025年02月03日 | 奈良大学お勉強日記

久しぶりにgooblogを更新してみたんだけど。

ほとんど更新がないこんな場末のブログにも毎日毎日アクセスがあることに驚き。

そしてここ数日はなんだかたまげる程のアクセス数があるんですが。

何かとんでもないこと書いてありましたかね?ここで。

今頃って冬の期間のスクーリングがあるからでしょうか。

その下調べって感じなのかな?

その昔はものすごいニッチな情報としての「奈良大学通信教育部」のことを書いていましたが。

卒業してしまってからはほとんど情報更新もなく。

今の奈良大の通信教育部がどうなっているのかまったく存じ上げませんが。

それでも情報を求めて、こんな昔の情報まで読みに来てくれている人がいるというのは想定外。

新しい情報は何もありませんが、記録としての大学生活など眺めていって下さい。

 

在学時はパワーあったなあ。

スクーリング行って、その日のうちにその内容を書いてupして、

課題があれば課題をやって、次の日の内容に備えたりして。

今は「明日やろう」「週末書こう」「長期休暇にまとめて…」とかって

のばしのばしにしていたら、全然更新できなくなってしまっていたし。

 

これでも、一応書きたいことはあって(あそこ行っただの、こんなの見ただの)

とりあえず下書きは結構書いていたりするんだけど、それを校正して加筆訂正して

完成品としてUPするまでの気力がありません。

 

それでもたまにはこうして、ちょこちょこ書いていたりしますし、

文章書くことは好きなのでブログを完全にやめてしまうことはありませんが。

まあ、たまーに覗きに来て、おお!更新してある、と思ったら読んで行って下さい。

 

奈良大通信の最新情報には対応していませんので、

そういうことを質問されても困ってしまいますが、

奈良大通信って面白かったですよって記録は満載してあると思うので、

もしここにたどり着いた後輩さんたちがあれば、

アホな先輩でも卒業できたんだから、とお楽しみいただければ幸いです。

 

去年末には「節分から本気出す」と言っていたので、

立春にあたってちょこっと書いてみました。

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