奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

季節はめぐる

2021年12月18日 | 色々・モシクハお勉強
祭り始めはちゃんちゃん祭り、祭り納めはおん祭り。

これは、大和(奈良)のお祭りは、
ちゃんちゃん祭り(大和神社のお祭り)に始まり、
おん祭り(春日大社のお祭り)に終わる、ということをあらわした歌。

一年のおしまいに行われるお祭りとして、春日大社の若宮さんのお祭り。
おん祭りは今年も規模縮小で行われた模様。

一般人は見学できないので、ニコニコ動画は去年の映像を流し、
春日さんの公式では今年のリアルタイムを放映したようですが、
今年は追い切れてません。

私のタイムスケジュールとしては、とってもよいカレンダーめぐりだったにもかかわらず、
今年は行けませんでしたね>おん祭り。
来年以降に期待します。

気が付けば師走。
あと二週間もしたら年があらたまります。
あっという間の一年でした、とまあ、毎年同じことをいうわけですが。

しかし、今年は長かった、かな。
年の前半は行きたい処、見たいものがめじろ押しだったにもかかわらず、行けず。
悶々として家に居るばかりの連日で、ストレスたまらないようでいて、
あれもダメこれもダメの毎日だったし。

そんな中、このままじゃダメだって思ったのが、「お水取り」の期間中。
連日ニコニコ動画を見て、昼はお仕事、夜は勤行をネットで見学と、
小野篁かって生活をしていたせいで、睡眠時間は激減。
それで三月はヘロヘロになりまして。
その疲れが今でも残っている気がする。

春から夏にかけては、もはやどこも行けない状態。
なので体は楽なはずなんだけど、「何処にも行けない」というのは
かなりしんどい思いをしたようで。
行けなかった行事、行けなかった博物館、行けなかった神社仏閣、etc,etc…。

それでも、月日は巡り。
covid19のワクチンを二回打ち、発症者数がみるみる少なくなり、
秋の声を聞いたら、毎週のように、奈良、奈良、東京、奈良と飛び回るようになり。
少し持ち直し。

行きたい処にも行きました。
先日、念願だった御所市の葛木御歳神社へお参りに行くことができました。
御所の鴨(賀茂)社の三神社のうち、中社と呼ばれる神社で、
高鴨神社と鴨都波神社は行ったことがあるのだけど、
ここは中途半端な所(をい)にあるので、なかなかご縁がなくて。
それがこのたび叶いました。

年の瀬の十二月になってからの訪問でしたが、
それすらも「今」だったような気もする。

御神名の「トシ」は穀物特に稲、またはその実りを意味する古語で、
御歳神は稲の神、五穀豊穣をもたらす神、また、穀物の生長を司る神として
古くから崇敬されています。また「トシ」は年に一度の収穫を基準とした
時の単位であることから、何か事を始める時にお参りするとよいとされています。”


御歳の歳(トシ)は、一年を示す時の長さ。
365日、24時間、それが一年という時間の長さ。
冬を迎えて休眠したのち、春が来て、稲を育てて、
秋に収穫するまでが「ヒトトシ(ひととせ)」
一年の終わりに訪問するのもよいのではないかと。

そこで求めたのが、御歳神社の御朱印帳。
表紙の絵は上村恭子さんが描かれたものです。
この姫様の絵は同じだけど、色味が異なるものが二種類。

髪に赤いメッシュが入った姫様と、緑のメッシュが入った姫様。
個人的には赤い髪の姫様のカラーリングの方がパッと見、
好みだったのだけど。

この髪、どこかで見たことがあると思ったのが、
金田あおいさんの、あおい(緑)髪。

ああ、そうか、そうでしたね。
と、金田さんを思い出していました。



なので、御朱印帳本体は緑の髪(神)の方を求め、
御朱印としてもおなじ絵柄で頒布されていたもので、
赤い髪の姫様も求めました。



今となっては緑の、あおい髪、気に入っています。

春日大社の師走ビッグイベントが「おん祭」ならば、
東大寺の師走は秘仏開帳のめじろ押しが12月16日。
その日は令和四年の修二会に参籠する練行衆の発表がありました。

ああ、月日はちゃんと進んでいるのです。
来年もちゃんと来るようです。
良かった良かった。

ひととせが終わる。
ひととせが始まる。

もういくつ寝ると、お正月~♪

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