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朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

年頭所感

2013年01月01日 05時52分21秒 | 身の回り
あらたまの年立ち返るあしたより若柳水を汲みそめにけり

2013年になった。
昇る朝日に変わりはなく、
「日和違い」のマクラ風に云う「お天気は日々お天気をやっているだけ」なのだが、
見る者はそこに意味を見出し、気持ちを入れ替え、「節目」とする。
それもまた、悪いものではない。

人生75年、と考えれば、
さらに生きて老醜を晒すのか、はたまたその前に濁世からオサラバできるのか、はさておき、
概ね半分を過ぎたことになる。
日々老い、記憶力は衰えていく中、
様々な経験や知識、ある種の「勘」で世を渡っていく必要がある。
その現実を踏まえ、思ったこと、考えたことを「還元」と称して発散していきたい。

正+反→合の繰り返しで認識が深まり、
社会が発展していくという弁証法的思考は、万能でないにせよ正しいと思うのだが、
右+右→さらに右、の繰り返しで徐々に権威主義化・右傾化しているのが現状。
ここに誤用的に「流れに棹を差し」、
猫だまし、足取り、無双を切っていきたいと思う。
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行く年、2011年(個人)

2011年12月31日 12時05分48秒 | 身の回り
ここ3,4年、個人的には変化が大きな年が続いている。

今年は、去年落ちた社会保険労務士試験に合格。
ついでに年金アドバイザーの資格を取得。
勤めていた医療法人を何となく退職し、
「休養期間」というか「準備期間」というか、に入っているところ。
その他、私的にも色々あった、と感じる。

来年は社労士事務所に就職するか、一般企業で人事職として入職するか、
あるいは開業してしまうか。
このあたり、体調や
7月に事務指定講習を受講して社労士登録可能になることを踏まえて、
いろいろ考えていく必要がある。
最終的には
「私はどのような存在、社会にどのような貢献をする存在として生きていくか」
を考え、それを踏まえて決めていきたい。

歌舞伎・文楽・落語会等は、ほぼ例年通り行っている感じだな。
歌舞伎は約10回、計20幕分くらい、
文楽は1回、
落語・講談・漫才の会は(今日のオールナイトを含めて)40回近く。
また詳細整理していこう。
「らくご道」に通ったので
生喬・こごろうがかなり多くなるだろう、と思う。
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2回目。

2011年10月21日 07時23分24秒 | 身の回り
いろいろあったが、
結局、退職することにした。
籍はまだ1ヶ月くらい置くことになるが。

やはり、初めての転職、というのは難しいのだな。
どこまで新卒で入社した会社で身に付けたスタンスでやるのか、
「新入職員」として馴染む、己のスタンスを変えるのか、
といったあたり。
当然、自分の個性(短所・弱点も含めて)も
抑えるなり利用するなり、と考えねばならんし。

特に総務・人事という、
純粋に技能だけでなく組織風土や業種業態、
職員の個性といった要素を無視しては仕事にならない職種で、
馴染むための努力を怠った、という反省はある。
また、自分に求められているもの、それをどの程度充足しているか、の
自己評価も甘かったと思う。
そしてそのあたりのギャップを埋めようとしなかった己の問題。

まあ、次にどんな勤め方をするか、
或いは「勤めない」選択をするかは分からないのだが、
しばらくはのんびりできれば、と思う。
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OVA「かってに改蔵」上巻

2011年05月28日 19時51分37秒 | 身の回り
水曜に届いた「かってに改蔵」のOVAを見た。

※画像をクリックすると楽天のページに飛びます


私は久米田作品は「絶望先生」から入っているし、
少年サンデーは全く見ておらず、
「かってに改蔵」は連載時には読んでいない。
単行本も、最近出始めた新装版を買ったり、
マンガ喫茶でちょこちょこ読んでいるくらい。

そんな訳で、水木一郎の歌うオープニングや、
立木文彦のナレーションで表現するような
仮面ライダー風の「改造人間」のパロディ、という感覚は
この作品についてあまり持っていなかった。
なるほどなあ、という感じ。

OVAの内容は、30分×2回分の形式。
第1話が「覚醒めた男」として
「詩ってるつもり!?」「走りだしたら止まらない!?」と
「学校の海パン」の前半。
第2話が「美しき男たちの品格」と題して
「学校の海パン」の後半と
「フランスはどこだ!?」「ファッション大魔王」。
第1話、第2話でそれぞれオープニングとエンディングが付く。

初期の話が殆どであり、「南国」から引き続く下ネタが多い。
「ドリアンムケ皮」やら水着やらキラーパスやら。
ちとテレビに乗せるのはキツそうだ。

絵は、私が後期の単行本を見慣れているせいか、
バランスなどで少し違和感が感じるところもある。
地丹が思っていたより大きく描かれていたりするし。

ゲストとして出演する声優は、そこそこ有名な人なのだと思う。
堀内賢雄やら石田彰やら三木眞一郎やら、私でも名前は知っている。
あるいは畑健二郎やらMAEDAXやら。
また、新谷良子がちょっとした役で出て変な台詞を言わされていたり、
「新☆谷良子」なる名義で
「ナニがナニでナニなの…」ってエンディングを歌っていたりする。
第1話が終わる時、
最後のカットとエンディングの歌詞や絵が妙にシンクロする感じが面白い。

あと、「絶望先生」でもそうだが、音楽が素晴らしいと思う。
サントラも出るようなので、また買おうかな。
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年頭所感

2011年01月01日 22時38分05秒 | 身の回り
あらたまの年立ち返る朝より
 若柳水を汲み初めにけり

今年は年男だな。
12年前は24歳。最初の会社に就職して数年目で、
考えるとその頃も人事をやっていた。
12年経って、巡り巡って同じことをやっている、というのも面白い話。

8月にもう一度社労士の試験を受ける予定だが、
4月からそれに向けて、仕事をしながら予備校に通うつもり。
問題集を解き直してみて、さすがに忘れている箇所もあるが、
どうにかなるのでは、と今のところは楽観的。
ただ油断せず、きちんと覚え直して足元を固めていく必要はあるだろう。
仕事ももう少し責任が重くなってくるだろうから、
きちんと予定を立て、着実に進めていきたい。
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2010年振り返り

2010年12月31日 11時46分56秒 | 身の回り
大晦日。

去年は勉強を始めた頃で、
「来年の今頃は通っているといいな」とか言っていたような気がする。
残念ながら今年は合格できなかったが、
人事にも携われ、自分の知識や経験・スキルが歓迎されて役に立てる職場を
11月半ばに見つけることができた。
来年の合格を目指して進めていける状態にはなったと思う。

また1年以上仕事をしないことで、いろいろ充電できたと感じる。
落語や芝居をけっこう見たり、久し振りに高座に上がったり、
時間を気にせず旅行に行けたり。
本はもう少し読みたかったが、
これは働きながら、毎日少しずつでもやっていけば良いだろう。

私的にはそんなところか。

政治がらみでは消化不良の年だったなあ。
自民党政権に戻したくはないだが、
今の民主党の状態では、社会が良い方向に向かうとは思えない状況。
もっと論理的に
「現状こういう状況、最終的にはこうなるべき、
従って今このような政策をとる」
を国民に対して説明・主張していくべきではないのか?
「言ったら反対者が出る、票が減る、だから主張できない」と
遠慮している気がする。

もっとも、党内でも深い議論がなされているとは思えないから、
国民に対して説明できないのは当然かも知れない。
個人的には、「小選挙区制」や「政党交付金」の制度が、
政策や価値観の似た政治家の結集を妨げ、
議論が進展しないことにつながっているのでは、とも感じる。
それがなければ、
「民主党は分裂し、同じ政策を持つ者で結集せよ」と断言できるのだが、
今の制度では分裂することイコール小選挙区での自民党の勝利であり、
それは様々な改革の可能性を摘み、
座して死を待つことにつながるのでは、と危惧する。

ではどうするか、が今のところ見えないのが、
消化不良と感じる理由なのだろう。
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ここ数日に読んだ本

2010年11月10日 06時35分31秒 | 身の回り
来週月曜から働くことになったので、
読書にかけられる時間も減るだろう、と思い、
たまった本を徐々に消化中。
それでも、読書量・時間とも中高生の頃には及ばぬな。

※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます


●「超一流じゃなくても「成功」できる」(長谷川滋利)

彼が大リーグに行ったとき、
さして活躍できるとは思っていなかった。
速球とフォークで三振をバタバタ取れる野茂に比べて、
特に光るボールがあった訳でもないし。

それでも9年間大リーグに在籍し、
そこそこの成績を残した。

この本を読むと、それを可能にしたのは
自分をマネジメントする力なのだろう、と感じた。
高過ぎず低過ぎない目標を立てる力。
客観的に自分の現状を見たり、弱点を明確にして「処方箋」を書く力。
そのあたりが、長谷川の中学からの経験などを踏まえて書かれている。

野球選手の本、ではあるのだが、全体にはかなりビジネス書寄り。
本人の経験などが予め書かれているので、
具体的にイメージしやすい。

あと、アメリカと日本の文化の違いについても結構書かれている。
「アメリカは選択を求められる社会」というのは、
個人的に経験した訳ではないが、何となく理解できた。
バックボーンの異なる人間が共同して生活する以上、
「暗黙」で済ませては社会が成り立たない。
だから常に意思決定し、それを外部に表現していく必要があるのだろう。
そこから、決定事項など、外部化されたものが評価され、
属人的な要素はあまり考慮されない。
そのあたり、日本と比較してのプラス・マイナスも述べられていた。

あまり期待していなかったのだが、なかなか良い本。


●「人形有情―吉田玉男文楽芸談聞き書き」(吉田玉男)(聞き手:宮辻政夫)


吉田玉男の入門や修業時代の話、
あるいは様々な役でのポイントなど。

人形遣いと人形との関係で、
「人形の気持ちになり切る」か、という質問に対して玉男は否定的。
「人形を如何に見せるか」を意識している、という話。
ただその関係は、不即不離なのだろうな。
登場人物の心持ちを客に感じさせるためには、
いったんその登場人物を理解する必要があるだろうし、
そのタイミングでは内面に入る必要があると思う。
そしてそこに留まらず、さらに如何に表現するか、を考えるのだろう。
文楽に限らず、様々な表現活動に共通のものだと思っているのだが。
…能は、ちと違うのかなあ。

最後の方に、各役の表現や気を付けていることが記述されているが、
若干羅列的であり、もう少し深掘りしたものも読んでみたい。


●「酒場の藝人たち―林家正蔵の告白」(矢野誠一)

単行本「圓生とパンダが死んだ日」の文庫化らしい。
特に追加収録もないようだ。

内容は落語だけでなく、新劇や大衆演劇などの役者についても書かれている。
追悼文が多いと思う。


●「現代落語の基礎知識」(広瀬和生)


途中で挫折した。

あまり落語を知らない人が読んではいけない本だと思う。
タイトルに惹かれてはいけない。

「名人」に関する記述(30ページくらいかな)まで読んで、
耐え切れず投げ出した。
「名人」について様々な噺家が語っている内容を紹介しているのだが、
それを踏まえずに本人が考えていることを書いている。
全く積み上がっていない、と感じた。

「まえがき」を含めて読んだ部分から判断するに、
結局、筆者の考える「落語論」が綴られた本だと思う。
それはそれで、無意味とは言わないが、
これを「基礎知識」と臆面もなく提示するあたり、
己の視野の狭さや自己満足ぶりに無自覚であるように見え、
非常に不愉快。

あと、上方落語を見る上では、
この筆者が戦おうとしている対象がよく分からないので、
ほとんど参考にならないと思う。
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DJCD「さよなら絶望放送 携帯版」

2010年09月23日 06時52分35秒 | 身の回り
昨日、「さよなら絶望放送」携帯版の総集編CDが届いた。
※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます


携帯版は申し込んでいなかったので、
ほとんどの内容は聞くのが初めて。
(一部はネットに上がっており、聞いたことがあった。)

第1回から第16回の内、12回分を収録。
残り4回分を何故収録しなかったかが気になる。
だいたい3年前の内容。

最初に両パーソナリティが「そもそも携帯版では、名前を名乗ったことはない」と言い放ち、
「声は似ているけど他人」と予防線を張る。

内容は、本編で紹介できなかったメールやワープしてきたトークなど。
犯罪に絡む話、「大きなところに喧嘩を売る」話や生々しい話、
新谷さんにそれを言わせるのはさすがにまずいだろう、という話
(「なんと奇遇な!」とか「加藤鷹」「チョコボール向井」とか)
が多いかな。
自主規制のブレブレ多数あり。

やはり、会話のリズムが良いなあ。
「番外地」とは違い、
絶望放送を聞いたことがなくても楽しめると思う。

一つ引っ掛かること。
CDに付いている冊子に二次元バーコードが付いており、
そこからアニメイト内の「特設ページ」にアクセスできるのだが、
内容を見ようとすると会員登録が必要で、そのためにはお金がかかる。
まあ、仕方ないかも知れないが、
せめて冊子に「お金がかかる」ことを書いておいて欲しいなあ。
「オラオラ、見たけりゃ金払え~」という
お行儀の良くない商売だな、と感じてしまう。

【追記】
見つけた感想ブログ。
ふさ千明のおたネタ日記 DJCD さよなら絶望放送 携帯盤SZ-01K 感想
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物欲充足

2010年09月17日 13時52分14秒 | 身の回り
昨日買ったCD。

天王寺のアニメイトにて。
●DJCD 惨・さよなら絶望放送 番外地

※画像は、「アニメイト・オンラインショップ」より。

コミケで先行販売された「さよなら絶望放送」のDJCD。

まず、ジャケットが恐過ぎる。(これは「きばっち」だが)
「新着CD」のところに面出しで並んでいたのだが、
「けいおん!」などのアニメ絵の女の子が並んでいる中に、
こんなものが混じっていて、浮くことこの上なし。

内容は、ある種、素晴らしいと言えば素晴らしい。
ただ、確かに「惨い」代物だ。
絶望放送内での神谷浩史の「持ち役」の一つ、
「ぴろし17歳」がパーソナリティで番組を進めていく。
というか、進まない、進まない。
「番外地」でもあるし、
絶望放送を聞いたことがない人が最初に聞くCDではないわな。
声優って、本当に大変な仕事だな、と感じる。
ま、普通こんな仕事しないだろうが。


天王寺からワッハへ向かう途中で、
偶々「大十」を見つけたので入ってみた。
ちゃんと覗くのは初めて。
2階に中古のCDがあり、安かったので何枚か買った。

※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます
●「鋳掛屋・祝いのし・豆屋(3代目春團治)」


●「市馬落語集(三)厄払い・掛取万歳」


●「落語名人全集」より「豆や・かけとり(文治)」



「豆屋」と「掛取り」がかぶっていることに特に意味はない。

3代目の「豆屋」は以前に買ったかも知れない、と思っていたが、
聞くのも含めて初めてだな。
科白や雰囲気は2代目に近く、これはこれで悪くない。
上方のくどさは少し感じるが。

「かけとり」は市馬、文治とも素晴らしい。
噺家がいろいろなネタで芝居の真似をするが、
個人的にはリズム・声など、
クサさとリアルさのバランスで文治が一番良いと感じる。
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さよなら絶望放送DJCD ~惨開~

2010年07月21日 08時38分27秒 | 身の回り
「さよなら絶望放送」で3月に行われた公開録音のDJCDが届いた。

「DJCD さよなら絶望放送 特別版 惨開」。
※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます


普段のメインパーソナリティである神谷浩史・新谷良子を軸に、
アニメ「さよなら絶望先生」に出演した(「絶望放送」にもゲストに来たことのある)
女性声優さんがゲストで絡む、という形。
2枚組。

3幕に分けられており、それぞれネタの内容、トークとも面白い。
ゲストも上手く組み合わされていると思う。
特に、斎藤千和と小林ゆうが絡む3幕目の破壊力が凄まじい。
「絶望放送」にそれぞれが出演した時から、ある程度想像できていたが、
確かに「混ぜるな危険」だな。
どちらかが明後日の方向にボールを投げた時に、
お互いそれを拾って、さらに遠くへ、しかも強く投げるようなトーク。
そりゃあ、パーソナリティが疲弊するわな。

それぞれのキャラが上手く生かされており、個人的には非常に楽しめた。
普段から「絶望放送」を聞いていなくても、
けっこう楽しめるのでは、と思う。

【参考】このあたりのページを見ると、さらにいろいろ想像できると思う。
Togetter - 「さよなら絶望放送~惨開~(公録)終了後の感想TL」
・以前「絶望放送」本体で裏話をやったのだが、その内容など。
 →ふさ千明のおたネタ日記 さよなら絶望放送第133回「ワールズ・エンドレス 世界の負け」更新 感想

…やっぱり、DVDでも見てみたいなあ。
「ぐわんばっ!」の破壊力とか。
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