朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

CDを掛け続ける休日

2008年10月27日 00時08分02秒 | 音楽
# 「志ん生的、文楽的」(平岡正明)読了。ようやく。
 でも、この人の書き方に少し慣れてきた気がする。
 残る「大落語」も読もうかな。

今日は1日家にいた。(飲みには行ったが)

昨日買ってきた技術書を読んで、
いろいろインストールしたり、設定してみたり。
私は一応SEだが、仕事でこのあたりにはあまり関わらないので、
ちょうど良い機会だと思う。

作業をしながら、昨日買ったCDを掛けていた。
3勝1敗2分、という感じ。
良かったのは以下のようなところ。


○モーツァルトのバイオリンソナタ集(グリュミオー+ハスキル)

私の中では、どちらも「いにしえの名人」というイメージなのだが、
世代はけっこう違うんやね。
1958年の演奏なのだが、
当時ハスキルが60代で、グリュミオーは30代。
また、ハスキルは2年後に亡くなっている。

演奏はしっとりして結構。
ハスキルのモーツァルトは特に、
(ソナタにしても)聞いていて非常に心地よい。
まあ、モーツァルトでムチャクチャ悪い演奏もないかも知れんが。


○モーツァルトの「レクイエム」

TowerRecordのPOPに魅かれて買ってしまった。
良い部分とさほどでもない部分がある。
一歩一歩昇っていく部分のスローペースが私の好みで良かった。
それ以外はまあまあ普通か。


○フォーレ「チェロソナタ集」

チェロソナタ2曲と、小品が3曲。
このチェロソナタがどちらも、最初はどうも落ち着かないのだが、
聞いている内にハマってくるのかな、という曲。
演奏の良し悪しもよく分からんところはあるが、
そのような期待を持てる感じ。


午前中、楽天からさらにCDが届く。
そういやあ頼んでいた。


※画像をクリックすると、「楽天」のページに飛びます

○文楽「明烏+心眼」


「心眼」が聞きたくて購入。
平岡正明の本でいろいろ書かれていたのだが、
あまり聞いたことがなくて
(今の文楽で一度聞いたのだが、何が良いのかよく分からなかった)
気になっていたネタ。

このネタの雰囲気はすごい。
特に、あんまの梅喜が横浜から帰ってくるところや、
最後の場面でおかみさんと話す部分の気持ちの入り方が快い。

目の開いた梅喜と芸者(だっけ)のしっぽりとした場面は、
もう少し濃く演じる方が好みかな、と最初聞いた印象では思っている。
まあ、もう少し聞き込んでいくと感覚は変わるかも知れない。
今は「盲人」を扱うネタ、ということもあってまずかからないが、
もっと演じられて欲しいなあ。
# 談志とか、演じているのかな。



○鳥肌実「鳥肌黙示録」

…勢いで買ったが、コメントしづらい。
たまに聞くには良いと思う。
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CDの山を崩す

2008年06月01日 07時46分12秒 | 音楽
じとじとしており、昨日は1日家でのんびりと。
先週買ったCDのチェックなどやっていた。
3枚組みで買ったものなどもあるので、全部は聞き切れていないが、
聞いたものから、当たりをいくつか。


※画像をクリックすると、楽天のページに飛びます

○「トルヴェールの四季」


初めて聞いたのだが、サックスの四重奏団らしい。
ヴィヴァルディの「四季」と、
ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」。
アレンジが凄い。どこかで聞いたような他の曲も突っ込まれていて、
何も考えずに楽しめる。


○ショパン「前奏曲集+葬送ソナタ」(アルゲリッチ)


前奏曲は、まだちゃんと聞いていないのだが、
「葬送」は結構。
CDは新しいが、昔の(けっこう有名な)レコードをまとめたもの。
この人の「弾きたい気持ち」「表現したい気持ち」が
感じられて、良いと思う。
# 昔、「葬送」を寄席で使ったことを思い出した。


○ハイドン「チェロ協奏曲集」(デュ・プレ)


ハイドンと言えば、まず2番が有名だが、
1番もなかなか良いと思う。
きれいな曲・演奏でさらっと聞ける。
# どうでもいいが、デュ・プレのCDって、
 ジャケット(CDだから違うのかも知れないけど)が
 本人の顔写真になっているものが多く、ちょっとうっとうしい。


こんなところが「当たり」。
明らかな「外れ」は(演奏の問題ではないが)、
同じCDを以前にも買っていた、
カラヤン+ウィーンフィル「チャイコフスキー3大バレエ音楽」
くらいかな。

残りものんびり聞いていこう。
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不毛な日曜

2008年04月21日 06時40分57秒 | 音楽
来週、再来週と出勤が確定しているので、
昨日は貴重な(はずの)日曜休み。
資格試験に申し込んでいたのだが、
結局勉強していない+会場が遠い+写真撮るのが面倒くさい…等の
理由により、家でうだうだ。

土曜に借りてきたCDの内、何枚かを流している。
そのうち、さだまさしの4枚組「トークベスト」を全部聞いてしまった。


※画像をクリックすると、楽天のページに飛びます

学生時代、同期がさだまさしのライブの設営バイトをして、
その後彼のトークについて
「上下を振っている」と部誌に書いていたことを思い出した。
(ついでに出丸が「近日息子」で
 「さだまさしと猿廻し、どっちも薄い」と言っていたことも思い出したが)

確かに、全体にマクラっぽい雰囲気がある。
細かい繰り返しとか、
「可能を不可能にする男」という言い回しとか。
こういった話芸(あまり聞かないが、深夜ラジオも同じかも)は、
マクラに生かせるものなんだと思う。

iPodに入れて、
入れ替えながら聞くとしようか。
別に、私がマクラを喋る機会はあるまいが。
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CD漬けの週末

2008年04月05日 21時09分21秒 | 音楽
先週末は、2日続けて高田馬場や三田の図書館でCDを借り替えた。
日曜は、本当は池袋演芸場で「稽古風景」を見ようとしていたのだが、
立ち見になる、と言われてやめにした。
結局2日とも、CDのためだけに23区内に出たようなもの。

しかも、日曜は借り替えた後で新宿のTowerRecordへ。
3組(4枚)買ってしまった。
その日は朝に、楽天から戦時歌謡のCDが届いていたし…。

今日は出かけず、このあたりのCDを聞きながら、
未採番の落語のテープ(15本)を整理していた。
# 「絶望放送」のDJCDも、何回か聞いていたが。


TowerRecordで買ったCDは、どれも当たりかな。

○エルガーのチェロ協奏曲+小品集
 (デュ・プレ)
 
 カザルスやロストロポーヴィチと違い、
 今まで「このチェリストを聴こう」と思っていなかったのだが、
 改めて聞いてみると、柔らかくていいなあ。

 エルガーも良かった。
 もう少し聞き込んでいこう。


○ブラームスの交響曲全集
 (メンゲルベルク+アムステルダムコンセルトヘボウ管)

 これまた濃厚な。
 音は良くない(1930年代~40年の録音)が、
 こういう演奏は好み。


○「クロイツェル」他(バルトークのソナタも)
 (シゲティ+バルトーク)

 バルトークのピアノ、ということで買った。
 普通にいい演奏だと思う。
 まあ、「クロイツェル」は聞きやすくて好きな曲なんで、
 あまり「外れ」と思わないのかも知れない。


懸案だった落語のテープの整理もできたし、
明日は少し出掛けようかな。
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強風の中、CD買い

2008年02月26日 07時12分07秒 | 音楽
日曜日、
ネットで見ていると、
風で交通機関が乱れている、と言っていた。
まあ、京王は動いているようだったので、
昼頃に家を出て、近所の図書館で本を返して新宿へ。

14時頃になってしまったので、
歌舞伎座で「七段目」を見る、というのは止めにした。
高麗屋ってそんなに好きではないし。
また見る機会はあるでしょう。
播磨屋希望。松嶋屋でも苦しゅうない。

高田馬場に出て、区立中央図書館でCDを借り換え。
持っているものと重なっていないようだったので、
エノケンを借りる。
まだ聞いていないが、楽しみ。

新宿に引き返し、久し振りにタワーレコードへ。
・フルトヴェングラー「運命+未完成」
 EMIの「CD3枚で1枚プレゼント」に応募するのが目的。
 (これが3枚目)
 戦前・戦中の黄金の組み合わせ。
 もちろん、ねっとりして結構。

・ラベルの自作自演。
 (ピアノ協奏曲・ボレロなど)
 こんなものが世の中にあるんだな、というもの。
 まだきちんと聞いていないが、悪くはなさそう。

・朝比奈隆「悲愴」。
 期待した程ではない。やはりムラヴィンスキーがベストかなあ。

・ショスタコーヴィチ「ジャズ組曲」
 気楽な曲やね。何も考えずに聞けるのが良い。


少し飲んで帰宅して、のんびりラジオを聞いたりして終わり。
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最近聞いているフォークソング

2008年01月16日 07時38分19秒 | 音楽
今まであまり聞いていなかったのだが、
去年からフォークソングのCDをぽつぽつ買っている。


※画像をクリックすると、楽天のサイトに飛びます


きっかけの一つは、なぎら健壱の「日本フォーク私的大全」という本。






そんな中で買ったCDをいくつか。


早川義夫「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」





三上寛「ひらく夢などあるじゃなし」





中川五郎「終り、はじまる」





iPodに入れているのだが、
聞いていると、気が滅入りつつ、
妙なやる気が出てくる。
…私だけかも知れないが。
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先週買ったCD(2)

2007年10月13日 21時08分26秒 | 音楽
3連休最終日は新宿で飲み会。

待ち合わせまで1時間くらいあったので、時間つぶしにTowerRecordへ。
買うつもりはなかったのだが、行くと買ってしまう。
そんなに買ってどうするんだ、と言われると、それまでなんだが。


「ロシア管弦楽曲集」ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ、など
 ストコフスキー

TowerRecordのアオリに惹かれて買ってしまった。後悔はしていないが。
確かに妖しい、面白い演奏。
「はげ山の一夜」など、やけに音が揺れる。
初めて聞く曲もあるのだが、普通の演奏を聞いてからだともっと楽しめそう。


「レハール自作自演(金と銀など)」

しまった、同じCDを既に持っていた。
まあ、Naxosの廉価盤なので、傷は浅いが。
「金と銀」はよく演奏されるし、いい曲だと思うのだが、
他の曲はよく分からない。


「チェロソナタ」ブラームス
 ロストロポーヴィチ+ゼルキン

これは当たり。掛け合いを楽しんでいる感じ。
陽気な曲でもないのだが、聞いていて楽しめた。


「バラード+スケルツォ」ショパン
 サンソン・フランソワ

私には、フランソワはフランス音楽弾き、というイメージがある。
まあ、ショパンもフランスに留学したりしているので、
ちょうどいいのかも知れないが。
ふわふわした感じで、悪くない。


4枚買っても時間があったので、紀伊国屋書店2階のCD屋へ。
「ミュージック・テイト」っていうんやね。
私にとっては、他ではあまり売っていない、
マニアックな落語のCDを買うためのお店。

「宿屋の富+蛙茶番」小のぶ

小さんの上の方の弟子。小三治・扇橋の次くらいか?
寄席やゲスト出演などはなく、自分の会をたまに開く、という感じの人らしい。

初めて聞いたが、まず、あまり声が良くない。しんどそう。
あと、マクラで(昔「かわら版」の広告でもあったが)丁寧に
当時の時代背景とか、出てくる言葉の説明を入れている。
個人的には、良し悪しを感じる。
「当時の時代背景」として説明してしまうと、
「昔こんなことがあった」と客は捉えてしまうので、
かえって「今でも通じるもの」と感じることができないのでは、と思うのだが。

「宿屋の富」は丁寧に筋が運ばれて、良かった。
「蛙茶番」はイマイチ。
(私が、このネタには思い入れもあって、うるさいせいでもあるが)
設定や科白が、文治や柳朝に比べると整理されていない感じ。
サゲで「またぐらで」を入れずにウケをとれていたので、そこは良かったかな。
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先週買ったCD(1)

2007年10月13日 20時31分07秒 | 音楽
先週末の3連休はふらふらと遊んで、
ふらふらとCDを買ってしまった。

土曜は歌舞伎座帰り(立ち見になるので入っていないが)で、銀座山野楽器。


「寄席囃子」(ひので会)

寄席で実際に弾かれているものに近い感じ。
(太鼓の入れ方とか。)
「外記猿」を聞くと、やっぱり文朝や吉朝を思ってしまう。


「新世界」+α ドヴォルザーク
 アンチェル+チェコフィル

思ったほど満足しなかった。悪くはないのだが。
この曲、あまり「チェコくささ」がないので、
あえて地元のオケで演奏する必要がない、ということかも知れない。

まあ、どこまで「チェコの曲はチェコのオーケストラで」に
拘る必要があるか、というと疑問だろうが。
でも、地元のオケの方が、演奏している歴史もあるだろうし、
その分練られていたり、ベースが共有されているのでは、と思う。


「アメリカ+弦楽六重奏曲」 ドヴォルザーク
 スメタナ四重奏団など

「アメリカ」は名曲。
「弦楽六重奏曲」はあまり印象に残っていない。
正直、弦楽合奏の演奏の良し悪しって、よく分からない。
曲そのものが面白ければ、どれを聞いても同じように楽しめるんだよなあ。
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今週のCD

2007年09月17日 11時06分40秒 | 音楽
このところ、新宿を通るたびに
「TowerRecordでCDを買う」
パターンに陥っている。

うまく乗せられているなあ、と思いつつ、
乗っかるのも悪くはないな、とも。

先週も6組買ったが、期待外れが多かったので
(オイストラフの「春」+「クロイツェル」が良かったぐらい)
書くのはパス。


今週は4組5枚。

○ウィーンのロリポップ
 ボスコフスキー(Vn、指揮)

軽く聞けた。希望どおり。


○リスト「ハンガリア狂詩曲集」
 シフラ(P)

持っているかも、と思って先週買わなかったもの。
演奏は、いかにもシフラ。
リストの軽い、というか派手な一面は
この人の演奏が(今まで聞いた中では)一番合うのでは、と思う。
リストはそれが全てか、というと微妙だが。


○ベートーベン「悲愴+月光+熱情+告別」
 グルダ(P)

うーん。期待したほど、好みに合わなかった。
さらさら流れた感じ。


○カリンニコフ「交響曲第1番+第2番」
 スヴェトラーノフ+ソビエト国立放送響

最近カリンニコフが流行っている、と聞いたような気がして(錯覚か?)
試しに買ってみた。
(昔エアチェックしたテープは、どこかにあるはずだが…)
きれいで聞き易い曲。演奏の良し悪し、はよく分からないけど。

解説書がロシア語で読めない。


まあ、全体的に見ると「当たり」の買い物だった。
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買ったCDを聞いて。

2007年08月27日 15時20分38秒 | 音楽
昨日、(青春18消化の旅行の途中で)TowerRecordで4組買った。
締めて6,500円程度。

○シューマン ピアノ協奏曲+チェロ協奏曲
 フルトベングラー+ベルリンフィル
 ギーゼキング(P)
 マヒュラ(Vc)

 1942年の演奏。当然モノラル。
 先日フルニエのVcでドヴォルザークとハイドンの2番を
 買ったので、
 じゃあシューマンも、という安易な買い方。
 
 ギーゼキングのピアノ協奏曲は良いのだが、
 (肝腎の)チェロ協奏曲はよく分からない。
 曲そのものの出来がイマイチなのかなあ。


○ベートーベン 交響曲第7番+第8番
 ミュンシュ+ボストン響

 これは私の好みに合った。
 7番って、あんまり評価されない曲なんだけどね。


○フランスの管弦楽曲
 (狂詩曲スペイン、天国と地獄、魔法使いの弟子など)
 アンセルメ+スイス・ロマンド管

 「魔法使いの弟子」て持ってなかったように思って、
 勢いで買った。
 外れではないが、大当たり、とはいかなかった。
 安心して聞けるけど。


○ブラームス交響曲集
 ベイヌム+ロイヤル・コンセルトヘボウ管

 けっこう評判高いようなんだが、うーん。
 1番の第1楽章が、さらさらしてあんまり好みじゃない。
 振り返ると、3番・4番は良かったような気もするので、
 TOTALで見れば当たりなのかな。


しかし、我ながら、生きている人のCDをあんまり買わないなあ。
まあ、好き好きだから仕方がないのだが。
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