朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

無理な奴には無理

2006年11月06日 21時52分08秒 | 歌舞伎・文楽
3連休はのんびりできた。
基本、有休はとれない会社なんだが、
月に1回くらい、3連休とるように休みたいなあ。

金曜寝過ごしたんで、
土曜に朝から出かけて歌舞伎座へ。
「伽羅千代萩」の通し。とはいえ、「対決」とか要らんかな、と思って
「床下」が終わって帰った。

「花水橋」
まあ、どうってことのない幕。幕そのものが明礬みたい。
歌昇はこの手の役は良い。何もしてないと思うが。
福助は声が苦しい。形はいいんだけどね。
「竹の間」
全体見て、ここが一番満足かな。
仁左衛門は言うに及ばず、三津五郎も良い。
声が溌剌として、女形でも苦しくなくて快い。
「御殿」
不満。原因は菊五郎。
義太夫狂言のリズムに乗ってなくて、ただ声を引っ繰り返しているだけ。
結局、この人にはこの手の芝居は無理なんだと思う。ハラが薄い。
来月は「芝浜」で、
こういった芝居は期待して良いと思うんだが。
「床下」
まあ、どうってことない話。富十郎の声で満足。
団十郎は(4階から見ていると)よく分からなかった。
「対決」とか「刃傷」とか、見ないと分からないのかなあ。

菊五郎の芝居が私の感覚に合わなかったんで、
あまり快くなれなんだ。
コメント
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