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前原発言が民主党の中央値だろう

2007年08月05日 20時48分53秒 | 政治
前原がインタビューに答えている。

インタビュー:テロ特措法、単純な延長賛成できない=民主前原氏(ロイター) - goo ニュース

思想的には私は賛成できないが、
おそらく、左から右まで揃っている民主党の中では、
この前原の発言が中央に位置するのだろう。

テロ特措法は、その中では「踏み絵」になるものだと思う。
「今まで反対していた」経緯を措いて、
「どうするのか」と民主党内で聞いてみたら、
おそらく「継続しなければ、日米関係に支障が出る」という
意見が多数を占めそうな気がする。
そういう政党。

だが、この法律の成立経緯、
「自衛隊が活動する地域が非戦闘地域」といった小泉の発言などを思い起こすと、
自民党による暴走・議論なしの「数の力」による立法の象徴かも知れない。
ここでこの法律を延長せず、
もはや沈没する共和党ブッシュ政権に対して
「民主主義に則って進めた」と主張することが、
一つの転換点になるのではないか。

民主党に多くを期待してはいけない。
結局、消費税率アップや、自民党政治と同様の「切捨て」は遅かれ早かれ
出てくるだろう。
しょせんは、自民党の二軍であり、政権病の患者の集団なのだから。
ただ、今のところはまず、「議会の正常化」を図るべきであり、
その中では前原の言うとおり、テロ特措法の延長拒否を期待したい。
コメント
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