黄葉が進み始めた千葉市泉谷公園のメタセコイア
「メタセコイア」:中世代白亜紀以降北半球に分布していた
スギ科ヒノキ属の落葉高木で、樹高は35m、径3mに達する。
樹形は円錐形で高くそびえ美しい。
「生きている化石」とは、「地質時代」に全盛期で
現在はその末裔が細々と生き残っている動植物の総称。
「遺存種」 「レリック」 「レリクト」 とも呼ばれる。
魚類の「シーラカンス」、頭足類の「オウムガイ」
植物では「イチョウ(銀杏)」がその代表例。
「メタセコイア」の日本渡来は1948年(昭和23年)で
ハーバード大学の植物学者から送られた種子が
1949年に発芽したのが初めてであるといわれている。
現在では国内各地の公園や植物園などでよく見られる。
千葉市内では「千葉市都市緑化植物園」をはじめ
緑区「泉谷公園」などの散歩コースでも見られる。
正確に数えてはいないが緑区の泉谷公園内では
相当数のメタセコイアの大木が緑から黄色へと
色づき始めていた。
関東地方の「紅葉便り」では、南部以外は
もう見頃から見納めの時期になっている。
千葉県(房総)ではこれからが紅葉の季節になる。
公園内はまだ緑が多いが、池の中のススキと紅葉が
とてもきれいで、しばらく写真を撮り続けた。
( 11月12日 撮影 )