たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「生きている化石・メタセコイア」

2021年11月13日 | 散歩




黄葉が進み始めた千葉市泉谷公園のメタセコイア


「メタセコイア」:中世代白亜紀以降北半球に分布していた
  スギ科ヒノキ属の落葉高木で、樹高は35m、径3mに達する。
樹形は円錐形で高くそびえ美しい。

「生きている化石」とは、「地質時代」に全盛期で
  現在はその末裔が細々と生き残っている動植物の総称。
「遺存種」  「レリック」  「レリクト」  とも呼ばれる。

魚類の「シーラカンス」、頭足類の「オウムガイ」
植物では「イチョウ(銀杏)」がその代表例。

「メタセコイア」の日本渡来は1948年(昭和23年)で
ハーバード大学の植物学者から送られた種子が
 1949年に発芽したのが初めてであるといわれている。












 現在では国内各地の公園や植物園などでよく見られる。

千葉市内では「千葉市都市緑化植物園」をはじめ
 緑区「泉谷公園」などの散歩コースでも見られる。

正確に数えてはいないが緑区の泉谷公園内では
相当数のメタセコイアの大木が緑から黄色へと
色づき始めていた。







関東地方の「紅葉便り」では、南部以外は
もう見頃から見納めの時期になっている。

千葉県(房総)ではこれからが紅葉の季節になる。

公園内はまだ緑が多いが、池の中のススキと紅葉が
 とてもきれいで、しばらく写真を撮り続けた。

                                                        ( 11月12日 撮影 )