銀座のカメラ店からの帰りに汐留の浜離宮恩賜庭園の菜の花を見に立ち寄った。毎年この時期になると都心のビル群を背景に広々とした菜の花畑が黄色に染まる。ウェブサイトの情報ではすでに見頃を迎えているということで楽しみにしていた。よく晴れた一日でほぼ満開の菜の花の黄色がまぶしい。すぐ脇にやや遅咲き品種の菜の花もあってもうしばらくの間は楽しめそうだ。園内のあちこちに多く見られる白梅・紅梅はまだ3分咲きといったところだろうか。写真の前景に入れてみたがちょっと寂しい。この梅が満開になる頃には菜の花は盛りを過ぎてしまうような気がする。当分の間は休日ともなるとたくさんの人たちが訪れてにぎわうことだろう。
広々とした庭園の中ほどに花木園がある。3月中旬から下旬ごろになると色とりどりの春の花木が満開になり見事な眺めになる。ここでは今のところはこの3分咲きくらいの紅梅だけが都心の風景に彩りを添えている。
汐入りの池の北西の岸辺から池中央の「中島の御茶屋」へと新しく橋をかける工事が行われていた。工事現場の人にたずねると、この工事は3月いっぱいはかかるということだった。4月の桜の季節には手前から対岸へと通じる「お伝い橋」とともに、多くの人々がこの新しい橋を行き交いにぎわうことだろう。
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