海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1930 水耕栽培のバジル

2020-08-18 | 


水耕栽培のバジル

東側の窓辺で育てているバジルです。

種からずっと水耕栽培。

水耕栽培の実験は、いろいろやってみましたが、ゴーヤ、ヒョウタン、大葉、パセリ、等は、土の方が良いようで、あきらめました。

これらは、土に移植して育っています。

しかし、ミニトマトとバジルは水耕栽培で順調です。

既に何度も収穫しています。

この二つでもうまくいけば充分。

このバジルは、500㏄ペットボトルでハイポニカです。



No.1929 書 「炎天おもきものを…」

2020-08-14 | 山頭火


書 「炎天おもきものを…」

山頭火の句 「炎天おもきものを蟻がひきずる」

暑いです。

いかにも夏の句という感じです。

炎天は、この時期の俳句にはよく出てくる季語です。

山頭火の炎天の句もいっぱいあります。

その中で、今日はこの句がしっくりきました。

熱中症にならないように、注意していきましょう。

(半紙)


No.1927 書 「いちにち雨ふる…」

2020-08-11 | 山頭火


書 「いちにち雨…」

山頭火の句 「いちにち雨ふる土に種子を抱かせる」

朝から雨です。

庭への水やりをしなくてすみました。

7月は雨ばかり、8月に入ったら急に雨が降らなくて、植物は萎れぎみ。

久しぶりに庭は潤っています。

山頭火の句は、自然に関する語が中心ですから、当然「雨」という語もたくさん出てくる、と思って調べてみました。

「雪」「風」「木」「草」「虫」等は、すぐに見つかります。

でも、「雨」は思ったほど多くはありません。

そんな中で見つけた一句です。

雨が降るように書いてみました。

(半紙)





No.1925 書 「むしあつく…」

2020-08-08 | 山頭火


書 「むしあつく…」

山頭火の句「むしあつく生きものは生きものの中に」

むし、ときましたが、このむしは虫とは書いてありません。

漢字で書けば、蒸し暑さ、なのでしょうが、ひらがななので、やはり虫を連想してしまうのです。

だから、生きものは虫、そしてこの中にいるのは人間の自分、かな?

今朝も朝からクマゼミの大合唱。

暑くなりそうです。

書の方は、珍しく連綿を使っています。

(半紙)

No.1924 書 「蜘蛛は網張る…」

2020-08-08 | 山頭火


書 「蜘蛛は網張る…」

山頭火の句「蜘蛛は網張る私は私を肯定する」

山頭火の句には、虫がよく出てきます。

(蜘蛛は正確には昆虫ではないようですが、虫の仲間ですね。)

初期の「この旅、果もない旅のつくつくぼうし」

晩年の「まいにちはだかでてふちよやとんぼや」

絶筆の一つの「ぶすりと音たてて虫は焼け死んだ」

など、雑草や木の芽などと同様に、小さな生命に心を寄せています。

夏は、虫の世界です。

地球上で、きっと最も多い生き物は昆虫でしょう。

今、庭では小さいながら自然がいっぱいです。

いろんな生き物が生きています。

今朝も庭に出て、顔を蜘蛛の巣を突き破ってしまい、蜘蛛には失礼しましたが、一応ここは僕の生活圏なので…。

そんな感じで、この句を思い出したので、書いてみました。

(半紙)

No.1922 書「暑き日を…」

2020-08-06 | 


書「暑き日を海に入れたり最上川」

松尾芭蕉の句 「暑き日を海に入れたり最上川」

芭蕉の最上川の句といえば、「五月雨を集めて速し最上川」ですが、こっちも良い句です。

今日はこっちですね。

久しぶりに机の上を整理したので、一筆、という感じです。

とにかく、素直に!

(半紙)

No.1921 「ふるさとや茄子も胡瓜も…」

2020-08-05 | 山頭火


「ふるさとや茄子も胡瓜も…」

山頭火の句 「ふるさとや茄子も胡瓜も茗荷もトマトも」

こんな句もあります。

トマトだけがカタカナですね。

因みに、漢字で書くと、何種かありますが、「赤茄子」というのがいいかな。

(はがき大、墨、顔彩)

No.1920 「茄子胡瓜…」

2020-08-04 | 山頭火


「茄子胡瓜…」

山頭火の句 「茄子胡瓜胡瓜茄子ばかり食べる涼しさ」

やっと夏らしくなりました。

でも、急にとても暑くなったので、身体がついてきませんね。

暑中見舞いに代えて。

熱中症にご注意ください!

(はがき大、墨、顔彩)