一碗

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白茶を作る

2020-05-02 11:02:14 | 日記
白茶で有名なのは、福建省福鼎市、それから政和県。
大まかに言って、福鼎では日光萎凋、政和は室内萎凋・・・もちろんお天気などによってまちまち・・

まずは、室内で50時間萎凋させましたが、まだ不十分で、とりあえず取りやめ・・

で、お天気もいいので日光萎凋で・・
      
前日室内で20時間ほど萎凋させたものを8時30分に天日に・・・
写真は、二時間後のもの・・・赤黒く変色・・

さらに、二時間したら・・
      

そして、ほとんど変化しなくなったので、午後一時半に終了・・・5時間日光で乾かしたことになります。
      

かりかりです。できあがり。
飲んだら、やはり生っぽい・・・ひと夏置けば変わるかも・・・

それで、少し工夫することに・・
アレコレ手法を組み合わせて、こうすればどうなるだろう・・・などと考えながらやるとめっぽう面白い!
出来上がりがすごく楽しみ。

まず、生葉を日光萎凋・・もうだいぶん葉が大きく・・・
      

日差しが強いので、一時間すると少し葉が変色・・
      

そこで室内に取り込み、撹拌、静置を30分おきに・・
      
    1時間ほどでこのように・・

      
    さらに一時間たったら、全体が灰色がかってきました。

そこで、室温で2時間発酵・・・
      

どんなふうになってるか興味津々・・殺青・乾燥へ

      
こんな具合に・・寿眉風ですね・・

少し揉んで細かくすると、まさに寿眉(貢眉)・・
      

飲んでみたら結構いけます。ひと夏熟成させるともっとよくなりそう・・・

この手法をアレンジして、二番茶のウンカ芽で東方美人を作ってみよう・・・


とにかくお茶って面白い・・先入観なしでやるといいですね。結果オーライで・・


・・・

コメント
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