※ブログの内容の日本語は、動画の日本手話を意訳したものです
※ろう者=日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者
こんにちは、甲府市民レポーターの玉置です。
広報こうふ4月号【とびだせ!市民レポーター!】の担当をさせていただきました
テーマは【御岳そば〜金櫻神社とのつながり〜】です。
金櫻神社がある、甲府の北側、宮本地区周辺で食べられている「御岳そば」のはじまりやきっかけを取材した内容となっておりますので、まだの方はぜひご覧ください。
『広報こうふ』4月号
『広報こうふ』4月号 【とびだせ!市民レポーター!】の日本手話(動画)はコチラ
▲金櫻神社。4月になると御神木「鬱金の桜の木」に、淡い黄金味を帯びた花を咲かせるそう
ブログでは、御岳そばの特徴を紹介したいと思います
■御岳そばの特徴■
ひとつめは「太さ」。
通常のそばに比べ、御岳そばは少し太めで食べごたえがあるので、満腹感が得られます。
広報誌でも紹介したように、“はるばる遠くからお腹を空かせてやって来る参詣人へ、そばを提供したのが御岳そばのはじまり”と言われているように、当時から多くの方のお腹を満たしていたんだそうです。
ふたつめは、薬味の「ねずみ大根」。
御岳そばは、辛みが強いねずみ大根と一緒に食べます。
ねずみ大根は、金櫻神社周辺のように、山奥で荒地、寒地である地域で育てられる大根です。
形が細くて小さく、ねずみに似ていることから、この名前で呼ばれています。
※もともと生産者が少なく、収穫できる機会が限られていることから、現在は手元にある場合のみ提供しているそうです。
今回、御岳そばについて教えていただいた民芸茶屋「大黒屋」の店主、相原勝仁(あいはらかつひと)さんは、先祖代々、金櫻神社の近くで御岳そばを振る舞ってきた一族の40代当主です。
ちなみに、相原さんが営む「大黒屋」という名前は、
金櫻神社の近くにある「夫婦木神社」の前に、昔からあった「大黒屋」という旅館が閉館する際、その名前を残すために相原さんが譲ってもらったものだそうです。
(江戸時代、金櫻神社周辺には、神社の門前町として、大黒屋のほかにもいくつか旅館があったそう。夫婦木神社の前には、今も旅館「大黒屋」の風情ある木造の建物が残っています)
インタビューに応じてくれた相原さん、ありがとうございました
▲私(左)と相原さん(右)
それでは、またお会いしましょう
御岳そば https://www.city.kofu.yamanahashi.jp/welcome/brand/soba.html
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