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「青い目の人形」にこめられた思い

2021-07-13 15:14:00 | 紹介

甲府市立相川小学校 平和集会


こんにちは。市民レポーターの“クッツー”こと沓間 聖(くつま せい)です。

 

青い目をしたお人形は アメリカ生まれのセルロイド~(作詞 野口雨情)

 

この歌をご存じですか

この歌にある「青い目の人形」は、昭和2(1927)年、アメリカから友情人形として、11,975体が日本の子どもたちに送られました。しかし戦争が始まると、敵の国の人形ということで次々に処分されてしまいました。

 

現在、山梨県内に残っている青い目の人形は、わずか5体

その中の1体が、相川小学校にあります。

7月6日に行われた平和集会と合わせて取材しました

 

相川小にある青い目の人形

名前は“ジェネラちゃん”です

近くで見ると青い目をしていることがわかります。

寝かすと自然に目を閉じるそうです

玄関前に展示された青い目の人形を、登校してきた子どもたちが熱心に見ていました。いつもは校長室にあるそうです

なぜ、貴重な青い目の人形が、相川小学校にあるのでしょうか

校長先生が守り、その後も大切にされてきたことがわかりました

 

コロナ禍なので、平和集会は校内放送で行われました。

甲府空襲や青い目の人形のお話を聞きました

6年生にお話を聞きました。

 

「世界中の人たちとの友情を大切にしていきたい。その友情をもっと大きくしていきたい。戦争で亡くなった人たちの分もがんばりたい」

 

「青い目の人形を守ってくれた先生の思いを伝えていきたい。青い目の人形を大切に守っていきたい」

 

校内放送を聞く子どもたちの態度がとても落ち着いていて感心しました

校内放送をなさった先生や、青い目の人形について説明してくださった教頭先生の“心で聞きましょう”という言葉が印象に残りました。心で聞くと、青い目の人形からのメッセージが聞こえてくるように感じました

 

 

<おまけ>

相川小学校の近くには、武田神社や信玄ミュージアムをはじめ、見学や散策におすすめの場所がたくさんあります

 

 

 


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