◆新米ママたちに捧げるエッセイ◆
市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
…の前に、こうふでうふふ。
“ひ”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。
~まだだよ…まだだよ…まだだよ…~
始まるよ。
新しい一年が。
もうすぐ。
もうすぐそこ。
だから、ちょっとだけ。
目を閉じたまま、思い出してごらん。
ふゆ…はる…なつ…あき…そんでまた、ふゆ。
どんなことがあったっけ。
うん、そうそう。
ああ、そう言えば
泣いたよね。
悔しかったよね。
震えたよね。
でも、いつだって、君たちがそばにいてくれた。
みんなで乗り越えた。
みんなとだから乗り越えられたんだ。
悲しかったからって、嫌な思い出とは限らない。
そんな単純なことに、いまさら気付いた。
それでも、いいことも、いっぱいあった。
いいことはすぐに笑顔になれるお砂糖。
辛いことはずっとあとに笑顔をくれるしぶ~いお薬。
どっちか片方ばっかりなんてこと、ないんだよね。
世の中ってそういうことになってるみたいなんだ。
だから、笑顔の時間をずっと離したくない。
ずっと、しまっておきたい。
飲まなきゃならないお薬をつつんでくれる、砂糖菓子になってくれるように。
…ほら来た
新しい朝だよ
みんなの顔がパッと明るくなった。
~みーんな、あたらしい自分に着替えて輝くんだ!~
ぼくら、ナンテン。南天の実。
テスト、ナンテンだった?何点?
「ナンテンでしょうね」えっ?もう一度ちゃん言って。「何て言うんでしょうね」
これが唯一のナンテンなんだ。って、どんな難点?
でも、やっぱり、お気に入りは、
難を転ずる、で、ナンテンこれにしましょ難転
だから、今回のうふふな“ひ”の付くもの、それは…
『ひとみをパッと開けたなら、それがいいこと始まる合図だよ』
なのでした。うふふのふ。
ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“ひ”の巻、行くわよ
ママはありのままに、レリゴ~♪
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“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~
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◆ひやしたらしゃっくりがでるのよ=冷やしたらしゃっくりが出るのよ。
ちょいと肌寒い日に、まだまだどうにもぐにゃぐにゃしている赤ん坊と散歩に行く。
「まだ靴は履かないから…」と、赤ん坊本人の寸法よりも1~2サイズぐらい上のサイズのふわふわ、もこもこの服を着せ、
「これなら爪先までホカホカにかくれるからオッケ~」と、ベビーカーに乗せて出かける。
惜しみなく降りそそぐ陽光の中を笑顔で歩いて公園に着く。
ベビーカーから赤ん坊を抱き上げ、園内の散策を始めると、向こうから近所のおばちゃんがてくてくこちらへ来るではないか。
と、構える間もなく目前におばちゃん登場。
「あれまぁ。大きくなったねぇ」というおばちゃんの社交辞令を皮切りに、母親業に対するおばちゃんのポリシー談義が炸裂する。
日なたであっても寒いし、軽いはずの赤ん坊もしばらく縦に抱いてりゃ結構重くはなるしで、
そろそろこの場を去りたいと願うママは、会話の流れを断ち切るべく、重みで当初の位置よりも下がり気味の赤ん坊をひょいっと抱き上げるアクションを起こす。
しかし、非力なママの腕は限界に近づいていたため、大き目の衣類だけが上にたくし上げられる形になり、肝心の赤ん坊は下にずれたまま。
すなわち、赤ん坊の素足だけがニョキっと寒風にさらされる始末。
おばちゃんは眼光鋭くそこに着目。「あれあれ素足はだめだよ靴下を履かせなきゃ冷やしたらしゃっくりが出るんだよぉ」と想定外のアドヴァイス。
あまりに唐突な内容にママは「んなわけないじゃん」と反論したいところをこらえ、「そうなんですね」と笑顔を返す。
そして何事もなかったかのように帰宅する。
新米ママには、まま起こり得るこの状況。
助言の有難さよりも、近所のおばちゃんから面倒くさいこと言われたという事実だけが記憶に残ることが多い。
しかしながら、こういった昔からの言い伝えは的外れに見せながらも核心をついているのである。
この場合も、赤ん坊は冷えると横隔膜のけいれんを起こしやすい、とも言われるので、
しゃっくりと靴下との関係は想像以上に密なのではないかと疑ってみると同時に、安易におばちゃんを疑ってはいけない、という思考をおすすめしたい。
母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。
(つづく)
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