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Windows7のアップグレード(2)デュアルブート環境の構築

2010-04-19 | 書斎
さて、今回のインストールで遊んだこと、というのはデュアルブート環境にしてみた、ということです。

いきなり64bitだけの環境というのにも少々不安があったので、64bitと32bitを起動時に選べるようにした、というわけです。

Windows7のパッケージには、64bit版ソフトウェアと32bit版ソフトウェアの2枚のインストールディスクが同梱されています。


これを使ってインストールを行えば、デュアルブート環境が作れるのです。
もっともそのためには、ハードディスクを区画分けし、64bit版のインストールエリアと32bit版のインストールエリアを分けてやる必要があります。
ハードディスクの区画分けは、インストールの途中でできます。

初めに64bit版のインストールを行う途中で、40GB(1)+40GB(2)+220GB(3)に分け、(1)の40GBの区画に64bit版をインストールしました。
インストールが終わったところで、メーカーサイト(lenovo)のドライバソフト更新プログラム(System Update)を実行し、必要なドライバやユーティリティソフトを導入します。
最後に、Windows UpdateでWindowsを最新版にして終わり。
ここまで非常に順調でした。

64bit版を起動し、コントロールパネルからハードディスクのドライブを設定します。
WindowsをインストールしたドライブはCドライブですが、その他のドライブについては、上の(2)の区画をGドライブ、(3)の区画をDドライブとして割り当てました。

続いて32bit版を(2)の区画にインストールすれば良いのですが、
「ちょっと待った!」と心の声が。

不安になったのはWindows7の使用ライセンスの問題です。
ネットで調べてみると、1台のマシンに32bitと64bitを同時に(同じプロダクトキーで)インストールするとライセンス違反になるらしい。
幸い32bit版については、以前のHome Premium版のディスク&プロダクトキーがあるので、ライセンス問題はクリアできます。

32bit版のインストールも順調そのものでした。
インストール時に上の(2)の区画を選択するだけです。
あとは、64bit版の時と同様に、Windowsのインストール後、lenovoの「System Update」を起動し、Windows Updateを行いました。

そして、これまたコントロールパネルからハードディスクのドライブ設定を行いました。
起動ドライブはCドライブで、(1)の区画(64bit版Windowsがインストールされている)をGドライブ、(3)の区画をDドライブとします。
つまり、64bit動作時と32bit動作時とで、一見、同じドライブ割り当てになるわけです。
Cドライブはシステム、Dドライブはどちらで起動してもDドライブになります。Dドライブはデータファイルの保存用です。

さて、マシンの電源を入れると、起動OSの選択画面になります。


デフォルトでは、64bit版で起動するようにしています。

さて、Windowsのライセンス問題と同様にアプリケーションのライセンス問題もあります。
とりあえず、現状、ライセンス問題に引っかからないよう、32bit版の方にOffice2003を、64bit版の方にOffice2010β版をインストールしました。
今後、その他のアプリに関して、問題の無いようにアプリをインストールしていく予定です。

64bit版の使用を始めて1~2日しか経過していませんが、まったく問題はありません。
32bit版はこのまま、office2003の使用時以外は使わなくなってしまいそうです。